3Dプリンターで銃が製造された。危険だ、規制しよう!
∧∧
(‥ )といっても、規制して
\‐ 3Dプリンターという
新たな産業に乗り遅れたら
経済的に相手に
食いつぶされるかもしれない
そういう恐怖
(‥ )外部が存在するとは
こういうことだ
敵がいるからこそ安泰は許されない。かくて自由は保持される。
∧∧
( ‥)恐怖と戦いこそが自由の
源なのであると
( ‥)人はどうしても歳を取る
‐□ 歳をとって
体力が無くなれば
今あるものを何が何でも
手放すまいとする
そして、この当然の怠惰と幸福の追求、これこそが規制と統制を作り出す
規制と統制は理想の追求でもある。
理想は理想状態への固定に他ならぬ。つまり、理想とは、そして夢とは、怠惰と幸福の象徴なのだ
∧∧
( ‥)しかし、敵が存在する限り
人は立ち止まることを
許されない
永久に競合に打って出ないと
いけなくなる
(‥ )幸福は怠惰と統制なり
しかるに自由とは
不幸になる権利なり
これを考えれば答えは
簡単なのだ
自由が欲しいのなら自由などという小賢しい言葉を捨てればいい。自由という言葉を使うこと、それ自体が自由に枠をはめる。
そうではなく、皆の夢を轢きつぶし、人々の幸福を破壊し、望まれた平穏な世界に波をかき立て混沌を作り出す、これこそが可能性の扉を開く。
このためにこそ敵と競合が必要だ。
さあ、皆の理想を失望へと摩耗させねばならぬ。