2016年8月25日木曜日
プロキシマの惑星
∧∧
(‥ )natureにね
\− 地球に一番近い恒星
プロキシマ・ケンタウリに
地球型惑星があることを
見つけたという記事が
載ったそうですよ
(‥ )生物が生存しうる
温度条件を
整えた地球型惑星か…
また大きく出たなあ
プロキシマ・ケンタウリは、ケンタウルス座の恒星。距離は4光年あまり、地球に一番近い恒星だ。次に近いのはアルファ・ケンタウリ。もっとも二重星アルファ・ケンタウリとプロキシマ・ケンタウリは三重星だと言われるように、宇宙的規模で見れば距離の違いはほんの少しである。
惑星の質量は一番小さな見積もりで地球の1.3倍、公転周期は11日。
∧∧
( ‥)太陽である
プロキシマ・ケンタウリは
地球の太陽より小さくて赤い
赤色矮星だからね
公転周期11日なんていう
至近距離を回っている
惑星であっても
超高温になることなく
生物が生存可能な条件を
整えうる
( ‥)プロキシマ・ケンタウリか
−/ 赤色矮星は小さい割りに
活動的で
強いエックス線を
放つ場合もあるけど
この星はまあそこそこ
大丈夫みたいね…
もし一番近い恒星に地球型惑星、それも生命可能領域に入っている、が正しければ大ニュースだ。
∧∧
(‥ )超小型の探査機を
\− レーザーやマイクロ波で
押すことで
20年程度で
アルファケンタウリに
送り込もうって話も
あったからね
(‥ )目標を
プロキシマ・ケンタウリに
変更すれば良いだけって
ことになるな
本当に惑星があれば、あまりに太陽に近いせいで、自転と公転が同じになってしまい、惑星はずっと同じ面を太陽に向けているはずだ。つまり、永久に昼の半球と永久に夜の半球がある惑星となる。
∧∧
( ‥)太陽が赤いから植物が
存在するとしても
地球のものとは色が
全然違っている可能性もある
(‥ )それこそ
それを考慮したら
その惑星にどんな動植物が
いるだろうか?
をテーマにして去年
本を出したわけだけど
これ=>Untitled Document
だが問題はである。この本を書くにあたって色々調べて分かったことは
∧∧
(‥ )赤色矮星をめぐる
\− 地球サイズで
なおかつ生命可能領域に
いる惑星は
幾つか見つかっているけど
後になってノイズを
拾っただけじゃないかと
疑義をもたれているのだよね
(‥ )赤色矮星は小さい恒星
だけども
それでも地球サイズの
惑星が引き起こす揺れは
小さすぎて
ノイズと見分けが
つきにくい
ノイズからありもしない
パターンと惑星を
見つけてしまう場合もある
今回の惑星の場合
どうだろうな?
*恒星をめぐる惑星を探すには、例えば惑星が恒星を揺り動かす、その揺れを見る、というやり方がある。人がハンマー投げの要領で物体を振り回すと、自分の体も同時に、わずかだが回転する。これと同じように、恒星も惑星に対してわずかに回っている。恒星のこの動きを見ることで惑星を見つけるというやり方。しかし、地球サイズの惑星は恒星に対して小さいので、当然、揺れも小さく、ノイズと識別しにくい。あるいはノイズにありもしないパターンを見いだして、惑星を発見したと勘違いすることもある。
ちなみに例えばアルファ・ケンタウリにも惑星があるのではないか? という論文が出たことがあったが、それはどうも否定されてしまった。
アルファ・ケンタウリならぬプロキシマ・ケンタウリの惑星、このたびの場合はどうであるか?
∧∧
( ‥)まあ続報待ちですね
(‥ )本当だったら
探査機を飛ばして
第2の黒い地球の姿を
拝めるまで
30年か40年か?
俺の人生はぎりぎり
間に合うかもだけど
どうだろうな?