昨年、捕まえて飼い始めたクロヤマアリ(多分)の女王。秋の終わりには働き蟻の数が70ほどになり、寒くなった後は動きもにぶって冬眠状態に。とはいえ、餌は寒いなりに探していたのだけども、2月の終わりに入って女王が再び産卵を開始した。
室内だから外より暖かいとは言え、なにかしら春を感じているらしい。熱が外へ逃げにくいことを感じるのかもしれない。まだ羽化した子供はいないけども、卵、幼虫、さなぎが見える。
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(‥ )メープルシロップと
\‐ 昆虫ゼリーだけじゃ
物足りないみたいだよ
(‥ )やっぱ子育てには
蛋白質だよなあ
与えたメープルシロップには興味を示さない。今のところ糖分は十分だ、ということなんだろう。実際、今年に入って生まれて成長した幼虫と、出来た繭の大きさが、昨年生まれの働き蟻より一回り小さいことが見てとれる。
秋はイナゴなどを捕まえやすいので、それを与えていたから、去年後半産まれの働き蟻たちは、成長が良かったということなんだろう。そして今年産まれが小さいことを考えると、体を作る蛋白が足りないということに思える。
とはいえ今の季節、まだ昆虫は少ないし、ここ数日は雨続きだ。探してみたが虫もクモも見当たらないので、ゆで卵の黄身を与えたところ、なかなか好評の様子。
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(‥ )虫の肉がある時は
\‐ 卵に見向きも
しなかったけどね
(‥ )まあ今はとにかく
蛋白質が必要だ
贅沢は言っていられない
使えるものは使え
そういうことだろうなあ