2012年8月7日火曜日
この早朝の空は、その頃には夜の帳の後
*の前半の続き。また散歩へいく
∧∧ もう夜が明けかかってますね
( ‥)
–( ‥)ちょっと遅すぎたかな
東の白む地平線を見てみると、オリオン座と、そして双子座のカストルとポルックスが見えていた
∧∧
(‥ )登ってきましたねえ
(‥ )去年の28日=>に*
双子座を見ているが、
そうか双子座自体は
もう見える頃合いか
ただ、シリウスとプロキオンは見えていないから、冬の大三角形にはまだ厳しい。
∧∧
( ‥)星は1年、つまり12ヶ月を
かけて天球をめぐり
同時に1日24時間で
めぐっています
(‥ )ようするに1時間は
ほぼ無視できる誤差で
半月分に相当するのよな
*星が天球をめぐる、という表現は奇妙かもしれないけれども、まあ無視する
*12ヶ月で1回転、24時間で1回転、つまり1ヶ月の星の動きは2時間に相当、半月の星のめぐりは1時間の移動に相当する
∧∧
( ‥)1ヶ月が120分。
今月28日は21日後、
つまり3分の2ヶ月だから
このオリオン座と双子座を
1時間と20分早く見れる
計算ですね
(‥ )さらに太陽の登りも
遅くなるからなあ
白む東の空にプロキオンと
シリウスを見れるわけだ
帰り際、まだ影で暗い森の道で、キイキイキシキシキシイイイと声がする
携帯の照明で照らすと
∧∧
(‥ )カミキリムシがクモの巣に
ひっかかって糸をかけられ
あばれてますね
(‥ )ああ、人間が捕まえても
首を動かしてキイキイ
やるけど、クモに捕まっても
やるんだ。
西空を見ると沈みかかった白鳥座がほぼ直立状態になっていた。
∧∧
(‥ )今から半年経つと、これを12時間
早く見れるわけですね
(‥ )半年後、つまり来年の2月頭、
12時間早く、ようするに
夕方の4時よな
∧∧
( ‥)これを夕方の8時に見れる状態
で考えると
(‥ )8時間早く見れる状態
2時間が1ヶ月に相当する
から換算して4ヶ月後だね
つまり12月。夕暮れが終わって夜が始まる時、この風景がやってくる
∧∧
(‥ )ヨーロッパではクリスマスの頃
白鳥座は西空に十字架となって
かかるから人気があったとか
(‥ )この早朝の空は、その頃には
夜の帳が降りた後の風景だ