2019年5月31日金曜日
なぜ大学の人間は勤務時間短縮と給料値上げを言わないか?
出先で聞いたラジオ。どこかの大学教官が曰く、今の企業は社員の健康を気遣って色々なことをしている。私の専門分野はそれであり、それに詳しいと。
∧∧
(‥ )お金と労働時間の話が
\‐ ちっとも出てこない
健康管理の話だけだ...
(‥ )大学の教官だろ?
労働者の健康なんて
本音はどうでも
いいのさ
大学教官のような立場の人間は、労働者ではない。そして株で儲ける人間でもない。この手の人間にとって自分の資産価値を上げる方法はただひとつ。
デフレであり、国家と経済と社会を破壊することだ。
破壊すれば賃下げと値下げと安売りが起こり、資産価値が相対的に上がる。
∧∧
( ‥)大学の人間にとって
労働者の賃下げこそが
利益であり
そうである以上
建前がなんであれ
絶対的に労働者の苦しみを
食べる生物になるのである
( ‥)だからほら
‐/ 労働時間と給料の話を
絶対にしないだろ?
労働者の勤務時間を短くして、給料を上げれば良い、そうすれば誰でも健康になれる。そういう簡単なことを大学の人間が絶対に言わないのはなぜだと思う?
なぜ経済学者はこういう簡単なことを言わなかったと思う? なぜ実行しないのだと思う?
それはね、彼ら大学の人間が、あなた方、働く皆さんの苦しみを食べる動物だからだ。
ゆえにこうである。
すべての哲学者を滅ぼせ。彼らを打倒せぬ限り、我ら人類に未来はない。
∧∧
(‥ )まあ実際にはそこまで
\‐ 攻撃的になる必要は
ないんだよね
彼らの給料を
経済や賃金の指標と
連動させてしまえばいい
(‥ )それだけで彼ら哲学者は
裏切り者でなくなる
からな
哲学者は金と権力を求める自動機械にすぎないのである。労働者の賃金と自分の給料が関連する。たったこれだけで、利益を上げるために経済を良くしようと思考するようになる。
端的に言えば、哲学者に自由意志など存在しないということだ。