2015年5月8日金曜日
貧乏になってもビジネス書には手を出すだろう?
金が無くなると科学にはお金が回らなくなる。
∧∧
(‥ )科学っていうのは無意味で
\‐ 発想がトンデモでないと
意味がない
(‥ )トンデモ君たちは
これと正反対だな
トンデモ連中は
発想がありきたりで
そこで満足して
理解を止めてしまう
自説に固執するが
自説を論証する
集中力がない
まあなんにせよ、科学は余裕がないと成立しない。経済が縮小すると、科学は単純に衰亡するだろう。
∧∧
( ‥)世界は実用一辺倒に
なってしまうと?
( ‥)でもおかしいよな
‐□ 本来それはありえない
なぜかというに、人間の知性も知能も実用とはまったく無縁無意味なものだ。
だとすれば、科学が消えてしまった世界で何もかもが実利一辺倒になる、ということはありえない。
人間が人間で、人間が脳で考える以上、実利一辺倒ということは絶対にない。そもそも脳が無駄な存在なんだから、無駄な脳で考える以上、合理性など存在するわけがない。
合理性があるとしたら、それは誰かが、これこそ合理性である! と妄言をまくしたてている時だけだ。
それを考えると、一見、実利的、実用的に見えても、なにかおかしなことをしている、必ず無意味無駄なことに浪費している、そう考えるべきだろう。
∧∧
(‥ )科学から別のものへと
\‐ 投資する無駄が変わる
そういうことですか?
(‥ )経済の縮小自体は
科学の興亡とおそらく
直接関係しているんだ
さながら
金がないから
本を買わなくなる
それと同じ
だけどな
金がないから
酒もタバコも
ギャンブルも止めるか?
違うよな
つまり、経済の縮小もさることながら、多分、無駄の出力、そのあり方も変化している。
∧∧
(‥ )逆に言うと科学は
\‐ 金食い虫だから
一番最初に貧乏の影響を受ける
そういうことですかね?
(‥ )ごく少数しかいない
天才を見つけ出して
高度な体系を伝承させる
それには大学と図書館が
必要だからなあ
金食い虫だし
影響を受けやすいよね
その点、例えば新書レベル、あるいはビジネス書レベルの世界観だと伝承も継承も楽である。というか継承させる必要もない。似たようなものうじゃうじゃ自然発生してくるからだ。
∧∧
( ‥)貧乏になると
無駄自慢が
金食い虫の図書館や大学や
科学じゃなくなって
新書やビジネス書になるって
ことですかね?
( ‥)あの手の安くて湧いてくる
‐□ 手合いのものが
無駄自慢になると
国家は
貧乏になったあげくに
トンデモに支配される
そういうことだろうな
貧乏になると専門書はもう読めない。読む時間もないし、そもそも高いから買う金もない。だが、インチキ臭いビジネス書になら手を出せるだろう。そうなると、その状態からはそう簡単に抜け出せまい。