2012年12月14日金曜日
2012年の双子座流星群(極大)
∧∧
(‥ )現在、13日の夜、
\– 14日の未明は
双子座流星群の極大ですね
(‥ )ああ、見に行くか。
ちょうど月がないので、このあたりにしては夜が深く、暗い。
∧∧ 街明かりで空は灰色ですが
( ‥)
–( ‥)それでもずいぶん、条件が
良いよ。
気流は安定して星はまたたかず、晴れ渡って底冷えがするせいだろうか? 夜の2時過ぎとはいえ、妙に静かで、みんな家にこもってさっさと暖かい布団へ潜り込んで寝てしまったように思えた。
さてもさても双子座流星群。そもそもコンビニに用事があって出かけた帰りにぽろんと流れた流星を見ていたし、丘向こうの広場へいく途中でも、樹々の間から流星が2つ、相次いで流れるのを見た。
∧∧ ついたけど、流れませんね
(‥ )
–( ‥)おやー?
と思っていたら、ぽん、ぽん、ぽんと、少し間を置いて3つ流れる。
∧∧ むらがありますね \
( ‥) ☆
–( ‥)そうだねえ。
宇宙を漂うちいさなチリはお互いにどれほど離れているものか。どんな配置で軌道上をめぐり、そして地球に飛び込んでくるものか。広場へいく時、樹々の間から見えた流星2つも相次いで同じように流れたから、(もちろん、距離は数十kmとかそのくらいあるかもしれないが)、軌道上での距離はごく近かったのかもしれない。
そして流星は、むらはあるけども、結構流れる。ひゅかっ! というよりは、ぽろーんと少しゆっくりと。
∧∧ 明るいのだけで10個以上
(‥ )
–( ‥)暗いのをいれれば20個
ぐらいかな、ひさしぶりに
大量で、名残惜しいが
さすがに寒いから
帰るとしようか。
帰り道、夜に慣れた目でみると蟹座がなんとなく分かり、そしてぼんやりとした淡くて薄い雲のようなものが見えた。街明かりに照らされた空にかすんでしまいそうな雲のようなもの。
∧∧ プレセペ星団ですね
( ‥)
–( ‥)肉眼で見るなんて
ずいぶんひさしぶりだな
望遠鏡で見ると、とても美しく、冷えて凍てついたかのように星々はまたたかず、じっと光って見えた。