2012年5月24日木曜日
5円玉を西に投げる
進化をネットで論ずる人たちが、目だ亜目だ科だ上科だとか言っているのを見てめんくらう。なんだこれ?
∧∧
(‥ )種を始めとして、すべての
\– 分類階級は概念的なもの
でしかない、そうやって
分類階級を破壊、無力化
することで進化論は
始まったはずですけど
(‥ )ダーウィンが見たら
150年後もこれかよと
あきれるか、それとも
人間だからしょうがない
よね、と苦笑するのか
進化論以前に、分類学についても良く分かっていないらしく、人間の認識は業が深いものらしい。
さて
低賃金を武器にする。賃金が高くなり、金額が先進諸国なみになると、当然、その武器は消滅する。
∧∧
( ‥)平たく言うと、その間だけ
右肩上がり成長ができる
( ‥)その間だけ、努力という
意味のないかけ声が一見
すると有効に見える。
投資しよう、というだけでは意味をなさず、成功と関係しない。
同様に、本来は努力だけでは意味をなさず、努力それ自体は成功と関係しない。
∧∧
( ‥)しかし右肩上がり成長は
成功を必然的にもたらすので
(‥ )努力という行為が見かけ上
成功を生み出している
ように見える。
成長期の子供に、毎日、5円玉を西に投げなさい、と言ってそれをやらせると、まるでその行為で背が伸びているように見える。
∧∧
(‥ )でも賃金が先進諸国並みになると
\– もはやどうにもならない
(‥ )ならないけども5円玉を西に
投げることを繰り返す
最近の若者は5円玉を西に
投げないと嘆きだす
どうも思うに、いくら何十年と会社に勤続して社会経験とやらを積んでも、経済とか経営のことは全然分からないものらしい。
∧∧
( ‥)なんか、あんまりですね
( ‥)だから人は死ぬことが
必要になるのだ。
僕らはあまりに役立たず
だからな。