2012年5月8日火曜日
賛成する自由しか認めない
∧∧
( ‥)つまり?
( ‥)彼らの言う言論の自由って
他人が自分たちに賛同する
自由なのだよね
彼らはかつて言った。多数決が必ずしも正しいわけではない。自分たちは少数派ではあるが、正しい歴史の進行を知っているからこそ、我々の意見が優先されるべきで、その流れを押し阻むような多数決には必ずしも従う必要はないのだと(*要するに、資本家に騙されるような馬鹿な愚民は黙ってオレたちの言う通りにすれば愚民は幸せになるのだから黙れ、ということ)。
∧∧
( ‥)賛成する自由はあるけども
反対する自由はないと?
(‥ )”反対する自由”そういう
概念は彼らにないと思うがね
反対するものは歴史的必然と自然法則に逆らう反動勢力と見なした彼らだ。そうである以上、反対する自由などという概念があるとは思えない。彼らにあるのは”自分たちに賛成する自由”だけで、後はすべて反動だ。
∧∧
( ‥)だから、自分たちは好き勝手
書くけども、ネットの意見は
覆面の暴力だと言うと?
( ‥)昨今の若者の眼を覆わん
–□ ばかりの右傾化という
言葉もそういう発想の
延長で出てきたのだろうな
∧∧
(‥ )確固たる信念が、それを守る
\– 彼ら自身をトンデモにしたと
(‥ )理論それ自体は自身の正当性を
保証してくれない。それなのに
無理して理論を守ると破滅だよ
理論が破綻するとは理論に都合の悪い事実が次々に出現することを示す
破綻した理論を守るとは、都合の悪い現実をもみ消すことに他ならない
そのいきつく先はトンデモで、悲しいかな、自分の道徳と行動と人生の規範のすべてをその理論にゆだねた以上、否定するわけにはいかない。そして道徳も行動も規範もうさんくさい詭弁の山に成り果てた。
∧∧
( ‥)良くも悪くも真面目なんでしょうね
( ‥)固執と真面目は表裏一体かもね
そういう奴が一見すると
賢く見えるが、無駄に理論を
信奉するというのが興味深い
革命家は遺伝と心理学から検討されるべき課題かもしれぬ。