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2023年9月24日日曜日

昆虫はなぜ六枚翅ではないのか?

  

 
 

 
 昆虫は本来、6枚翅だった。しかしこのうちの2枚が動かない。この動かない2枚が放棄されて、昆虫は4枚翅になった...
 
 ∧∧
(‥  )ところが失われた2枚は
\-   この後
     何度も再進化しているのである
 
  (‥ )何が驚きって
      カブトムシの背中の角
      あれがまさに
      その翅由来の構造だって
      ことでなあ

 
 
 

2023年9月18日月曜日

宇宙から来なかった昆虫とクマムシ

 

 
 

 
 
 ∧∧
(‥ )昆虫が宇宙から来たという
\-  ガセネタって
    あれはなんだろうね?
 
  (‥ )脳の防衛反応だろ?

 
 脳は全新陳代謝の実に二割を消耗する。こんなエネルギーバカ喰いの器官を動かすには、よほどの理由が必要だ。

 昆虫宇宙起源説という与太話が信じられる理由は単純に面倒臭いからだろう。

 ∧∧
( ‥)そしてクマムシは
    宇宙へはいけないのである
 
  (‥ )秒速900メートルの
      衝突で体が割れるそうでな

 これでは宇宙へいくことも、他の惑星に無事に墜落することもできないだろう。

 ∧∧
(‥ )大気圏突入の後
\-   母天体が分解
     小さな破片に
     入っていれば
     着陸はできそうだけど...
 
  (‥ )その前にそもそも
      地球の重力から脱出する
      ような加速には
      耐えられんだろう  
 
 

2023年9月11日月曜日

昆虫 その飛行の始まり 4億年

  
 
 

 
 ∧∧
(‥ )遺伝子解析からも
\-    有翅昆虫は
     4億年前分岐だったよね
 
  (‥ )まああの手の年代測定
      化石とかに基づくから
      根拠をちゃんと
      確認しないといかんけどな
 
 胞子を食べた生き物のフン化石と滑空が知られているイシノミがすでにいたから、翅の進化はデボン紀の前半、4億年前には進んでいただろう。
 
 そこまではよいが、分子進化もこれを支持している、と安易に言うわけにはいかなかった。

 ∧∧
( ‥)もしかしたら
    分子の年代設定の根拠が
    同じかもだからな
 
  (‥ )そーなんだよねー
 
 とはいえ、概ね言って良いだろう。翅を持つ昆虫、あるいはその先駆けは、デボン紀前期にはもういただろうと。
 
 
 
 
     

2023年9月4日月曜日

巨大昆虫の時代 石炭紀 3億年

   
 
 
 
 ∧∧
(‥ )3億年前
\-   地球の空は昆虫に
     支配されていた
 
 
  (‥ )このイラストの一番小さな
      ミスコプテラでも
      翅の開長15センチ
      アブラゼミより
      1・5倍あるからな
      でかいでかい
 
 

 
 こういうのがブンブン飛び回っていた。それが3億年前の地球。
 
 
 
 

2023年8月27日日曜日

昆虫誕生4億年 昆虫は甲殻類だった!

  


 
 


 
 ∧∧
(‥ )デボノヘクサポドスは
\-   昆虫に近しいと
     見ますか
 
  (‥ )反対論文は詳細で
      実にためになるんだが
      昆虫の祖先説の証拠
      それを崩しきれて
      いないんよね
 
 デボノヘクサポドス(Devonohexapodus)とはこういう生き物。



 



 

2023年8月21日月曜日

石炭紀 エリオプスの勝利

  


 
 
 ∧∧
(‥ )脊椎動物はなぜ
\-   節足動物に
    勝利できたのか? 
 
  (‥ )でかくなれたからだけど
      では
      なぜでかくなれたのか?

 それは内骨格だからだけど、実のところ初期の脊椎動物はぐだぐだ寄り道していて、巨大化の長所を生かしきれなかった、という話。

 ∧∧
( ‥)そしてエリオプスの勝利
 
  (‥ )エリオプスは
      どう描けば良いか
      迷うから
      難しいよなー
 
 

2023年8月13日日曜日

2023年8月6日日曜日

ハエトリグモの見ている世界

  
 
 
 

 
 ∧∧
(‥ )あの人たち
\-   X型というか染色体型の
    高解像度視野で
    肝心なものを見るのな
 
  (‥ )ハエトリグモが
      使っている光受容体は
      数千のオーダー
      それで人間が持つ
      1億3000万の受容体に
      迫る能力を叩き出しとる
 
 人間が巨大ゆえに贅沢で無駄の多い生き物だからとも言えるし、ハエトリグモが小さくて効率重視の生き物だからとも言える。
 
 
 

2023年7月31日月曜日

クモの糸とイノベーションの話

   
 
 
  

 
 
 ∧∧
(‥ )クモは糸で繁栄した
\-   糸はまさにイノベーション
     しかしその始まりは
     ポンコツでした
 
  (‥ )なんでもそうだよね
      産業革命の原動力になった
      蒸気機関も
      最初はポンコツ機械だからな
 
 イノベーションという言葉自体には革新的という意味がある。しかし、経済的な用語としてのイノベーションには、そもそもそんな意味はなかった、という話。

 
 
 

2023年7月24日月曜日

ハエトリグモ 3億年目の帰還

   

 
 
 
 
 古生代の海で大いに栄えたサソリの系譜。しかしデボン紀中期、魚の躍進を前に覇王ウミサソリが敗北。陸に逃れたサソリたちだったが、引き続いて上陸した脊椎動物によって再び敗退、夜の世界に逃げ込んだ。

 
 ∧∧
( ‥)しかしハエトリグモは
    3億年の時間をかけて
    ついに昼間世界への
    帰還を果たした
 
  (‥ )そしてその武器は
      糸ひとつ
 
 

  
 最古のクモ、アッテルコプスはお腹の板から糸を出した。その役割は地面に掘った巣穴を裏打ちするとか、卵を保護するとか、そんな程度のものだったろう。しかし、このくだらない発明がクモ一族の繁栄と逆転をもたらすのである。
 
 

2023年7月22日土曜日

サソリ上陸 4億2000万年

   
 
 
 
 
 
 ∧∧
(‥ )サソリは陸上進出した
\-   最初の動物のひとつで
    時代はシルル紀後期
    4億2000万年前
 
  (‥ )サソリの化石自体は
      4億3000万年前
      ぐらいから見つかって
       いるんだけど
       それらは詳細が
       わからないんだよな
 
 さらに、シルル紀にいた初期のサソリは海にいた、という説が根強い。このため、サソリの起源はシルル紀だが、上陸自体はもっと遅く、石炭紀であるという理解がかなり広まっているのが現状。
 
 ∧∧
( ‥)でもどうやら
    最初から陸棲であったろうと
 
  (‥ )足のつくりが
      すでに陸棲だからね
      多分そう
 
 そして、足の作りが確実に陸棲である、つまり、足の基部が固定されている、という特徴が確認できるのは4億2000万年前のプロスコルピウス Proscorpius が最古とみなしていい。


 
 
     

2023年7月9日日曜日

これぞ最古のイカ!...なのか? ネクトカリスの謎

   
 
 
 

 
 ∧∧
(‥ )イカの祖先と喧伝されたけど
\-   イカの特徴を全然持っていない
     ネクトカリスくん
 
  (‥ )なんでスミス博士は
      あれをイカだと
      言ったんだろうな?
 
 正直、意味不明である。
 
  

2023年7月2日日曜日

敗北 節足動物 3億8000万年

   

 
 

 
 節足動物の王者ウミサソリは3億8000万年前、デボン紀中期、顎を持つ魚に敗北、その地位を失った。以後、節足動物は覇王の地位に返り咲くことはなかった、という話。

 基本的に1933年におけるローマー博士のアイデアが正しいという方向性で動画を作っている。
 

 
 ∧∧
(‥ )ウミサソリと魚の戦いが
\-   魚を進化させたという
    ローマー博士の
    アイデアだけど...
   
  (‥ )あれは正しいと思うけど
      最近は否定する人がいて
      しかしその根拠は
      伝言ゲームだったり
      現生の動物観察からは
      肯定できない論拠だったり
      するんよね
 
 最近、一部の古生物学者が奇妙に生存競争を否定する向きがあるのは、おそらくはグールドの影響だと思われるが、今回はそこまで突っ込んではいない。
 
 
   

2023年6月25日日曜日

ウミサソリの時代 栄光 4億2600万年

  

  
 

  
  
 ∧∧
(‥ )強度の足りないはずの
\-  キチン質のハサミで
    リン酸カルシウムの
    装甲板を貫くとは
    ウミサソリやりおるな
 
  (‥ )猛獣だよね、あれ
 
 
  
 

2023年6月18日日曜日

オルドビス紀の覇王 直角貝

  

 
 


 
 ∧∧
(‥ )ネットとかで見る
\-  最大種はカメロケラス
    というのはガセだったか
 
  (‥ )どうやら
      元ネタはBBCの番組で
      それが都市伝説的に
      拡散したものらしい
 
 

2023年6月11日日曜日

アノマロカリスは三葉虫を砕けない

  


 
 
 
 
 ∧∧
(‥ )アノマロカリスの口の強度は
\-  三葉虫に及ばないので
    風説のように
    三葉虫をばりばり食べたり
    できなかったはず
 
  (‥ )そもそも口の構造からすると
      相手をがりがり削る
      食べ方だよね

 
 もしかしたら相手を丸呑みにして、喉の歯で砕く、という可能性もなきにしもあらずだが、多分、どっちかというとガリガリだろう、という話。
 
 

2023年6月4日日曜日

田んぼのホウネンエビはアノマロカリス?

   
 
 
 
 
 
 
 ∧∧
(‥ )一見してアノマロカリスと
\-  よく似ている
    田んぼのホウネンエビ
    見かけの類似と裏腹に
    系統的にも構造的にも
    相当かけ離れた
    両者なのだけど...
 
  (‥ )ところがどっこい
      一番目立つ
      頭部の捕獲器官は
      多分、対応している
      のだよね
 
  節足動物はその進化の初期に頭部の構造を大きく変えている。おそらくアノマロカリスの捕獲器官は折れ曲がり、口の前を覆う垂れ幕状の器官へと退化、縮小した。
 
 ∧∧
( ‥)ところが甲殻類は
    まさにこの場所から
     第二触角を出す
 
  (‥ )そして
      ホウネンエビは
      まさにその第二触角を
      捕獲器官にしているのだ
 
 つまり、アノマロカリスとホウネンエビの捕獲器官は本当に、実際に対応していることになる。
 
 あとはどれだけ同じか? なのだけど、そこまでの情報はまだ掴んでいない。
 
 

2023年5月29日月曜日

アノマロカリスの足はどこへいった??

 
 
 *リンク正常化
 
 
 
 ∧∧
(‥ )アノマロカリスは
\-  節足動物のはずなのに
    足がみあたらない
    足はどこへいったのか?
 
  (‥ )実は最初から
      目の前にあった
      という話

 ちなみにサムネイル画像は背景こそアノマロカリスの化石だけど、手前はエーギロカッシス。

 ∧∧
( ‥)そしてグールド博士の
    ワンダフルライフは
    嘘だらけだったと
 
  (‥ )ヒストリア・アウグスタと
      同じぐらい
      資料的価値のない本だね

 ワンダフルライフ、いやグールド博士の本を引用した時点で、その人の意見を却下してよい。そのぐらい彼の記述は嘘だらけだった。

 
 
      

2023年5月22日月曜日

価値を捏造されたオパビニア

  
 
  
 
 カンブリア紀の奇妙奇天烈動物オパビニア
 
 ∧∧
(‥ )しかしオパビニアを
\-   奇妙奇天烈と言った人は
    実はいないのである 
 
  (‥ )グールドのおっさんの
      捏造だったんだよな
 
 
 グールド博士は著書ワンダフルライフの中でかなり恣意的に話を選んで組み合わせ、自分に都合の良いお話をでっちあげている。

 ハルキゲニアでもそれが見られたが、オパビニアでのやり口はかなり悪質だった。
 
 オパビニアの価値とはでっちあげられたものであった。

 ∧∧
( ‥)オパビニアの
    真の価値とは
    初期の節足動物進化の
    様相を知る手がかりとして
    である
 
  (‥ )奇妙奇天烈では
      意味なんか
      ないんだよな
 
 
 

2023年5月14日日曜日

勘違いに揺れたハルキゲニア復元の歴史

   

 
 

 
 
 ∧∧
(‥ )90年代にはすでに
\-  正しい復元ができてたのに
    勘違いして
    前後逆にして
    それが2015年に 
    戻ったのな
 
  (‥ )なかなか難儀な話だで
 
 
 
 

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