2012年7月9日月曜日
夢の収容所
科学や技術を維持するのみならず、より先へ進めるには、大量の人員の中からごく少数の才能あるものを抽出し続けなければならない。
∧∧
( ‥)科学というのは、特別に精製
された燃料で灯し続ける
小さな炎のようなものだと
( ‥)ただ、その小さな炎が
–□ 勝利の鍵になった近代以降
炎を大きくするために
みんな色々な無茶をして
きたわけだ。
いや、より正確にいうと、炎を大きくできなかったものは全員敗北するか、あるいは負けないために恐怖に恐れおののいて無理矢理なことをしたか、いずれかであった。
僕らのいる世界は結果でしかなく、しかし、それは必然の結果でもあった。水に入れれば比重の重いもの、軽いものが弁別できるような、ごく単純な過程と結果。
∧∧
( ‥)無理矢理なことをして
走り続けてきた。
科学は、そういう意味では
幸せと対極にあるものですよね
( ‥)まあ、だからさ分かるのだよ
–□ 科学は価値観を破壊する
本当の幸せは何か?
それを考えることも必要
ではないでしょうか。
こんなことを書きたく
なるのもね。
ああ、気持ちは分かるよ。そんな役にも立たないゴミくずみたいな文章を本にして疲れた人に売りつけるのも分かる、分かる。詩や歌が人に必要なように、夢も人には必要だから。たとえそれがどんなゴミくずのようなものであってもだ。
∧∧
( ‥)でも?
(‥ )幸せは説明ではないし、
成功した説明でもない。
説明し、現実を操作できる仮説だけが、現実世界で走らせた場合の勝利者になる。そのことが見えていないのなら、ちょっと頭がいかれてる。
∧∧
(‥ )でも、これを書いた人は
□– 大学教授でしょ?
技術系でも理系でも
まっとうな歴史学のような
検証系の学科でも
ないみたいですけど
(‥ )大学ってなあ、エリートの
維持養成をする場でもあるが
夢ばかり見て夢を売る
不適応で世間に出せない
連中の収容所でもあるのよ