2018年8月12日日曜日
観客席はいいぞー 首を! と叫べば良いからな
∧∧
(‥ )太田光さんというと
\‐ ひねくれた見方や解釈や
質問をすることで
仕事をもらってる人
ですよね
この人が色々な現場や
学校や専門家を訪れる
番組もある
(‥ )ああだからこいつは
バカだ! と怒ってた
研究者がいたな
とはいえ、普通の見方や解釈や質問では目立たない。
そこで、あえてひねくれた質問、解釈、曲解をする。
それもしてはいけない場面で、してはいけない相手にそれをする。
∧∧
( ‥)これが芸であり売りなのである
( ‥)でもよ
‐/ なんでもそうだけどよ
1回始めると
止められないんだよな
一回それを始めると、それを続けなければいけなくなる。それを観客から求められているからである。
さらにいうと、言ってはいけないことを言ってはいけない場でする、という売りは、やがて、政治に物申すこと、これを売りにするようになる。
だってそれが一番楽だし、わかりやすい。
何事も低きに流れるものである。
だがこれをしたが最後。権威を根拠なく罵倒するだけの能無しに成り果てるのは必然。
∧∧
(‥ )権威をおちょくるってのは
\‐ 実はネタが続かないんですよね
本来は一発芸に近い
(‥ )一発芸で終わるべきことを
延々と続ける必要がある
すると
必然的にネタ切れとなる
ネタが切れれば
週刊誌の嘘や
言いがかりまで
動員しなければならん
要するによ
人として終わるんだ
芸人としても
半分終わっているけどな
もちろん、週刊誌の嘘や忖度だの、さらには、やっていないことを証明してみせろ! だの、こんなものはゴミカス芸。
だがしかし、芸であるからには芸事なり。
そして、芸事であれば、芸であることに縛られる。
芸事は、それが芸事であるがゆえに芸事なのである。
∧∧
( ‥)悪役プロレスラーとして
一度でも凶器を使ったなれば
凶器を使い続けないと
いけなくなる
(‥ )そして
凶器を使うキャラで
一度でも
身を立てたからには
凶器攻撃を受ける覚悟も
なければならん
なんでかというに、凶器使いが凶器を受けた時に慌てふためいたらキャラが崩壊してしまうからだ。
例えば、凶器攻撃を売りにしていた男が、同じ凶器で攻撃された時、告訴だ! と叫んだらどうなるか?
∧∧
(‥ )観客からブーイングだな
\‐ そんな対応は芸人として
求められていない
(‥ )芸事ってのは
そういうものなのさ
皆から望まれるがままに
生きて死ぬべし
それが芸人よ
一度でも芸で身を立てたら、自分の芸の美学に殉教しなければならん。できなかったとあれば、それは芸人ではない。
∧∧
( ‥)殉教するか
余計なことを言わないか
そのどちらかであれ
ということか
(‥ )その点、観客はいいぞー
くだらん芸人がいたら
そいつを殺せ! 殺せ!
と観客席から無責任に
叫べばいいだけだからな
それにだ
なんといっても
これこそが
エンターテイメントよ
事実、芸人が生きたまま焼かれるのを見るのは楽しい。皆、それを見たいであろう?
なんと残忍。
だが、だからこその芸事だ。古来より観客はそれを望んできたのである。
そうではなかったか?
反対に舞台に立った以上は覚悟が必要で、覚悟を見せなかった時、それは芸人として終わりなのである。
覚悟がなかった芸人は、焼く価値も無くなるということだが、さてどうなる?