2014年3月21日金曜日
自動車に代わるものがなければ奴隷にするしかないじゃない
∧∧
( ‥)例えばの話
( ‥)そうねえ浮世れした話を
‐□ するとだ
amazonやgoogleという新しい独創的な企業を誕生させたのはアメリカ社会の自由競争や、本来の意味で投資を行う銀行業とか、そういうものの反映だとされるし、その通りなのだろうけども
∧∧
(‥ )でもamazonやgoogleが
\‐ 世界を席巻しても
アメリカ国民がそれで
潤うか? というと
そうではみたいですね
(‥ )まあ、なんだ
アメリカの特性を
もってしても、
その成功をもってしても
社会の煮詰まり状態は
是正出来ないってわけだ
確かに、第三次産業だかなんだかがいくら大きくなっても、それで雇用が増えるかというと、そりゃあ増えないだろう。サービス業に数は必要でないし、賃金の高い専門職はごく限られている。
∧∧
(‥ )そして安いサービス業なら
\‐ 低賃金労働者が海外に
いくらでもいる
(‥ )仕事は海外に奪われるか
あるいは海外と同じぐらい
安い賃金に甘んじるしか
ないわけだな
全世界の必需品である自動車を作るとか、だったら、需要がある分、仕事も多い。賃金は安いけどもきちんと給料で払えるよ、ずっと雇用できるよ、安定してるよ、みんな雇えるよ、どんどん来てよ、となるのだろうけども。
∧∧
( ‥)あいにくそうはならない
そういう意味で自動車産業は
画期的なものだったけども
言い換えれば、amazonや
googleにそういうインパクトは
ないってことだよね
( ‥)もちろんこれはgoogleや
‐□ amazonのせいじゃないよね
人類の技術とその射程に
そういう新しくて
大量の雇用を生み出すものが
見当たらないだけの話
とはいえ、しかし、そうであるからには
∧∧
(‥ )アメリカは現在の覇王としての
\‐ 立場を維持するためには
軍事力を維持する必要があり
軍事力を維持するには
雇用もないのに経済を
回さなくてはいけない
(‥ )雇用はないけど経済は回せ
つまり、充分な給料は
払わないけども
義務は果たせ、
ようするにアメリカは
国民を奴隷にするしかない
そういうことだよね
∧∧
( ‥)これを阻止する方法はないと
( ‥)今のところ見当たらない
‐□ わけだからね
そうするしかないだろうね
国家のあり方は、雇用のあり方で左右されるし、雇用は技術が決定している。つまり、自動車産業に取って代わる画期的なものが見当たらない以上、人間の望みとは関係なく、状況は進行するだろう。