2012年4月23日月曜日
ハーレムに敬意を
∧∧
( ‥)ハーレムもの?
( ‥)何の変哲も無い男子高校生
-□ (消費者の投影)がある日
突然、様々な女性から言いよられ
もてもてになるという創作のこと
∧∧
( ‥)そりゃ分かりますけど
(‥ )男性は単純に子孫を残すという
点で考えた場合、不特定多数の
女性とまぐわった方が良い
そういう性的な戦略が有利、
あるいは有利でありうるという
状況で進化したので、人間の
男性もたくさんのパートナーと
関係を持ちたいという願望がある。
そういった需要をついたジャンル
∧∧
( ‥)それは分かりますけど、それで?
(‥ )よく馬鹿みたいと揶揄される
ジャンルだが、しかし、これを
創作しろと言われたらどうする?
∧∧
( ‥)あなたならどうします?
( ‥)そうねえ・・・
-□
ウル都市連合国のルガルザゲシ大王は賢臣アリストテレスに問うた。
「ハーレムに子供の頃から幽閉された男は駄目人間になるっていうけど、それ本当なん?」
「やってみればいいんじゃないすか?」
かくて訳わからん魔術みたいな何かで召還された平凡な男子高校生山田太郎は実験材料としてハーレムに幽閉された。臨場感をもたせるために某領地の後継者にまで正式に指名され、約束の粘土板と共に着の身着のまま逃げ回る太郎。あらゆる打算で群がり暗躍する女やら大臣やら貴族たち。誰かに手を出せば他の誰かはどうする、どうなる? 出口の見えない状況に太郎の運命やいかに?
∧∧
( ‥)...それで? どう展開するのよ?
( ‥)いや、わからん
-□
∧∧
( ‥)才能ないっすね
(‥ )まあ、だからだな
クリエーターには敬意を
取りあえず払えと。