月面を望遠鏡で覗く。昼と夜の境界線。つまり月面上では明け方、夕方になっている場所は影が落ちるので凹凸や高低差が分かりやすい。
( ‥)それを連ねて描けば
–□ 1枚の月面図になるかと
思いきや。
∧∧
( ‥)描き足していくと、
ずれていきますね、
月は秤動して
いますから。
*秤動:ひょうどうと読む。月の自転と地球を巡る公転は一致している。そのため地上の我々には絶えずまったく同じ面が見えるはず、なのだが、正確にはそうならない。月の自転軸、公転軸は完全には一致しておらず角度にずれがあること、観測者である我々自身は地球の表面にいるから月を見る角度が時間によって変わること、以上その他もろもろの理由から、こちらから見える月の面は少し(揺れるように、あるいはぐりぐりと)動いて見える。参考:「新天文学講座4 地球と月」恒星社
つまり言い換えれば、時間が経つにつれて月を見るアングルが少しずつ変わってしまう、ということ。
( ‥)秤動は知っていたけども
–□ 地図を作ろうとすると
この少しの差とやらで
派手にずれるもんだな
見える範囲も方角も
ずれてる。すごいね
スケッチはもう1回
最初からやり直しだ
∧∧
( ‥)残念?
(‥ )残念ではあるけども
状況は把握した。
対応すればより具体的な把握が出来るだろう。