ソヴィエトロシアが崩壊する時、通貨ルーブルは暴落し、信用のおける貨幣として煙草のマルボロが流通した。
∧∧
( ‥)煙草のマルボロには
それだけの価値が
あったということですな
(‥ )だが千羽鶴にはマルボロの
価値すらない
千羽鶴の価値を本気で言い立てるのならば、まず千羽鶴を讃えるその人自身が率先して、千羽鶴を貨幣として扱わなければならぬ。家を千羽鶴で埋めよ。これが私の富であると誇らしげに誇示せよ。千羽鶴百束と引き換えに一番大切なものを売れ。そうして初めて、千羽鶴の価値が始まる。
そして本来ならこれはすでにそうなっていてしかるべきであった。
ではなぜそうならなかったのか?
それはすべての人が千羽鶴の価値を認めていなかったことに他ならぬ。
そしてそれは、千羽鶴を讃える人でさえ千羽鶴の価値を認めてこなかった証拠でもある。
なれば、すべての責任は千羽鶴を肯定する人々にあること明白であろう。
ゆえに千羽鶴を肯定する人よ、悔い改めよ。まず自分から懺悔せよ。そして自らが率先して千羽鶴を貨幣として使用せよ。それすらできなかったから千羽鶴はマルボロ以下であることを忘れるな。
邁進せよ、信仰者たち。世界が汝の殉教を待っている。
これは
hilihiliのhilihili: それを報酬と認める人だけが、ないがしろにする人に石を投げなさいの続き