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2023年3月28日火曜日

実はこんなに色々いましたシーラカンス

   
 
 
 

  
 ∧∧
(‥ )保守的に見える
\−  シーラカンスにも
    案外とおかしなのが
    いるのな
 
  (‥ )なんか不思議な
      進化をするよね
      あの人たち
 
 

2023年3月19日日曜日

ウィワクシア、ハルキエリア、腕足類、シャミセンガイ、生きた化石

  
 
 
 
 ∧∧
(‥ )これは先週の動画
\−
 
  (‥ )今さっき
      今週の動画をあげたよ
 

 
 

  
 ∧∧
(‥ )...なんか抽象画みたいな
\−  サムネイルだな
 
  (‥ )腕足類だの
      シャミセンガイだの
      抽象的な人たちが
      主人公だったので
 
 次回から二週連続のシーラカンスなので、もう少し具体的になる予定。
 
 

2023年3月5日日曜日

ホヤは人間に近い動物です

   
 
 
 
 
 
 ∧∧
(‥ )前回に続き
\−  脊索、脱皮、冠輪動物を
    解説しているけど
 
  (‥ )ホヤだけで
      前半を食ってしまってな
 
 考えてみればホヤは人間に近い動物で最古の化石は5億年と少し前、と解説する動画だけにすればよかったのではないだろうか?
 
 ∧∧
( ‥)でも当初から
    新口、旧口
    脊索、脱皮、冠輪を
    紹介して
    さらにはトロコフォアを
    解説する予定であったよな
 
  (‥ )高校教科書みたいな
      内容にしたら
      アクセス数は
      どうなるかなー?
      と思って
      作ったものだったからな
 
 結果的に言うと、そういうものは望まれていないようである。
 
 ∧∧
(‥ )もっと目新しい
\−  浮世を忘れるような
    話題がよさげだな
 
  (‥ )そだねー
 
 

2023年2月26日日曜日

尻で食事? 新口動物と旧口動物

  
 
  
 
 
 ∧∧
(‥ )今回は動物の分類の話か
\−
 
  (‥ )だんだん
      登場する生き物が
      増えてきたからな
 
 本当は、脊索動物、脱皮動物、冠輪動物まで説明する予定だったのだけども...
 
 ∧∧
( ‥)力尽きたと
 
  (‥ )思ったよりも
      大変だったのだ
 
 そして私たちの祖先は尻に口があったらしい。

 派生的な動物群は二つの系統に大別できる。新口動物と旧口動物。

 体づくりの際

 最初につくる口を肛門にして、新しい開口部を口にするのが新口動物

 反対に、最初につくる口をそのまま口にするのが旧口動物
 
 私たちは新口動物に属していて、つまり最初の口を肛門にする種族だ。そしてここで皆が疑問を抱くのであった。
 
 ∧∧
( ‥)俺たちは
    尻で食事してたのか?
 
  (‥ )みんなそう思うのよね
 
 そして、これ自体はありうることなのである。

 無腸動物という小さな動物群がいる。一般的にはウズムシやヒラムシ、つまり扁形動物とされてきた彼らだが、実は非常に原始的な独自の動物群だった。
 
 
 ∧∧
(‥ )無腸動物は原始的な
\−  相称動物か
    私たちに近縁の
    新口動物だけども
 
  (‥ )あの連中は
      腹に口があるけど
      原始的と思われる種は
      尻に口があるんだよね
 
  私たちに近縁な無腸動物。その原始種が尻に口を持っている。つまり、これが私たちの本来の姿であり、私たちは確かに、本当に、尻で飯を食っていた種族の末裔かもしれない。

 そんなお話。

 
 追記すると、生物の体づくりは融通無碍である。だから体づくりが祖先と進化を反映しているとは限らない。最初の口を肛門にするのは単に作業上の都合で行われる便宜的なものかもしれない。
 
 ∧∧
( ‥)でもよ
    無腸類が本来
    尻に口を持っていたなら
 
  (‥ )どんな過程が
      あったにせよ
      俺たちが最初は
      尻に口を持っていたのは
      多分そう
 
 
 
 

2023年2月24日金曜日

これが三葉虫? パーバンコリナの謎

  



 

  
 ∧∧
(‥ )実際には三葉虫だと
\−  特定するには
    証拠が足りないけど...
 
  (‥ )でもなあ
      左右相称の動物で
      当時すでにいた
      動物群で
      この形に該当するのって
      節足動物しか
      いないんだよね
 
 脊椎動物ではありえないし、軟体動物でもないし、環形動物でもない。棘皮でもないし、腕足類とかでもないだろう。確かに相称動物としてこれに該当するのは拡大した甲皮で体を覆う節足動物しかない。
 
 ∧∧
( ‥)軟体動物のキンベレラが
    エディアカラ紀に
    すでにいたことを
    考えると
    主要動物群は
    すでにいたはず
 
  (‥ )だとしたら
      これは節足動物だよな

 
 そしてパーバンコリナは動いたと解釈できる証拠があるし、化石の状況からすると、水流に対応して向きを変えることもできたらしい。
 
 ∧∧
(‥ )つまり少なくとも
\−  厳密な固着性ではなく
    移動はできたし
    水流に抵抗できた
 
  (‥ )だとしたら
      やっぱり
      節足動物だよな
 
 証拠は足りないが、しかし、節足動物と考えても多分いい。それがパーバンコリナ。
 
 
  

2023年2月16日木曜日

バミューダ島 30万年の生存戦争

  

 
 

 
 
 ∧∧
(‥ )バミューダ島では
\−  過去30万年の間に
    三回
    天敵が進化し
    そのたびに
    カタツムリが三回
    巨大化した
 
  (‥ )しかし天敵たちは
      氷期が終わって
      海水面が上昇するたびに
      絶滅して
      そのたびに
      カタツムリは
      三度、小型化する...
 
 今は第四紀。氷河の時代。氷河が拡大する氷期と、氷河が縮小する間氷期が繰り返される。

 バミューダはてっぺんが侵食されて平らになった火山島なので、氷河に水を取られて海の水位が下がる氷期になると大きくなり、反対に氷が溶ける間氷期には海の水位が上がって、島は場合によると、ほぼ水没してしまう。

 ∧∧
(‥ )氷期が終わって
\−  島が水没、縮小するたびに
    天敵は絶滅し
    しかし次の氷期で
    水位が下がると
    島は拡大して
    再び天敵が進化する
 
  (‥ )最初はカメが
      次は飛べないカモとツル
      その次は飛べないクイナ








 天敵が進化するたびにカタツムリは食べられにくい大きな体へ進化し、しかし天敵が絶滅すると元の大きさに戻る。その繰り返し。

 ∧∧
(‥ )グールド博士が
\−  断続平衡説とか
    お茶を濁した
    カタツムリ化石の
    向こうには
    こんな楽しい歴史が
    隠されていたのだな
 
  (‥ )生存競争を軽視した
      グールドのおっさんでは
      たどり着けない
      世界であったのだ



    

2023年2月4日土曜日

バミューダの夢に終わった断続平衡説

  
 
 
 
 
 ∧∧
(‥ )断続平衡説...
\−  一世を風靡したけど
    基本的に見るべきものがない
    理論だったな
 
  (‥ )そーだねー

 
 集団遺伝学者から見ても地質をよく把握している古生物学者から見ても、

 なんでそんな解釈をわざわざするん?

 という学説...というか解釈であったから、議論を呼ぶことはあれど、見るべきものは何もなかった。
 
 ちなみに動画の内容は断続平衡説が持つ、かなりまともな部分だけを取り上げている。
 
 ∧∧
( ‥)種淘汰とか
    そういう話は
    なしなのね
 
  (‥ )あんなところまで
      動画にしたら
      視聴者が混乱するよ
 
 というか、そもそもグールドは自説をダーウィン理論と差別化するために言うことをころころ変えているので、そもそも断続平衡説は内容がしっちゃかめっちゃかで、混乱的なのである。
 
 ∧∧
(‥ )肝心な部分だけ押さえて
\−  ダメだしすれば良いと
 
  (‥ )見るべきところが
      無い理論ゆえ
 
 ところで、グールドは2002年に亡くなったが、バミューダのカタツムリ研究はずっと面白い事実を見つけたらしい。

 なんども大型化を繰り返したバミューダのカタツムリ。実はこの大型化、どうやら天敵の出現に対抗したものらしい。
 
 ∧∧
( ‥)第四紀における
    氷期、間氷期の
    繰り返しで
    環境が激変する中
 
  (‥ )幾度も天敵が
      バミューダ島内で
      進化して
      そのたびに
      巨大化するが
      天敵がそのたびに
      絶滅するのよね
 
 何度でも進化して再出現してくる天敵たちと、それに対抗して巨大化し、しかし天敵が絶滅すると元の大きさに戻り、再び天敵が出現しては、そのたびに巨大化で対抗する。
 
 それが幾度となく繰り返されたバミューダ30万年の歴史。

 次回の動画はそれの予定。

 世界は、グールドが空想したよりもはるかに不思議な場所だった。
 
 

2023年1月28日土曜日

動画 カンブリア爆発はグールドのホラ話

  
 新しい動画 


 
 




 
 ∧∧
(‥ )基本、ほとんどが
\−  節足動物だし
    多くは三葉虫の親戚か
    あるいは現生節足動物の
    姉妹群だからね
 
  (‥ )だけど
      グールドのおっさんが
      ホラを吹いたせいで
      カンブリア爆発の
      奇跡な進化で生じた
      奇妙な動物群
      なんて扱いをされたの
      だよなー



 
 今回、とりあげたバージェスの動物たちは、アノマロカリス、オパビニア、レアンコイリア、ハルキゲニアだが、それらの系統関係を三葉虫とカギムシを含めて記述すると、ざっとこんな感じになる。

 

 
 この系統関係は1989年、90年代に示されたものだが、今もほとんど変わっていない(ただし変更点はいくつかあるが、それはいずれ他の動画で説明する)。
 
 ∧∧
( ‥)でもグールド博士が
    吹聴した
    既存の生物群におさまらない
    未知の動物群という
    俗説だけが
    世に広まったのである
 
  (‥ )そして
      これがカンブリア爆発
      という言葉の正体なのだ
 
 業績をあげなかったグールドが吹聴したホラ話。それこそがカンブリア爆発という言葉の正体だった。

 まともな論文と、グールドのホラ話(ワンダフルライフ)は1989年、同時に現れたが、誰も論文は読まず、グールドのホラだけが世にはびこった。これがカンブリア爆発という単語の由来であった。

 


2023年1月26日木曜日

外気温マイナス10度 積雪21センチ下はマイナス2度だった

  
 24日に寒波がやってきた。

 気圧差からか24日、午後になった途端に猛烈な風が吹き、粉雪がばらばらになって1ミリもない小さな氷が空中を舞う。

 吹雪には違いないが、むしろ凍った霧が荒れ狂う世界。
   
 ∧∧
(‥ )ガラス窓のわずかな隙間から
    雪が入り込んでるぞ
    室内に積雪している
 
  (‥ )すげーな
      細かな氷が
      ほんのわずかな
      隙間から
      吹き込んでくるのか
 
 猛烈な風でガラス窓がゆれて、その時にできるわずかな隙間から入ってくる。こんな経験は初めてだ。
 
 ∧∧
( ‥)テープで目張りしたー
 
  (‥ )これで一応、安心
 
 
 ...と思ったら、目張りのわずかな隙間から、なおも侵入してきていた。いやはややっかいな。
 
 そして本日、26日の未明。寒気が覆う空は晴れてしまい、放射冷却で気温はマイナス10度まで下がった。
 
 ∧∧
(‥ )でも温度計で測ったら
|-  積雪の21センチ下は
    マイナス2度だね
 
  (‥ )20センチ
      潜るだけで
      8度も暖かいのか
      驚きだね
 
  

2023年1月20日金曜日

動画 カンブリア爆発はありませんでした

  
 新しい動画


 

  
 ∧∧
(‥ )カンブリア爆発は
\−  単なる幻想
    化石に残りやすい
    三葉虫によって
    作り出された幻
 
  (‥ )あいつら
      甲羅ががっちがちに
      固いからな
      石と同じだで
      化石に残りやすい
 
 石と同じ。なるほど、彼らの甲羅は炭酸カルシウムで、二酸化ケイ素ではない。だから水晶とか、花崗岩とは違う。

 ∧∧
( ‥)でも石灰岩とかと
    同じだからなー
 
  (‥ )石だよねー
 
 


 三葉虫の進化は多分、こういうものだった。イソギンチャクの幼生のような動きもままならない袋のような細胞の塊が、這いまわり、足を持ち、感覚器官と運動能力を増大させ、制御する筋肉を発達させ、体の構造を整理して、最後に甲羅を硬質化して三葉虫が生まれる。
 
 ところが、初期の進化における小さくて硬質化を達成していない祖先たちは、その全てが化石を残せなかった。

 つまりこう
 

 
 ∧∧
(‥ )三葉虫だけが
\−  化石に残り
    三葉虫が前触れもなく
    いきなり
    出現したように
    見えてしまうのである
 
  (‥ )これが
      カンブリア爆発の
      正体なんよね
 
 要するに、カンブリア爆発。生物多様性の爆発的増加、進化のイノベーションという輝かしい言葉は、単なる幻想であった。
 
 ∧∧
( ‥)もちろん
    バージェス頁岩は
    どうなるんだ?
    という人も
    いるだろうけど
 
  (‥ )それは次回以降の
      放送でな
 
 
 単純にいうと、業績もないのにダーウィンを越えたかったグールドが吹聴したホラ話で勘違いが蔓延しただけなのだが、その解説はまた次回。
 
 


 

2023年1月13日金曜日

動画:世界最古の軟体動物キンベレラ

   
 新しい動画、地球の歴史その7 


 
 


 
 ∧∧
(‥ )6億年前
\−  最古の軟体動物キンベレラ
    その新しい方の復元だね
 
  (‥ )最初の方が
      かわいいのだけどな
 
 エディアカラ紀のキンベレラはこういう化石

 画像左がキンベレラで、中央はその復元。そして右は現在のヒザラガイを腹側からみた様子。

 ∧∧
( ‥)どっちも同心円で
    同じ構造だ
 
  (‥ )そして
      同心円構造は
      軟体動物固有の
      特徴なのだ
 
 だからキンベレラは軟体動物。そしてその世界最古のものだった。
 
 そして復元するとこうなった。
 
 

 
 ∧∧
(‥ )なかなか可愛いな
\−
 
  (‥ )水槽に入れて
      おきたいよね
 
 しかし、キンベレラの化石を見ると長く伸びたものがある。



  
 これはつまり...体を伸び縮みさせたのでは?
 
 こうして復元されたのが以下の姿と動作。

 参考 Ivantsov 2009  A new Reconstruction of Kimberella 

 gif画像でお送りします。

 


 
 ∧∧
( - -)きもくなったー
 
  (- - )そだなー
 
 
 いずれにせよ6億年前、キンベレラの出現には重大な意味がある。なぜなら彼らが軟体動物である以上、地球の主要な動物群、節足動物、脊椎動物は、当時すでにいた、ということになるから。
 
 ∧∧
(‥ )カンブリア爆発の
\−  そのずっと前から
    主要動物群がいた
    その証拠だな
 
  (‥ )もうずっと前から
      みんないたんだよな
 
 
 

2023年1月9日月曜日

つなぎでディッキンソニアの話

 
 こちらの動画はディッキンソニアを取り上げた地球の歴史その5

 
 

  
 ∧∧
(‥ )これは
\−  先日あげた動画
    ひとつ前だよね
 
  (‥ )今、キンベレラの動画を
      作っているけど
      あと3日ぐらい
      かかりそうなんだわ
 
 そうなると間隔が一週間ほど開いてしまう。次の動画が来るまでの間つなぎで広報だ。
 
 その6ではエディアカラ紀の生物全般を、以上のその5では主にディッキンソニアの復元や、なぜ平面だと心臓や血管を持たないことがわかるのか? そしてディッキンソニアの移動痕を取り上げているので、内容の差別化ははかられている。
 
 ∧∧
( ‥)ディッキンソニアも
    移動痕が見つかってるけど
    やっぱヨルギアと同様
    スタンプ押したぞ状態
 
  (‥ )動きも食事も
      動物とは
      断定しがたいの
      だよね
 
 
 

2023年1月4日水曜日

エディアカラ生物群は単細胞か動物か?

  
 エディアカラ生物群の動画を作ってアップする


 
 ∧∧
(‥ )素人がてきとーに作った
\−  動画ってこんなもんだな
 
 
  (‥ )さりとて
      これ以上のことは
      できんさ

 できることをなんでもやる。これ以外に道はなし。
 
 
 
 エディアカラ生物群。今から6億年前に存在した奇妙な生物たちの一団。正体はいまだにわからない。

 彼らは原始的な動物かもしれないし、巨大単細胞生物かもしれないし、あるいはまったく別の何かかもしれなかった。
 
 ∧∧
( ‥)以前、化石に残された
    コレステロールから
    動物説が確定したごとく
    報道されたけど
 
  (‥ )んーあれ
      難しいのだよな
 
 成分構成で一番該当するのが動物である。そこまではいいのだが、動物に近い単細胞生物も同様であるとか、類似のものは有孔虫にもあるという指摘などなど。
 
 ∧∧
(‥ )バイオマーカーの
\−  判定って
    即座には理解が難しいな
 
  (‥ )だからもう一声
      欲しいのだよ
 
 弱ったことに、それ以外にエディアカラ生物群と動物を結びつける固有の特徴はないのである。成長様式という生物群の基本的な特徴ですらもそうだ。

 エディアカラ生物群の成長様式は明らかに動物ではない。みたこともない変な成長をする。植物でもないし、菌類のようにも見えない。
 
 なるほど、動いた化石というものもある。

 ヨルギアの移動化石を模式的に描くとこうなる。

 

  
 ∧∧
( ‥)ヨルギアは頭らしき
    ものもあるし
    動くとなると
    動物だと解釈したく
    なるけどね
 
  (‥ )でも動くって
      動物の専売特許じゃ
      ないんだよな
 
 センチ単位の大きさを持つ巨大単細胞生物(有孔虫)は、動くし、這い跡を残すし、周辺の餌を集めて摂餌痕すら残す。

 

  
 ∧∧
(‥ )でっ彼ら巨大有孔虫の
\−   行動様式は
     ヨルギアとほぼ同じか
     あるいはむしろ
     より動物的に見えると
 
  (‥ )こんなの見たら
      エディアカラ生物群
      動物説に
      慎重になるよなあ
 
 コレステロールの成分すら、究極的な決め手になるか疑問がある。そうなるとなおさらであった。
 
 
 
 

2022年12月31日土曜日

バフムート 2022年12月9日から30日までの話

  
 12月9〜13日、19〜24日にかけて、バフムートの露軍は東から市街に突撃。2km以上を前進。市街地に二回侵入して、そして二回とも撃退された。
 



 
 ∧∧
(‥ )でも驚きだね
\−  動員兵だの囚人兵だの
    かき集めた素人の
    突撃で
    ここまで
    やれるんだな
 
  (‥ )まあ数が少ないせいか
      結局、撃退されて
      しまったけどね
 
 バフムートに特筆すべき戦略的価値はなかった。もしあったらロシアは正規軍の大軍を送り込んだであろう。しかし、実際にこの区域を担当するのは傭兵会社のワグナー。
 
 ∧∧
(‥ )ワグナーは
\−  戦闘員が2000
    ぐらいだっけ?
    正規戦を行うような
    規模ではないよね
 
  (‥ )だから囚人兵を
      特別枠で
      動員して
      もらえたんだが...
 
 しかし囚人兵なんて、所詮は素人である。なるほど、5万とか10万人とかを一気に突撃させれば話は別だろうが、囚人兵は多い話で3万5000。それも最初の1〜2ヶ月でどうやら1万以上を失っている。

 この1万がもし戦死者の数なら、負傷者を含めれば損失は3万人。3万5000の囚人兵もすでに事実上、全滅...というか消滅してしまったことになる。
 
 ∧∧
( ‥)ちまちま突撃させるから
    こうなるべ
 
  (‥ )とはいえよ
      3万を消耗して
      それでようやく
      市街地まであと2kmって
      とこまでこれたのでな
 
 近づかなければ市街地突入もできないのだ。3万を消耗して、ようやく市街地に指をかけたが、そこで力尽きたと見るべきなのだろう。

 露軍はそれまで1日あたり40メートルの速度で前進してきたが、12月9日以後の突撃から前進が停止している。
 
 しかし一方、バフムートの南に隣接するオピトネ。住宅街500メートル程度の小さな区域だが、18日、ここに露軍が侵入。ウ軍守備隊と激戦。




  
 ∧∧
(‥ )ウ軍が押し返してるけど
\−  いよいよ市街戦か
 
  (‥ )バフムートの南部は
      ワグナーの
      正社員がきてるみたいでな
      熟練してる相手に
      ウクライナ正規軍や
      チェチェン義勇兵が
      対抗しておる
 
 とはいえ、ワグナーの正社員には限りがあるから、正社員投入はここだけの話らしい。

 ちなみに別の傭兵会社もこの戦闘に参加しているという噂がある。ありうる話で、ウ軍は戦車を投入して露軍陣地を砲撃、破壊しているが、露軍にはどうも戦闘車両が見当たらない。信じがたいが、露兵は歩兵だけで対抗しているように見える。
 
 ∧∧
( ‥)プロざんすね
 
  (‥ )傭兵をぞろぞろ
      投入してるのかもな
 
 一方、さらに南へ4kmほどいった集落オドラディブカから西へ進んだ露軍。その目的はバフムートの背後に回り込んで包囲することにあるらしい。

 無茶振りもいいところだが、ここではあいかわらず素人の突撃であった。
 
 

  
 この方面の露軍が映像に登場するのは11月19日以来。12月30日までの前進距離は40日間で1km。移動速度は1日25メートル。露軍はおそらく遮蔽物になる防風林沿いに進んできたようで、貯水池を越え、果敢に前進してきたのであった。
 
 ∧∧
(‥ )でもよ
\−  こっから西は
    遮蔽物なしの
    耕作地だべ
 
  (‥ )道の途中にさ
      破損した戦闘車両があって
      それを
      遮蔽物にしたいんだろうな
      少人数の露兵が
      突撃してきて
      待ち受けるウ軍の砲撃と
      ドローンの手榴弾投下で
      次々死んでるのよね
 
 逃げる時に右往左往する有様から素人だとわかる。しかも4人とか2人の少人数の突撃だ。遮蔽物のないまっ平な数百メートルを駆け抜け、次の場所に陣取るなど無理な話であった。
 
 ∧∧
(‥ )ワグナー
\−  あいかわらず
    無茶苦茶しよるな
 
  (‥ )バフムートだけで
      ロシア人は
      一体何人
      死ぬんだろうね?
 
 
 

2022年12月18日日曜日

2022年12月14日、バフムートの露軍、前進を停止

 
 2022年12月14日までのバフムートの状況
  





 ∧∧
(‥ )結局さ
\−  9日以降に行われた
    露軍の突撃は全部
    失敗したのね
 
  (‥ )突撃に労力を割いたせいか
      全線に渡って前進が
      停止しちゃったな
 
   
 9日に行われたゴミ処分場への突撃は早々に撃退された。遮蔽物がないのだから当たり前。
 
 同時に行われた街の中央部への突撃は、驚くことにある程度は成功した。露軍は2kmをいきなり前進。工場まで到達した。
 
 親露派は露軍がさらに前進。市街地に突入したとも言うが。
 
 ∧∧
( ‥)うっそだー
 
  (‥ )まあそう思うよね
 
 街の中央への突撃は道があるのでやりやすい。問題はそこが谷だということであった。

 谷を進めば丘から狙われる。
 
 そして谷とはつまり河川であり、街に入るには当然、橋を通らねばならない。
 
 ∧∧
(‥ )橋を通ると狙われる
\−  街に入れば待ち伏せされる
    逃げようとすれば
    また橋を通るから
    当然、待ち伏せされて
    砲撃、銃撃だろ
 
  (‥ )突撃自体はできるけど
      ほぼ全員死ぬよね
 
 なるほど、親露派は14、15日、激しい市街戦が行われていると主張する。



 
 しかし14日の衛星画像を見ても、戦火などどこにも上がっていないのだった。
 

 
 親露派が言う戦闘市街地は画像の中央で、やや雲がかかっているとはいえ、もし本当に戦火があったら、この程度なら必ず見える。
 
 だが戦火も煙もどこにもない。
 
 ∧∧
(‥ )親露派って
\−  嘘ばっかだな
 
  (‥ )まあ突撃自体は
      したかもなのよ
 
 親露派は露軍がワイン工場を占拠したと述べたが、確かに、13日撮影とするこんな画像がある(撮影自体はどうもウクライナ側)。
 


 これ、海外の人によって場所が特定されており、街の東外れにあるワイナリーであった。元動画では露軍の空中散布型地雷が周囲に散らばっているのが見えている。

 つまり確かに、ワイナリーまで露軍の手が届いたのであった。
 
 しかし、他に戦闘の痕跡はない。突撃に成功したとしても、戦闘車両なしで、歩兵だけ。そして激しい戦闘もなく撃退されたのだろう。
 
 ∧∧
( ‥)これで突撃成功したって
    言うのか?
 
  (‥ )あれだろ?
      散布型地雷をまいたから
      はい占拠しましたー
      っていう
      露軍お得意のホラだべ
 
 
 ロシアは1を100にふくらませるようなホラを吹く悪癖があるので、情報の真偽確認は重要である。
 
 
      
 
 


2022年12月13日火曜日

バフムートの突撃はワグナーのプロモーション

 
 2022年12月11日におけるバフムート
 


 
 ∧∧
(‥ )状況にほとんど変化なし
\−
 
  (‥ )町の東で
      露軍が1〜2km
      突出する動きを
      示したけど
      それぐらいかな
 
 
 突出...これは正当な前進ではなかった。例えば東北郊外の状況を拡大するとこうなる。


  
 画面中央が東から見た郊外で、露軍は画面奥から手前に向けて前進を試みている。

 
 ただし、遮蔽物になる防風林沿いに移動しているので、この方面での露軍の移動方向はむしろ北であった。北にあるウクライナ軍の陣地を牽制したいらしい。

 一方、それとは別に真正面からこちらへ向かってくる動きがある。以上の画像の中央にある矢印がそれ。
 
 この突撃は12月9日に見られたもので、2km突出して、郊外の工場までたどり着いて、ウ軍の砲撃を受けた。個別に切り出すと以下のようになる。



 
 ∧∧
(‥ )でっ この突撃
\−  10月にもやったんだよね
    露軍は郊外のコンクリ工場
    Siniat に侵入
    24日に撃退されて
    後退してる
 
  (‥ )画像下に配置した
      破壊された工場が
      その場所なんだが...
 
 9日の突撃はその焼き直しであった。
 
 そして、なにより衝撃なのは、画像の上に配置した、10月17日と12月1日の動画の比較である。
 
 ∧∧
(‥ )信じられないけど
\−  これ同じ場所なんだよね
    10月17日に
    交差点近くに進出
    しかし二ヶ月が過ぎた
    12月1日になっても
    この場所を拠点化していない
 
  (‥ )12月1日の動画は
      露兵が戦死者の確認に
      来たものでさ
      あーこれ死んでるわ
      と回収せずに
      帰ろうとするところを
      ウ軍に砲撃されるんだよな
 
 露兵はそこそこの距離を確認のためにきたわけで、つまり、おそらく露軍陣地はさらに東の奥にある。
 
 そこから考えると9日の突撃は3kmは前進してきたことになり...
 
 ∧∧
( ‥)しかも戦闘車両の支援なし
    人数6人で工場に
    侵入してきたからな
    無謀だよね
 
  (‥ )なんか露軍はさ
      中途半端な人海戦術を
      してるんだよな
 
 本来なら戦闘車両の支援があるべきで、しかし装備が足りず、それができない。
 
 だから大砲と砲撃でウ軍を無理やり押し込んできたが、最近では砲弾もたりなくなってきた。
 
 それなら人海戦術だ! と言うのは簡単だが、露軍は開戦半年で10万を喪失。これは実にロシア全軍の半分にあたる。

 部分動員で30万を集めたが、それでは足りないのだ。全戦線に振り分けたら、そんなもの大した数ではないし、少なくとも人海戦術にはまるで足りない。
 
 ∧∧
(‥ )バフムートを落とすだけで
\−  10万人ぐらい必要じゃね?
 
  (‥ )動員兵だの
      囚人兵だの
      素人の突撃で
      落とすには
      そのぐらいいるよねえ
 
 
 とはいえ、実際に落とす必要はない。バフムートを担当しているのは大富豪プリゴジンが経営する戦争会社のワグナーだから。
 
 ∧∧
( ‥)ワグナーの戦力って
    数千人程度だから
    力押しの業務は
    最初から無理だよね
 
  (‥ )だったら適当に囚人兵を
      突撃させて
      わずかな前進を
      大戦果だと宣伝するべさ
 
 要するにバフムートの激戦。ワグナーのプロモーションの域を多分、出ていないように思われる。派手な(無謀な)突撃もすべてはそのためと考えるのが自然だろう。
 
 
 
  

2022年12月6日火曜日

2022年12月4日のバフムート ガソリンスタンド死体32

 
 ウクライナ東部で激戦が続くバフムートの状況。 2022年12月4日



 
 ∧∧
(‥ )ロシア軍が少し
\−  前進したね
 
  (‥ )10月25日と比べると
      300mぐらい
      前進したかな
 
 都市バフムート。石膏、石灰がとれるので大手建材会社やコンクリート会社がある一方で、ワインの町でもある。郊外にどうやらエスカルゴの養殖場もあるので、おつまみ養殖もされていたようだ。
 
 ∧∧
(‥ )そんな町を戦場にするなんて
\−  ほんとロシアって
    金勘定できんのな
 
  (‥ )そんなだから貧乏で
      そんなだから
      三流国なんだが...
 
 そもそもそれ以前にバフムートに戦略的価値はなかった。いや、以前はあるにはあった。北のリマン、イジュームに進撃した露軍が南下、南の海岸を占拠した露軍が北上してバフムートを目指せば、ちょうどウ軍を包囲できたから。
 
 ∧∧
( ‥)でもこの秋の
    リマンとイジュームの
    大敗北で
    もうそんな価値なーい
 
  (‥ )それでも
      進撃するんよね
 
 バフムート攻略を担当しているのは大金持ちのプリゴジンと、彼が経営する戦争会社ワグナー。ここで自分たちが踏ん張れば、敗北したロシア正規軍に大きな顔ができるし、指導者プーチンからの覚えも良くなるというもの。せっせと囚人兵を突撃させていたら、確かになんか前進できて、実績が出来てきちゃったよ。
 
 ∧∧
(‥ )...というわけで
\−  最近はロシア指導部まで
    バフムートを落とせと
    発破かけはじめたとか
 
  (‥ )なんつーの
      いよいよ末期だな
 
 戦争会社のおっさんの皮算用に、皆が注目するうちにありもしない価値ができてしまう。えらいこっちゃであるし、それに付き合わされて消耗するのはロシア人であった。
 
 ∧∧
(‥ )囚人兵はばんばか死んでるし
\−  もはや戦場は死体だらけで
    ございます
 
  (‥ )なんか先月の
      中頃あたりから
      死体写真が
      やたらと目につくように
      なったよねー
 
 どこにいっても死体、死体で、撮影者の目がどうしてもそこへ向くのだろう。
 
 バフムートの東を通る幹線道路にあるガソリンスタンド。そこはちょうど陣地に適しているので、そこに露兵がおしかけては次々に撃破され、死体がごろごろ。
 
 いくつかの動画をつなぎ合わせてのぞいて数えたら、周辺に少なくとも32の死体が転がってた。


 
 ∧∧
(‥ )みんな素人の囚人兵か
\−  さもなきゃ動員兵だよね
 
  (‥ )しかも時系列で
      だんだん増えていく
      のだよな
 
 囚人兵や、かたっぱしから動員された兵士たち。職場に出勤したら、スーパーにいったら、駅前で、工事をしていたら、手術の用意をしていたら、会社だろうが、路上だろうが、病院だろうが、見境なくかたっぱしから男どもを捕まえて送り込んで、その数30万。外科医や工事技術者を動員ってバカじゃないのか? なんだけどマジでやってる。国内のインフラが崩壊し始めるのも時間の問題だ。
 
 ∧∧
( ‥)来年早々にまた
    動員するって話が
    出てきたべ
    30万でも損耗が
    追い付かんってか?
 
  (‥ )いやー肉弾戦ですね
      すごいね
      こんな戦争を
      見れるとは
      思ってなかったな
 
 
 

2022年11月22日火曜日

敵陣に支援無しで突撃せよ! 平均寿命2週間で8000死んでもかまわん

 
 2022年11月19日、バフムート南にあるOdradivka村。この村は10月には露軍に占領され、さらにここから露軍は2kmほど西へ進み、バフムートを包囲する動きを見せている。

 そうやって西進してくる露軍をウ軍が砲撃する動画があり、その場面を見るとこうであった。

 


 
 ∧∧
(‥ )畑の中の疎林に
\−  塹壕があって
    これは本来はウ軍の
    陣地なのかな?
    そこに露兵がやってきては
    砲撃されて死んでいく
 
  (‥ )動画を観察すると
      最初は正午
      次は朝
      その次が夕方なんだよな
 
 編集で順序がでたらめになっている可能性もあるが、素直に解釈すると、露兵は第一日目の正午に突撃、そこから翌朝まで砲撃を受け敗退。二日目の夕方に二回目の突撃をした。そういうことになる。
 
 ∧∧
( ‥)ウ軍が言ってたあれだな
    露軍は無謀な突撃を
    ただただ繰り返して
    ウ軍の攻撃で
    どんどん死んでいくって
    やつだな
 
  (‥ )バフムート近隣の動画を
      しばらく追っていたけども
      それがはっきりわかる
      最初の動画だね
 
 両軍とも本当に真面目に相手陣地を奪う時は、戦車など戦闘車両の援護を受けながら、随伴した歩兵が突撃する。
 
 しかるに、以上の動画にそういう場面はない。というか、バフムートの戦線において、露兵が戦闘車両の支援を受ける場面は見たことがない。

 露軍は敵陣に歩兵だけでただただ突撃して、機関銃と砲弾、ドローンからの手榴弾投擲で次々に死んでいく。

 こんな突撃をするから露軍は馬鹿だアホだと言われる。もちろん、実際にはこれ、有効な手だ。植民地の独立戦争などでは子供を突撃させて相手を消耗。次に熟練兵を突撃させて敵陣確保があった。

 ∧∧
( - -)でもそれ
    潤沢な人的資源が
    使える場合
    使っても味方に
    支持される場合だろ?
 
  (- - )今のロシアは
      そういう状況じゃ
      ないよねー
 
 だからバフムート方面において露軍、正確に言うとこの方面を担当している軍事会社ワグナーとその支配者プリゴジンは囚人を動員した。六ヶ月の兵役を務めたら無罪放免であると。
 
 ∧∧
(‥ )ところが囚人兵の平均寿命は
\−  2週間程度だそうですな
    支援無しで素人を
    突撃させたら
    そりゃあそうなる
 
  (‥ )平均寿命を半減期と
      解釈すると
      半年後には最初の
      8000分の1しか
      生き残らん
 
 2万、3万の囚人兵を動員したともいうが、半年後に生き残るのは4人ぐらいだってことになる。
 
 実際、すでに露軍はバフムートで8000を失ったとも言う。

 そしてこの画像


 
 元動画はバフムート市の東北にあるガソリンスタンドを、ウ軍がドローンで撮影したもので露兵の死体がごろごろ転がっている。その場面をつなげて復元。遺体の分布を見ると以上のようになった。60×20m程度の土地の中に少なくとも遺体が8つ。

 興味深いことに遺体はかなり均等に分布していた。多分これ、長時間の攻撃の中で露兵が確率的に死んでいったので、均等に近い分布になったように見える。つまり露兵の遺体の自然分布に近いものとみなせる。
 
 ∧∧
( ‥)1200平方mに遺体8
    平均すると150平方に
    遺体が1つ
    バフムートの戦線は
    およそ8kmだから
    戦線に150mの幅があれば
    8kmの戦線に8000の
    遺体が転がっているはず
 
  (‥ )実際には遺体分布に
      粗密があるはずだけど
     (以上の画像も露軍陣地の
      ものなので他より密なはず)
      その一方で
      戦線の幅は150mより
      ずっと広いのだよな
      多分、2kmぐらいある
 
 つまり、バフムートにおいて露軍、そして動員された囚人兵たち、その8000が失われたという話。これはおそらく本当であった。
 
 ∧∧
(‥ )いやはや21世紀に
\−  こんな戦争を目にできるとはね
 
  (‥ )観察せねばな
 
 
 *ちなみにバフムートでは半年後の無罪放免にかけて志願した露軍囚人兵が、わずか2週間後に戦死した、という話が以前あった。

 2週間は、あまりに短すぎて悲惨だからニュースになって伝わった数字であろうか?

 あるいは反対にありきたりだから、たまたま人の耳に入った数字であろうか?

 見守っていると、後にウ軍が、露軍の平均寿命は2週間ぐらいだ、そのように広報したのである。多分、平均寿命2週間は正しい値。

  

2022年11月9日水曜日

2022年11月8日の月食と天王星食

  
 2022年11年8月。皆既月食。

 そして月食中の月が天王星を覆って食を引き起こすという珍しい出来事。


 
 ∧∧
(‥ )入るところは
\−  観察できたけど
    出るところを
    見逃しちゃったね
 
  (‥ )いやーうかつ
      ちょっと勘違いしててな
 
 ともあれ、スケッチすると以上のようであった。

2022年11月6日日曜日

バフムート 東へ1〜2km押し返す

  
 ウクライナに侵攻した露軍は思わぬ抵抗と損害によって、その進軍速度を低下させた。そして8月に到達したバフムートを11月になった今でも落せていない。
 
 ∧∧
( ‥)というか
    そもそも市街に
    取り付くことも
    できていないのである
 
  (‥ )町の東部にある
      アスファルト工場で
      ずーっと一進一退しててな
 


 10月9日 工場に侵入した露兵が砲撃を受ける
 
 10月12日 工場を奪還したウ軍がT64戦車支援の下、迎撃する
 
 10月25日 再び工場に近づいてきた露兵に砲撃
 
 10月27日 露軍、再度工場に侵入...
 
 ∧∧
(‥ )しかしその後
\−  露軍はウ軍の砲撃を受けて
    工場から叩き出され
    さらには
    2km近く後ろへ
    押しやられてしまうのである
 
  (‥ )それを加味すると
      次のような画像に
      なるのだ
 

 
 町の東部はどこもおおむね似た状態。アスファルト工場の近辺には採石場がある。22日、この採石場の水溜りに逃げ込んで、追い詰められ、ウ軍のドローンから投下される手榴弾で倒された露兵がいる。

 彼はバフムートの市街地まで1.5kmの地点まで近づいたが、それまでだった。現状、彼が一番突撃できた露兵。

 *確実な記録が1.5kmなら、もっと近づけた者が確率的にいたはずだが、それは当然、未確認である。

 以上を踏まえてバフムートの郊外東の戦況を描くとこうなる。ちなみに中央の白っぽいのが採石場。その右上にある長方形の構造物が両軍が一進一退していたアスファルト工場(小規模で機械も小さく少ないが、それでも敷地が東西300mある)。




 
 それが11月4日までに次のようになった。



 
 ∧∧
(‥ )町の南東に疎林地帯があって
\−  そこからぞろぞろ露兵が
    やってきて
    再び採石場に近づくけど
    もっと手前で砲撃されて
    吹き飛ばされてたよね
 
  (‥ )それが11月4日の動画
      採石場よりずっと後ろ
      露軍が1km以上
      押し返された証拠だなあ
 
 バフムートに関してはいろいろな動画があるが、露兵が吹き飛ばされたり、露兵の死体がごろごろ転がる中を必死で匍匐前進しながら逃げていく兵隊やらで、もう露軍の気持ちは第一次世界大戦。
 
 ∧∧
(‥ )戦線を担当する
\−   戦争会社ワグナーが
    投入するのは
    使い捨ての囚人兵
    半年勤めれば
    刑期を帳消し
    無罪放免だそうですが
 
  (‥ )平均寿命が2週間
      つまり
      兵士の半減期が
      14日だそうだから...

 
 半年、180日後までの間に半減期を13回繰り返すことになるので、半年後の生き残りは最初にいた人員の8192分の1ってことになるのだが...
 
 ∧∧
( ‥)一人でも生き残ってたら
    わりかし奇跡的な値だな
 
  (‥ )まあ片足切断とかで
      戦線離脱できて
      生き残れたやつが
      死者よりも
      多くいるはずだから
      全滅ではないだろうけどね
 
 
 

    


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