2012年6月22日金曜日
定義、定義と無邪気な世界
*の続き
∧∧
( ‥)でっ?
( ‥)別にSFに限ったことでは
ないけども、この
カテゴリーはこれこれで
あって、以下の何々は
このカテゴリーにあらず
という議論は致命的でね
ここには、カテゴリーを定義できる、という楽観論がある
∧∧
( ‥)定義は出来るのですけどね
(‥ )その定義は現実の何を
反映しているか?
それが問題になるのだ
あるいはこう言えばいい? その定義をしても良いけど、その定義が現実把握においてどんな役に立つわけ?
∧∧
( ‥)SFに限ったことではないけども
これこれがSFであり、そうでない
何々はSFにあらず、と言うのは
(‥ )言うは良いけど、お前のその
定義でどんな良いことがあるの?
そういうことよな
どうも端から見ていると、SFとはかくあるべし、でもジャンルがどんどん衰亡してるじゃないのよ?? お前らのせいだぞ!! でもこんなのSFじゃないよ、という状況であるらしく、これは主語を別に入れ替えてもいろいろなところで成り立つ
∧∧
( ‥)まあ、ジャンルと定義と
盛衰がどうなろうが
いずれも科学じゃない
ですけどね
( ‥)そうねえ、興味深かった
のがね、SFとはかくあるべし
SFは定義できる、SFと科学は
論理だ、と言っていた奴が
ダーウィンの進化論を
全然理解できなかった
ことでね
∧∧
(‥ )ダーウィンさんは種の定義を
\– 放棄、破壊することで、
進化理論を導いたのですよね
(‥ )定義と論理にこだわり
経験と観察を軽視する彼が
進化理論を理解できないって
実は当たり前なんだよね
ついでにいうと、先日、彼が関わっているであろう進化論の記事を見て、ある研究者が、トンデモ進化論に好意的すぎる、と言っていたけども、それはこういうことが理由だと思う。というか彼はトンデモ進化論に好意的なのではない。彼の心理と、定義と論理で成り立つ世界観においては、トンデモ進化論が正しいように見えるのだ。
∧∧
( ‥)というか、論理と定義と
言われるとあなたが
いやーな顔するのって
(‥ )まーその、彼が原因でね