自己紹介
- 北村雄一(北村@)
- イラストレーター兼ライター 詳しくはhttp://www5b.biglobe.ne.jp/~hilihili あるいは詳細プロフィール表示のウェブページ情報をクリック
2023年10月22日日曜日
宇宙人はなぜ見つからない?
∧∧
(‥ )産業革命は条件が整わないと
\- 成立しないからである
(‥ )そして人類の進化から
考えると
知的生物は道具を
使わないのが普通だし
使うにしても
複数を組み合わせるのは
ほとんど無理
人類の進化と産業革命の過程を考えると宇宙人のほとんどは機械文明どころか道具を持たないのが普通。
2023年10月13日金曜日
石炭はどうやってできた? キノコ説は本当かい??
石炭紀は地球上の石炭の実に半分が形成された時代。なぜそんなにも石炭が形成されたのか?
∧∧
(‥ )木材を食べるキノコがいなかったから
\- という俗説があったけど
あれは実のところ
根拠がない
(‥ )と言うか反証だらけなのよね
しかも、その反証はいずれも以前から知られた知識であった。動画で紹介しているキノコ説の否定論文、ネルセン et al 2016 も新説の発表ではなく古い論文を引用しての苦言である。
∧∧
( ‥)珍奇なことを言うのもいいけど
先行研究にちゃんと
目を通しなさいと
(‥ )そもそも木材を分解する
菌類が石炭紀よりも前
デボン紀から見つかって
いるからな
しかも1985年で、もう30年以上前の発見だ。人間、先行研究にはちゃんと目を通すべきである。
2023年10月1日日曜日
2023年9月24日日曜日
昆虫はなぜ六枚翅ではないのか?
昆虫は本来、6枚翅だった。しかしこのうちの2枚が動かない。この動かない2枚が放棄されて、昆虫は4枚翅になった...
∧∧
(‥ )ところが失われた2枚は
\- この後
何度も再進化しているのである
(‥ )何が驚きって
カブトムシの背中の角
あれがまさに
その翅由来の構造だって
ことでなあ
2023年9月18日月曜日
宇宙から来なかった昆虫とクマムシ
∧∧
(‥ )昆虫が宇宙から来たという
\- ガセネタって
あれはなんだろうね?
(‥ )脳の防衛反応だろ?
脳は全新陳代謝の実に二割を消耗する。こんなエネルギーバカ喰いの器官を動かすには、よほどの理由が必要だ。
昆虫宇宙起源説という与太話が信じられる理由は単純に面倒臭いからだろう。
∧∧
( ‥)そしてクマムシは
宇宙へはいけないのである
(‥ )秒速900メートルの
衝突で体が割れるそうでな
これでは宇宙へいくことも、他の惑星に無事に墜落することもできないだろう。
∧∧
(‥ )大気圏突入の後
\- 母天体が分解
小さな破片に
入っていれば
着陸はできそうだけど...
(‥ )その前にそもそも
地球の重力から脱出する
ような加速には
耐えられんだろう
2023年9月11日月曜日
昆虫 その飛行の始まり 4億年
∧∧
(‥ )遺伝子解析からも
\- 有翅昆虫は
4億年前分岐だったよね
(‥ )まああの手の年代測定
化石とかに基づくから
根拠をちゃんと
確認しないといかんけどな
胞子を食べた生き物のフン化石と滑空が知られているイシノミがすでにいたから、翅の進化はデボン紀の前半、4億年前には進んでいただろう。
そこまではよいが、分子進化もこれを支持している、と安易に言うわけにはいかなかった。
∧∧
( ‥)もしかしたら
分子の年代設定の根拠が
同じかもだからな
(‥ )そーなんだよねー
とはいえ、概ね言って良いだろう。翅を持つ昆虫、あるいはその先駆けは、デボン紀前期にはもういただろうと。
2023年9月4日月曜日
巨大昆虫の時代 石炭紀 3億年
∧∧
(‥ )3億年前
\- 地球の空は昆虫に
支配されていた
(‥ )このイラストの一番小さな
ミスコプテラでも
翅の開長15センチ
アブラゼミより
1・5倍あるからな
でかいでかい
こういうのがブンブン飛び回っていた。それが3億年前の地球。
2023年8月27日日曜日
昆虫誕生4億年 昆虫は甲殻類だった!
∧∧
(‥ )デボノヘクサポドスは
\- 昆虫に近しいと
見ますか
(‥ )反対論文は詳細で
実にためになるんだが
昆虫の祖先説の証拠
それを崩しきれて
いないんよね
デボノヘクサポドス(Devonohexapodus)とはこういう生き物。
2023年8月21日月曜日
石炭紀 エリオプスの勝利
∧∧
(‥ )脊椎動物はなぜ
\- 節足動物に
勝利できたのか?
(‥ )でかくなれたからだけど
では
なぜでかくなれたのか?
それは内骨格だからだけど、実のところ初期の脊椎動物はぐだぐだ寄り道していて、巨大化の長所を生かしきれなかった、という話。
∧∧
( ‥)そしてエリオプスの勝利
(‥ )エリオプスは
どう描けば良いか
迷うから
難しいよなー
2023年8月6日日曜日
ハエトリグモの見ている世界
∧∧
(‥ )あの人たち
\- X型というか染色体型の
高解像度視野で
肝心なものを見るのな
(‥ )ハエトリグモが
使っている光受容体は
数千のオーダー
それで人間が持つ
1億3000万の受容体に
迫る能力を叩き出しとる
人間が巨大ゆえに贅沢で無駄の多い生き物だからとも言えるし、ハエトリグモが小さくて効率重視の生き物だからとも言える。
2023年7月31日月曜日
クモの糸とイノベーションの話
∧∧
(‥ )クモは糸で繁栄した
\- 糸はまさにイノベーション
しかしその始まりは
ポンコツでした
(‥ )なんでもそうだよね
産業革命の原動力になった
蒸気機関も
最初はポンコツ機械だからな
イノベーションという言葉自体には革新的という意味がある。しかし、経済的な用語としてのイノベーションには、そもそもそんな意味はなかった、という話。
2023年7月24日月曜日
ハエトリグモ 3億年目の帰還
古生代の海で大いに栄えたサソリの系譜。しかしデボン紀中期、魚の躍進を前に覇王ウミサソリが敗北。陸に逃れたサソリたちだったが、引き続いて上陸した脊椎動物によって再び敗退、夜の世界に逃げ込んだ。
∧∧
( ‥)しかしハエトリグモは
3億年の時間をかけて
ついに昼間世界への
帰還を果たした
(‥ )そしてその武器は
糸ひとつ
最古のクモ、アッテルコプスはお腹の板から糸を出した。その役割は地面に掘った巣穴を裏打ちするとか、卵を保護するとか、そんな程度のものだったろう。しかし、このくだらない発明がクモ一族の繁栄と逆転をもたらすのである。
2023年7月22日土曜日
サソリ上陸 4億2000万年
∧∧
(‥ )サソリは陸上進出した
\- 最初の動物のひとつで
時代はシルル紀後期
4億2000万年前
(‥ )サソリの化石自体は
4億3000万年前
ぐらいから見つかって
いるんだけど
それらは詳細が
わからないんだよな
さらに、シルル紀にいた初期のサソリは海にいた、という説が根強い。このため、サソリの起源はシルル紀だが、上陸自体はもっと遅く、石炭紀であるという理解がかなり広まっているのが現状。
∧∧
( ‥)でもどうやら
最初から陸棲であったろうと
(‥ )足のつくりが
すでに陸棲だからね
多分そう
そして、足の作りが確実に陸棲である、つまり、足の基部が固定されている、という特徴が確認できるのは4億2000万年前のプロスコルピウス Proscorpius が最古とみなしていい。
2023年7月9日日曜日
これぞ最古のイカ!...なのか? ネクトカリスの謎
∧∧
(‥ )イカの祖先と喧伝されたけど
\- イカの特徴を全然持っていない
ネクトカリスくん
(‥ )なんでスミス博士は
あれをイカだと
言ったんだろうな?
正直、意味不明である。
2023年7月2日日曜日
敗北 節足動物 3億8000万年
節足動物の王者ウミサソリは3億8000万年前、デボン紀中期、顎を持つ魚に敗北、その地位を失った。以後、節足動物は覇王の地位に返り咲くことはなかった、という話。
基本的に1933年におけるローマー博士のアイデアが正しいという方向性で動画を作っている。
∧∧
(‥ )ウミサソリと魚の戦いが
\- 魚を進化させたという
ローマー博士の
アイデアだけど...
(‥ )あれは正しいと思うけど
最近は否定する人がいて
しかしその根拠は
伝言ゲームだったり
現生の動物観察からは
肯定できない論拠だったり
するんよね
最近、一部の古生物学者が奇妙に生存競争を否定する向きがあるのは、おそらくはグールドの影響だと思われるが、今回はそこまで突っ込んではいない。
2023年6月25日日曜日
2023年6月18日日曜日
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