2019年9月9日月曜日
答えられない質問とは大体質問が間違っている
∧∧
(‥ )水木しげるさんの漫画で
\‐ こんな場面があるよね
猫に主人公が問われる
働いてどうするの?
死後の名声にも意味はないよ?
この問いに主人公はうまく
答えることができない
(‥ )実物を見たことないから
真偽は知らないが
その漫画の場面は
ネットでよく見るな
みんな本当は
働きたくないし
それなのに働く理由を
うまく説明できない
その戸惑いがその漫画の
価値を生み出している
なぜ働くの? それは生きるためである。この答えでは皆が満足できない。そもそも生きるため以上に人は働く。このことを誰もが知っている。だから人は、なぜ働くの? という問いにうまく答えられない。生きるために働くでは説明できない。それをみんな知っているからだ。
∧∧
( ‥)こういう時に
どう答えるのが正解かというと
(‥ )意味がないから
働くのであって
そうである以上
なぜ働くのか? という
あなたの問いかけは
質問として間違ってます
間違った質問に
答えることは無理です
こう答えるのが正しい
だいたいにおいてうまく答えられない問いかけ、というのは、そもそも、質問自体が間違っていることから生じるものだ。
∧∧
(‥ )人間が働くことに
\‐ 理由はないし
考えることにも
理由はない
そもそも理由がないから
意味があるのだからな
孔雀の尾羽と同じで
無意味だから価値があり
有意義だったら価値がない
(‥ )そういえば孔雀の尾羽は
本当に無意味なものに
なっているというよね
もともと孔雀の尾羽には、無意味だから価値があるという価値があったのだが、今ではその”無意味だから価値がある”という価値すらなくなっているそうだ。