2012年11月28日水曜日
存在が赤字
*の続き
∧∧
( ‥)仕事もお金もなくても、
時間があれば絵は描けるし
文章も書けるし、図書館で
本を読むこともできる。
(‥ )問題があるとしたら、
仕事もお金もない人間は
消耗したくないので
歩きたくない=探索できない
労力をかけたくない
=描かない、読まない
∧∧
( ‥)つまり、なんら新しい
発見や選択肢、思いつきを
することもないし、
知識や技術を蓄積することも
できないのだと。
( ‥)職がない、内定が出ない
仕事の依頼がない
客がやってこない
なんでもいいけど
それは歩き回っても
獲物もイモも見つからない
そんな状況だからな。
心が折れるのは必然。
人間の肉体が歩き回って食料を探すことに適合しているのなら、職も仕事も見つからない、この状況は絶望に他ならない。
∧∧
( ‥)節約する、探索範囲を削る
見つからない、節約する
範囲をさらに削る。
悪循環ですしね
(‥ )こんな状況に耐えられる
生物はそうはいないよ
というか、耐えられる生物も
結局は代謝を落とすか
代謝が落ちた状態の個体を
作って本体は死滅するか
だからな。
*収入が下落して支出が上回った赤字の状態が続くと、死ぬか、あるいは支出である代謝を極限まで落とすしかない。そのモードがクマムシの休眠だったり、植物の種子であったり、あるいはリスの冬眠だったりする。言い換えると、人間にそんなことはできない。
∧∧
( ‥)ましてや哺乳類ではね
( ‥)哺乳類は燃費が悪いからな
–□
∧∧
( ‥)赤字状態で生きねばならない
それを考えると、図書館に
いかなかったのは
当然ですよね
(‥ )人間の脳は膨大なカロリーを
消費してしまう。燃費の悪さ
がさらに輪をかけるわけだ
仕事がないから図書館へ、
という発想は、
肉体が回避するよね。
∧∧
( ‥)八方ふさがりですね
(‥ )この状況から抜け出すのは
容易なことではなくてなあ
投資が必要なんだが、
投資である絵を描く、
図書館へいく、
歩き回って何かを探す
それ自体に回す余力がないと
きてるわけだ。
∧∧
( ‥)存在が赤字では出来ることが
限られていますから
選択肢があっても無いのと
同じですし。
(‥ )四方が完全に閉鎖されて
いなくても、抜けのある
箇所を探索する余力が
ない状態ではね、それは
完全封鎖と同じだからな
∧∧
(‥ )もう、無茶を承知でわずかでも
\– いいから、描き、探し、歩き
読むしかないでしょう
(‥ )探索しないから完全封鎖と
同じに見える、というの
であれば、それを打破する
には探索するしかない
無茶ぶりだが他に手は
ないよね。