2017年3月18日土曜日
失望気味な倒木と加工の跡と谷
この町は盆地にある。平野部は使い尽くされ、一方、使いようがない山はかなりな急傾斜だ。
森の中での気楽な散歩が
∧∧ 難しいこの町なのです
(‥ )
−( ‥)平野部に森は無く
公園も人造さが強すぎ
森がある山の遊歩道は
山頂へ向かう道で
散歩するには重労だ
ああ、でも、二つの遊歩道をつなげるごく短く、水平な遊歩道がひとつあったよな。今日は散歩がてら、そこがいかなる道なのか調べてみよう。
ここらでは今を去ること2ヶ月前の1月にほとんど4日間、ずっと雪が降りっぱなしという状態になったのだが、
=>hilihiliのhilihili: 50時間越えの降雪
それら降り積もった雪は冬中ずっと残っていたのだが、春分の日を前にさすがにほとんど溶け去った本日3月18日、山の遊歩道に入ると割れ目も新しい倒木があちこちにあった。
あの積雪では
市街地ですら樹木が
∧∧ へし折れてたからね
( ‥)
−( ‥)今度登ろうと考えている
K山….あそこは
東の遊歩道がもともと
倒木だらけだったけど
今頃どうなって
いるんだろうな?
二つの遊歩道をつなげる小さな道は、歩くにはまあ良いかもしれないが、長さは300メートル程度、しかも別に面白いものは無かった。
谷間、崩れかけた道、崩壊した小さな崖壁から顔を覗かせる割れた凝灰岩、枯れ草とまだ葉を見せていないヤマカシュウの棘だらけの細い枝。そんなものが続くだけで、たいくつな道はたちまち終わってしまった。
ひとつ気がついたのは、安山岩らしき礫に刻まれた加工の跡である。
∧∧
(‥ )何でしょうね?これは
何かの備品を据え付ける
目的にしては
意味不明
(‥ )なんだろうね?
割って石材にしようと
したにしては
ちょっと中途半端な
大きさに思えるし
なんだろうな?
ここらには戦国時代の山城の跡もあるのだが、そもそもいつの時代の加工の跡なのか、目的がなんなのか、見当もつかない。
帰りはいつも目にしていた小さな脇道を下ってみた。そこは斜面を利用した中途半端な段々畑につながっていて、売り地にしようにも住宅開発などできそうにない場所であった。
そこには山から続く小川が刻んだ深い谷があり、そしてわずかな距離の谷が終わると、扇状地に広がる住宅街を縫う用水路になってしまうのであった。
...まあ新しいものは
∧∧ 見れましたね
( ‥)
−( ‥)んーでも
散歩コースにするには
ちょいと厳しいなあ
いささか失望気味な下見であった。