2014年8月27日水曜日
薄い本と薄めた本
曇り空と小雨がぱらつく天気。本日2014年8月27日は涼しい一日であった。
∧∧
(‥ )20時現在の気温が
\‐ ここ神奈川の中央で
21度だね
(‥ )室内よりも外が
涼しいのは
ひさしぶりだな
ただし、湿度は100%である。
∧∧
( ‥)洗濯物が全然乾かないから
お昼に取り込んだけど
( ‥)小雨がぱらつくし
‐□ 涼しいけども
歩き回っても
あまり嬉しくない天気だな
室内は25度、湿度は80%。エアコンは除湿状態で稼働中だけども、センサーの感度と温度設定から考えるとほとんど動いていないかもしれない。
∧∧
(‥ )窓を開けるにはちょっと
嫌な天気だよね
(‥ )人体と機械がある室内は
どうしても外気温より
数度以上高くなるからな
湿度が高い外気が入ると
外よりも蒸し暑い状態に
なってしまう
部屋を閉め切って
一時的にでも除湿した方が
快適だよね
さて
薄い本を作らねばならない。
∧∧
( ‥)そのままだと同人誌の話に
聞こえちゃうよね
( ‥)同人誌は発行部数が
‐□ 少ないからかな
1冊を現実的な値段で
押さえるために
ページ数が
20とか30とか
そんな程度になるみたい
だよね
1冊700円とか1000円だとか。値段だけで流通している単行本と比較すれば、7000円とか1万円の本に相当するような金額であるし、同人誌とは必然、物理的な意味で薄いものだ。
∧∧
( ‥)でも、今ここであなたが
言っている”薄い本”とは
内容が薄い本だよね
( ‥)内容を濃くする
‐□ 情報を圧縮すると
売れないんだよな
読み手の心を考えろ、という陳腐でお決まりで抽象的な方法論から考えれば、情報があまりに多いと読者の頭がパンクする。そう表現すれば良いか。
∧∧
(‥ )まあ、スープを注文したのに
\‐ 固体の何かが出てきたら
みんな困るからね
(‥ )みっ、水をくれ
悪いな
あるのはミルクだけだ
じゃあ...ミルクを頼む
あいよ
ごろん
チーズじゃねえかよ
しかも固てえ
∧∧
( ‥)せめて刻んでお湯で煮て
出してくれと
( ‥)でもそうするとさ
‐□ 肝心なことが全然
書けなくなっちゃうの
だよな
∧∧
(‥ )話題をひとつだけにする
\‐ それを理解するために
必要な事柄を延々と語る
それだけで一冊の本にして
しまう
(‥ )そういう手もあるな
ひとつの話題だけに
特化した
薄めた本を
次々に出して
理解全体を完成させる
一冊の本ですむところを、10冊、20冊にしてしまう。そういう方法。
∧∧
(‥ )全体を説明した1冊書いた
\‐ では次の2冊目は
内容をもっと掘り下げる...
ではなくて
ごくわずかな深層だけを
薄めて出す
そうして2冊目は
その隣にある深層を
薄めて出す
その繰り返しですか?
(‥ )そんな感じかな?
ただ、これは面白いのか?
という問題があるね
というか、これは言って見れば雑誌の特集号に近い話で、あるいは毎号ついてくるパーツをそろえると完成します、みたいなもので、魅力的なのかどうか問題だ。
∧∧
( ‥)というか読みやすい
読みにくいは
魅力とはあまり関係ないよね
読める読めないで
魅力を語るのは
駄目かもですよ
( ‥)今回はネジの話しましょ
‐□ 今回はフレームの話を
しましょ
全部読めば自動車のことが
わかるよ
そう言われてもな
なんかぴんとこないしな
それだったら、ネジから見た車の本、フレームから見た車の本、という方がまだましであるようにも思える。
∧∧
(‥ )取り上げるものは毎回
\‐ 自動車で古今東西色々なものが
出てくるのだけど
本自体の切り口は
ネジだったりフレームだったり
ブレーキだったり重量や
素材だったりすると
(‥ )これも掘り下げて
薄めているのだけどな
今回はポルシェの
この車種だけを
徹底紹介しますとか
そういうのよりは
敷居が低いかもね
∧∧
( ‥)どうしたもんですかね?
( ‥)どうしたもこうしたも
‐□ やれば良いだけの話でな
やっても結果がよく分からないことはあるが、そもそも、やらないと結果は分からんのである。
∧∧
(‥ )でも本当にコアな話題
\‐ 物事の奥底
芯にある話題って
どうしたものでしょうね
(‥ )そういうのは...
それこそ薄い本でやれ
そういうことに
なるのかもな
ただ、それだと
本を出せるだけで
売れないよね
∧∧
( ‥)売ってさばかないと
生活できないも
さることながら
話が伝わらないからね
( ‥)物事の芯の部分
‐□ これを売るには
もう一工夫
必要だろうね