2012年4月28日土曜日
伝説の勇者は常日頃、何をしていたの?
新興勢力が現れて、既得権益を奪われる。
∧∧
( ‥)新興勢力の商品が何らかの点で
有利なのですよ
( ‥)有利な分、奪われるのだ
そこまできれいな足し算、引き算になっているのかはともかくとして、奪われた側は自分の商品が良いと思っている、いや、自分の人生を費やしたものだから良いに違いないと信じているというべきなのか。それゆえに、
∧∧
( ‥)新興勢力の商品はくだらない、
そう言い出すわけですか
(‥ )だがここで矛盾が生じる
くだらない商品になぜ
我々が負ける?
まあ、種を明かせばなんてことはない。実際のところ質は同程度なのだ。あるいは質は悪いが、値が安い、ということもあるけども、”とんでもなく粗悪で、でも安い”からといって物が売れるわけでもないので
∧∧
( ‥)くだらないものに負けるのは
自分たちのものもくだらない
からでしょう
( ‥)しかし自分を否定するのは
今さらながら無理よね
∧∧
( ‥)”くだらない”ものが売れて
なおかつ自分を責められない
なら、もう、ひとつしか手が
ありません
(‥ )消費者が知的に劣化した
そう言うしかない。
*例:最近の若者が示す活字離れ
実際の話、消費者が急激に劣化するなんてことはない。集団が急激に劣化って、なんだよその大事件は? 簡単にいってくれるぜ。そもそも消費者というのはアホで馬鹿。これが鉄板。
∧∧
( ‥)というか
( ‥)自分を見れば分かるさ、
-□ 人間はアホで馬鹿なのだ
くだらないものが売れるのであって、急にくだらないものが売り上げを伸ばすわけではないだろう。一見、そう見えても、何か似たものが前にすでにあるもんだ。
∧∧
(‥ )そういえばまじめな本を
\– 作っている人が、暇な時は
漫画とかぽーっと読んでいる
と言っていましたね
(‥ )そりゃさ、真面目な仕事を
したその後でだよ、
リラックスタイムにさらに
真面目な本を読んでいたら
そのうち死ぬぞ。まじで
そして思うのだが、かつて存在したとかたり伝えられる”知的で活字を読む消費者”って、常日頃は何をしていたわけ?