2016年2月29日月曜日
たぶん、無理は無理だと分かる未来
指数関数的に増大する人工知能の処理能力は、至近の未来においてついに人の脳を越え、特異点を突破した。こうして生まれた人工知能に人は質問するのである。
(‥ )問題に答えて欲しい
∧∧
( ‥)なんの?
なんでも答えられるぞ
(‥ )エネルギーと
食料問題を解決し
人間が働かないで暮らせる
社会の実現
∧∧
( ‥)無理だね
(‥;)なんで!?
‐ シンギュラリティを
越えたんだよね?
∧∧
( ‥)無理なもんは無理って
言ってるだろ
現実を受け入れろ猿
( ‥)まあどうせ
‐/ こういうオチだと
思うけどもな
∧∧
( ‥)世の中そんなもんですよと
例えばの話、人間を越えた人工知能を作った時、彼らに永久機関を作る方法を尋ねたら、無理と答えるだろう。可能か可能じゃないかを決めるのは知能じゃない、宇宙だ。
∧∧
(‥ )そもそも大演算と容量の増大で
\‐ 知能が必然的に生じるだろう
と考えること自体が
おかしいかもしれません
(‥ )多分、錯誤の根底は
同じなんだろうな
累積すれば魂が宿る。魂は現実を越えて、夢への扉を開く。
∧∧
(‥ )機械を作っている人たちは
\‐ 魂ではなく知能と言っては
いますけども
(‥ )実際には魂のこと
なんだよな
それもどっちかというと
神性に近い奴だ
そうでなければ人間には発見できない現実をも越えんとする解決策を、人工知能が発見できると楽観しないだろう。
∧∧
( ‥)実際には
世界を設定しているのは
宇宙であって
観測者ではない
(‥ )だから尋ねても
無理なものは無理
それが分かるだけだろうね
もちろん、これも人工知能が本当に人工知能になれたら、の話である。
∧∧
(‥ )実際にはシンギュラリティに
\‐ 至ってもなお
人工知能は知能にすら
なれないだろう
(‥ )一見すると人間そっくりの
受け答えができるぐらいは
可能かもしれないけど
いつもの話
それは
レプリカントであって
人間じゃないからな
映画版であるブレードランナーにおいて、レプリカントたちには魂があったが、実際のところレプリカントとはそういうものじゃない。レプリカントはただの模造品で知能ですらない。
∧∧
( ‥)2045年に実現するのは
せいぜいレプリカントの
オペレーターが普及するぐらい
(‥ )それでもインパクトは
大きいけどな
とはいえ、レプリカントたちのオペレーターとて、考えてみれば初音ミク以下の存在でしかない。
∧∧
(‥ )レプリカントは
\‐ 大容量で無理矢理人間を
模倣しているだけだけど
初音ミクは人間を
部品に組み込んだ
巨大演算機械だからね
(‥ )どっちが偉大かと言ったら
明白なんだよなあ
そしてむしろレプリカント技術が初音ミクに反映されることで、より偉大なものが地上に現れるだろう。
∧∧
(‥ )誰もすごいとは
\‐ 思わないだろうけどね
(‥ )未来ってのは
そういうものだと思うよ
ネットだって
もはやすごいとは
思われていないからな