2019年3月18日月曜日
金もダメらしいベネズエラ
twitterのつぶやきによると、ベネズエラの首都カラカスでは停電中でも高級レストランは自家発電で営業中で、訪れた金持ちの高級車で満員だそうだ。
∧∧
(‥ )一方、バイクに乗った
\‐ 民兵が一般人を銃撃し
統制を図っている
その様子も投稿されてる
(‥ )停電もまた武器になる
そうだな
例えばこんなつぶやき。キューバがそうだったが停電が起こると電気が欲しくてたまらない。そこへ電気がくるとそれだけでありがたいと思ってしまう。
∧∧
( ‥)そうやって国民を支配する
ベネズエラもそうなって
いくだろう
( ‥)だからマドゥーロの
‐/ おっさんからすれば
停電なんてどうでも
いいんだよな
インフラ整備を怠った停電でもなんでも、支配するにはむしろ好都合だ。
だからこれだけではマドゥーロ政権は倒れない。
問題は停電で外貨獲得の手段である石油の輸出ができないこと。
仮に電気を復旧してもアメリカが軽油の輸出を止めていること。
ベネズエラの自称石油は固すぎて軽油とまぜまぜしないと動かせない。馬鹿の極みであるが、ベネズエラは反米産油国を自称していながらアメリカから軽油を輸入しないと石油を輸出できないのだ。
要するに、石油を輸出するために必要な石油を買うためのお金をアメリカに石油を売ることで手に入れて、そのお金でアメリカに石油を輸出するための石油をアメリカから買うのである。
∧∧
(‥ )聞いててめまいがするような
\‐ とんでも馬鹿状態でね
これを馬鹿と言わずして
なんというのか
(‥ )そしてとどめは
電気が復旧して
アメリカが制裁をやめて
軽油を売ってあげても
どっちにしろ
ベネズエラの産油は
もうダメですという
ことであってだな
つまりすでに詰んだ。
なんちゃってバスの運転手でイエスマンだったマドゥーロのおっさんは気づいていないだろうが、すでにこれは詰み手だ。
でも確か、ベネズエラには金もあったよな? 原油の外貨獲得はあきらめて、金に頼るというのはどうだ? 最低でも民兵のバイクと政庁や金持ち、特権階級の自家発電と維持は可能では?
どうであろう? 内燃機関が民兵のバイクと金持ちの自家発電しかなく、国民は中世期の農村生活を送り人力、畜力に頼り、国庫は金の輸出だけに頼っているトンデモ原始共産制社会というのは? これなら世界中のリベラルが大喜びで、感涙にむせながら讃えるに違いない。
ちょっと調べてみた。
∧∧
(‥ )...JOGMECのpdfを読んだら
\‐ ベネズエラは金鉱山も
ダメになってるらしいぞ
金の生産量は最盛期の1割以下
施設の老朽化
資本や重機の再調達が不可能
ベネズエラ鉱業は
国内需要さえ自国の資源で
まかなうことができず輸入頼み
(- - )おわた!
ベネズエラ本当におわた!
注:JOGMEC:石油天然ガス・金属資源機構