2012年5月12日土曜日
科学 vs 科学的
*の続き
∧∧
(‥ )でもさ、学生運動やマルクス主義
\– に失望した人々に「科学のお時間
です」といったら怒ったり、
不愉快になる人もいるでしょうね
(‥ )だろうね
学生運動とかマルクス主義者たちは自分たちこそ科学だと言って、成果を上げた科学者たちを罵倒したり、貶めたり、粛正したり、科学者になろうとした人を追いやった、そういう過去がある。あれを科学だと思ったから、科学に悪いイメージを持つ人もいる。
忘れたとは言わせん。
∧∧
( ‥)科学的を声高に叫んだ人々は
実際には科学ではなかったのだと
( ‥)科学ってのは科学的なものでは
ないってことさ。
あるいはこう言えばいい?
世間やお利口さんが考える科学的は現実の科学からまるでかけ離れている。
∧∧
( ‥)ああいう人たちの言う科学って
(‥ )理路整然とした
無矛盾の体系。
むしろ神学なのよな。
現実について語っている
わけじゃない。脳内のお話だ
世界中の天使や悪魔や架空のキャラを体系化しようとする人は古今東西、昔からいたけども、世間の言う”いわゆる科学的”はこういった”知識の体系化”にかなり近く、実際の科学とはまるで違う
∧∧
( ‥)現実の科学は
(‥ )もっと得体が知れない
科学的が”オタクのまとめた天使図鑑”なら、科学はむしろ天使の降臨に近い、という感じ?
∧∧
( ‥)知った気になって
”理解して”いるか
(‥ )未知の面前で
訳分からんがうまくいく
ブレークスルーを引き起こすか
未知を既知でない方法論で突破する。それは実行あるのみ、やってみれば分かるという地道なものだけども、理屈でどうこうなるものではなく、発想や着想がいかれていて、神がかっており、科学的などというお上品なイメージからはほど遠い。