2016年9月11日日曜日
楽観論には飽きたので悲観論を
日本はプログラマーに金を出さないからamazonやgoogleのような企業は絶対に出ないし追いつけない!
∧∧
(‥ )という意見がありますが
\−
(‥ )ああそういう楽観論は
もう飽きたから
悲観論を考えてみようか
冒頭の言い様には、日本にはプログラマーに高い金を出す企業はひとつもない、という前提がある。
∧∧
( ‥)そんなわきゃねえな
(‥ )ということはだ
プログラマーに
高い金を払っても
全員失敗したんじゃね?
さらにこうである。amazonの起業は1994年、googleは1998年という。
∧∧
(‥ )それ以後なんか他に
\− 出たんですかね?
(‥ )金を払っても失敗した
他に誰かいたっけ?
この二つから
導きだされることは…
日本でもアメリカでも、シリコンバレーでもなんでも、全員すでに失敗したんじゃねーの?
∧∧
(‥ )でも俺たちはまだ頑張ってる!
\− と言っている人たちが
まるで綺羅星のように…
(‥ )死んでないだけで
生きてねーんじゃね?
だって事実、素晴らしいとか、すごいとか、こんなにロジカルとか、なんか取り組みの話しか聞こえてこない。
∧∧
( ‥)死んだか
(‥ )死んだ人間って
こういうこと話すべ
死んだというのが言い過ぎなら、こう言い直せば良い。
全員、すでに詰んでるでしょ?
実際これはありうる話だ。草創期にたまたま運良く成功した者達がいて、後はそれに憧れて入ってきた連中がひたすら世代交代を繰り返しながら見当外れの人生を消耗していくという状況。
∧∧
(‥ )こういう詰んだ状態でも
\− 経済が回ることは
ありうるんだよね
(‥ )ねずみ講みたいなものだと
思えばいいかな
夢を抱いてやってくる
若い連中を食い物にして
一儲けしたら
さっさとリタイヤする
それを何世代も繰り返す
ねずみ講も、引き延ばせば一見破綻していないように見えることがある。
そして、一見破綻してはいないが、実は引き延ばされているだけの事柄は世の中にいっぱいあるものだ。
∧∧
( ‥)嫌な話だな
(‥ )現実ってのは嫌なものさ
なあ君、とっくの昔に全員、詰んでるんじゃないのか?
∧∧
(‥ )こう問われた時
\− あなたならなんて答えます?
(‥ )えー?
詰んでからが勝負っしょ
∧∧
( ‥)楽観論か?
(‥ )いやいや
詰んだから楽に死ねます
とならないのが
現実であってだな
詰んだのに続くんだ
∧∧
(‥ )嫌な現実だな
\−
(‥ )嫌もなにも
現実ってそういうものだべ
だから楽観論を見た時は、なにかそこで非常にやばいことが起きてると考えるべき。