2017年5月15日月曜日
勝利への道を眺める当てずっぽうな未来
∧∧
(‥ )日付は変わったけど
\− 昨日14日の朝
北が弾道ミサイル発射
(‥ )南に親北親中の政権が
成立した9日、10日
そのわずか数日後か...
いかにも無謀な暴走に見えて、だがしかしさほどおかしいようにも思えない。
実際、南では保守系とされる大統領が失脚した後だとはいえ、敵がミサイルを飛ばしている最中に親北政権が投票によって成立してしまったのだ。これはつまり北から見れば
∧∧
( ‥)押せばなびいてくれる
ということ
( ‥)金さんやりよるな
−/
もちろん、意地悪な言い方をすればこれは正解じゃないんだろう。北はあくまでも中国の出先機関。発展著しい中国の経済力と、その統制ぶりによる経済圧力に南が屈しつつあるというだけの話(*中国の統制による観光制限などで南の産業が大きな被害を受けているというので)。
∧∧
(‥ )でも戦いの矢面に立って
\− 危険を犯してミサイル発射を
続けたのは金さんですからなあ
(‥ )軍事的にも経済的にも
南にまったく
太刀打ちできないのに
なんかこのまま
金さん勝利しそうだよね
人間やってみるもんだな
日本の戦後リベラルを見ても分かるように、人間の中には自軍が敗北したとなると即座に勝ち組に乗り換えて、これまでの人々を徹底攻撃する者が必ずいる。彼らは敗者を攻撃することで自分が勝ち組であることをアピールするし、アピールするために攻撃して勝ち組という貴族になりおおせる。
人間は利益を取る動物だ。もちろん利益の追求には色々なものがある。敗者に準じて殉死することも、歴史に名が残ることから明らかなように利益の追求であるし、口をつぐむのも利益の追求である。
∧∧
(‥ )そしてもちろん
\− 愛国は軍国主義だから
否定されるべき野蛮だし
野蛮を破壊するために
国家や国民を一方的に
攻撃する俺様リベラルは
暴力を行使する特権を持つ
貴族様であるぞ!
と主張することもまた利益
(‥ )日本でさえこうだ
逃げ場が無く
必然、同調圧力が強く
政権が不安定で
勝ち組に即座につく
必要が大きい半島では
この傾向が付和雷同で
加速されうる
このような条件に固定された社会を相手にした場合では、強く攻撃的な姿勢で勝ち組をアピールして交渉に望むべきだろう。
もちろん、軍事的にはアメリカや日本の方が圧倒的だが、アメリカや日本はこういう社会ではない。今、この場のルールではアメリカの軍事力も日本の経済力も勝ちの手には数えられないだろう。
ましてや中国の圧倒的な発展という今現在。勝ち組、負け組、さあお前はどっちに張る? という即座の判断において、これは極めてまばゆい輝きだ。
つまり、今、この場、この賭場、このゲームにおいては、虎を背景にした押しと威圧の一手!
すべては短期決戦。狂犬トランプでさえ、アメリカの制度上、暴虐の選択肢を取ることが容易ではないとなればなおさらだ。
∧∧
(‥ )金さんそういうことは
\− よく知ってるんだろうね
(‥ )中国も
よく知ってるだろうな
自由奔放勝手気ままな
国民をとにかく制御して
なおかつその中を
勝ち抜いてきた連中が
政権の頂点に立っている
わけだしな
というか、そう考え行動することが自然である人々があちらでは選抜されていると見るべきであって、だとすると彼らはそういう行動が自然であるがゆえ、なぜこれが日本などから見ると驚かれるのか理解できないだろう。
∧∧
( ‥)つまり中国と北の勝利は
まず確実
( ‥)南が完全に取り込まれて
−/ 中国海軍基地とかが
建設される前に
竹島奪還作戦とか
あるんだろうな
∧∧
( ‥)どのぐらい先ですかね?
(‥ )さあ?
10年とか?
勝利への道を端から眺める当てずっぽうな未来