2017年9月2日土曜日
壊れる夢が放出する、その情報を見よ
手入れられると思ったものが手に入れられなかった。人はその喪失感を埋めるためなら、犯罪にだって手を染めるものだ。
特に若い時の喪失感は生涯続く。例えば学生時代の挫折は一生後を引く。
学生時代に挫折した者は生涯をかけてそれを取り戻そうとするが、失敗とはしばしば必然だ。
つまり必然の挫折は絶対的に取り戻すことはできない。
それでもなお取り戻そうとあがくのが人間だ。こうして挫折した者はただただ周囲に迷惑をかけるだけの老人に成り果てる。
∧∧
(‥ )これが団塊世代であり
\‐ 団塊世代がトップに立った
日本の混迷なのであると
(‥ )日本のというか
世界のだろうな
EUもアメリカも
狂ってるからな
考えてみれば頭のいかれた安倍たたきだって、これは恨みなのだ。挫折した自分たちを尻目に政治になんの興味も関心もない自分たちより若い世代への恨み。自分たちが受けるべき権力を、その若い世代が先に受けて首相になったという二重の恨み。
∧∧
(‥ )安倍さんがより年長者を
\‐ 差し置いて首相になった時
団塊とばしとか団塊外しと
言った人もいましたな
(‥ )団塊世代は狂ってるから
どの業界、どの分野でも
団塊世代を頭ごなしに
飛ばしてもっと若い世代を
後継者に任命することが
今行われている
そう人が話してくれたのが
2000年代の
初期だったよ
∧∧
( ‥)だから安倍たたき?
(‥ )挫折を埋められない人間は
犯罪だって行うものだ
人の渇望とは深いものさ
とはいえ下らん渇望だ。人は己の渇望を刮目して直視しなければならん。我が渇望にはどんな欠陥があったのかと。
夢はそれ自体に価値はない。夢が価値を持つのはそれが崩壊する時だ。夢はそれが壊れる瞬間に情報を最大に放出する。この時、壊れる夢に目を奪われるから駄目なのだ。
壊れる夢が放出する、その情報を見よ。夢の価値はそこにある。そこを見ずに、挫折などにひたりよるから駄目なのだ。