2015年2月27日金曜日
そうだ最初は蜂蜜だったのだズブロッカ
のどの痛みは収まったけども、ズブロッカ
つまりこの話の続き=>hilihiliのhilihili: 炎症にズブロッカ
∧∧
(‥ )でもズブロッカは
\‐ 別のお酒の代用だったよね
(‥ )喉に炎症が広がった時は
ベイリーズ
つまり
アイリッシュウイスキーと
クリームを混ぜ
カラメルを加えた
リキュール
これを使っていたのだ
このリキュールは甘い。そして17度なのでそこそこ強い。なんというかアルコールとキャラメルを一緒にしたようなもので、のどが痛い時に飲むと調子が良い(....ように主観的には感じる)。
∧∧
( ‥)でもそのさらに前は
蜂蜜だったよね
( ‥)昔、仕事の最中に
‐□ ひどい炎症になって
そうしたら別の
イラストレーターさんが
綿棒でのどの奥
口蓋の内鼻腔近くに
蜂蜜をぬると良い
そう教えてくれたのだ
しかし、これ、のどに異物を入れるわけで、なんというか、吐き出す反応とでも言うの? あれが起きてしまう。
∧∧
(‥ )じゃあ蜂蜜を直に
\‐ 飲んでしまえと
(‥ )うがいじゃないが
うがいの要領で
上を向いて喉の奥を
濡らすように
蜂蜜を飲むのだ
これは、別に他の方法でも良いのである。
ヨード系などのうがい薬、つまり殺菌剤を40度程度のお湯と塩で薄めると、なんというか、のどや鼻腔の拒否反応が起きにくくなる。温度が体温に近く、塩が入っていて体液の浸透圧に近いと異物と認識しないのかもしれない。
これでも十分良い。
*ただし、反応しないのでヨードの黒い水が鼻から出てくることになる
以上のようにうがい薬が本当は一番良いのだろう。
**一応、追記しておくと、うがい薬は飲むのではなく、ほどよい濃度の温かな塩水で薄めて、それを使ってうがいするのである。
一方、アルコールでも個人的にはなんか調子が良くなる。気のせいかもしれないが。
∧∧
( ‥)でも最初は蜂蜜だった
わけだね
(‥ )ずいぶん前
10年ぐらい前だな
そういえばさ
墓掃除のバイトの時
風邪をひいたので
蜂蜜持参で墓へ出かけたよ
墓は数が多い。一見するとなんてことのない広さの寺と墓地でも、数百、数千の墓がある。小僧さんなど、寺に労働力が集まった時代はとうに過ぎた。現在において、寺だけで墓掃除は難儀である。しかも、需要はお盆の前、落葉の季節など、時期に偏りがある。
こうした需要を一手に引き受けた会社が短期のアルバイトを募集するのだ。本業のある人間には都合の良い話で、実際、ある時、出会ったバイトの面々は、カメラマン見習い、日本画家、建築デザイナー、劇団員などであった。
∧∧
(‥ )そして金を稼ぐために
\‐ あなたは休むわけには
いかなかった
(‥ )だから墓地の中で
蜂蜜を飲んでいたわけさ
横須賀の方の墓地だ。横須賀がある神奈川県の三浦半島はプレートが収束する場所だ。隆起した地形が多く、浸食された谷と、浸食で残った丘が連なっている。非常にアップダウンが激しい土地柄だ。そして墓地は、昔から住居には向かない場所、つまり丘の斜面にあった。
暑い季節の記憶があるから、多分、お盆前だったのだろう。7月の終わりぐらいかもしれない。強烈な太陽光、墓地を覆う緑と照り返す葉の反射が記憶にある。暑くまばゆく、ほこりっぽい墓の中で、だるい体と喉に蜂蜜を流し込んでいた。
∧∧
( ‥)そして今のあなたは
ズブロッカ
( ‥)こう、ぐびっとね
‐□