*の続き
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( ‥)プロテスタントがカトリック
よりも科学の点で有利で
あったかどうか、というのは
(‥ )意地悪な言い方するとさ
ヘンリー8世の離婚したい
のじゃ騒動に由来する
英国国教会が科学の振興と
関係あんのか? という
話でね
ヘンリー8世 ちーとも男子に恵まれないので離婚を認めてよ、と法王庁におうかがいを立てたところ、だめ、と教皇につっぱねられたのでローマ教会から決別。あろうことか英国国教会をぶち上げ、いやそれおかしいでしょ?? とある意味正論を述べたトマス・モアの首を刎ねたイギリス国王(エリザベス1世のお父さんでもある)。見た目が妙に印象的でキャラの立っている王でもあった。
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( ‥)そんなどこがプロテスタント?
という宗派が大英帝国と産業革命
科学振興に一体、なんの影響が
あったのか?
( ‥)でもさ、かっぷくの良い
–□ 愉快なデブのおっさんが
だよ、
離婚させてくれない? ならば独立じゃー 反対する知識人、死ねー! とか無茶ぶりをするのだ。それも国家の頂点の人がである。
(‥ )これで影響ないわけないよね
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( ‥)まあ、なんというか
暴虐というか自由の
香りはしますかねえ
英国国教会というとイギリスを支配した権力エリートという存在になるけども、ふと思う、それでもなお、いくらまじめな顔しても、結局はさ、ヘンリー国王が離婚したいから出来たのだろ? と誰もが思い出す時、そのことが影響しないなどとは言えまい。