2012年11月20日火曜日
17:54の流星
打ち合わせから帰る日没、ふと空を見上げると
\
*
∧∧ おー、明るい流星
( ‥)
–( ‥)ゆっくり流れる
流星だなあ...
普通、流星は、ひゅかっ、とでも言うのか瞬間的に流れる。だから、光り始め、爆発的に光って、そして消える、この過程が全部一本の直線に見える。光の強度が太さとして感じるので、紡錘形を引き延ばしたように見える。普通はそういうものだ。
∧∧
( ‥)でもあれは\ のまま
*
すいーっと移動して
いきました
( ‥)ああいうのもあるんだな。
腕を伸ばし、親指と小指を
広げて測って、流れた距離は
二つ分と少し、という感じか
帰宅後、親指、小指の間隔と腕の長さを測って調べてみると
∧∧
(‥ )三角関数の表で言うと、
\– 角度に換算して42度を
少し越えるぐらいですね
(‥ )時刻は17:54。
ほぼ半月の北、つまり月に
対して天頂寄り、
そこから北西へ流れて
はくちょう座のデネブより
地平線寄りの場所で消えた
たぶん、アルタイルより東、
天頂寄りの場所を通過して
いると思う。
流星自体の長さ、というのはおかしな言い様だけども、—*、の部分は角度にして4度ぐらい。色はにぶいオレンジだった。流れるのに時間をかけたせいか、といってもその時間が1秒に達したか、越えたか微妙だけども、明るいが爆発的に輝くことはなかった。
日没からあまり経っていない時間で空はまだ少し明るく、しかもごくごく薄い雲が霞のようにかかり、流星痕は見当たらず。