2017年10月27日金曜日
ディストピアとはリベラルが支配する社会のことである
ディストピアとはリベラルが支配する社会
∧∧
(‥ )...そう定義しますか
\‐
(‥ )定義ではない
なんとなく
そういうものだ
と思えばいいんじゃね
ディストピア小説の金字塔とされる「1984年」は社会主義政党に支配されている。指導者のモデルはスターリンであり、特権階級である党員の制服は本来は労働者の服装なのであるが、党員は労働者をプローレと呼んで家畜同然、知性の無い動物と見なしている。
労働者の味方をうたいながら、実際には労働者を蔑み侮蔑する人々がスターリンを崇拝する理想郷。
∧∧
(‥ )...まあリベラルな人の
\‐ 特徴ですかねえ
(‥ )今だって
我こそ弱者の味方と
言いながら
リベラルは相手を
無学で貧乏なネトウヨww
とあざけり笑うからな
賢い人間のそういう
二律背反というか
矛盾した行動は
昔からのものなのだ
1984年の作者ジョージ・オーウェル自身がどうにならなかった。彼は大英帝国の支配下にあるインドで植民地統治の手先になった人物であり、労働者の味方になろうと貧民街に入り込むが、英国労働者と上流階級の間にある発音の違いを克服することがどうしてもできず、そうかと思えばスペインのファシスト政権への抵抗運動に義勇兵として参加し、それをスターリンがつぶすのを目の当たりにして、英国の左派知識人がそれをさも当然のように受け入れて認識をゆがめ、事実をねじ曲げるのを見た。
その期待と理想と裏切りと絶望とあきらめと失敗と現実から産まれたものが1984年。そこに描かれたものこそがリベラルの本質なるぞ。
かように昔からリベラルは労働者の味方をうたいながら労働者を侮蔑し、さげすみ、個人崇拝で独裁を好み、事実をねじ曲げ、記録を改ざんし、認識を好き勝手に押し曲げるのである。
∧∧
(‥ )ディストピアとは
\‐ リベラルが支配する社会
ディストピア小説とは
リベラルが政権獲得に成功した
架空社会を描いた創作
(‥ )それを考えると
人類史上最初の
ディストピア小説って
プラトンの「国家」
だよね