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2016年3月5日土曜日

来るべき未来にまた一歩

 
 
 ∧∧
(‥ )トランプさんは
\‐  アメリカを再び偉大にしよう!
    と言うわけだね
    Make America great again !
 
  (‥ )対するヒラリーが述べたのが
      アメリカはずっと偉大です
      か
      America has never stooped
      being great.
 
 
 4文字に対して6文字。
 
 俺たちがするんだ! に対して、何々は...と第三者的。さらに相手に対する否定。これは自分のスローガンが相手のスローガンに依存していることを示す。
 
 ∧∧
( ‥)長い上に回りくどい
 
  (‥ )ヒラリー負けたな
 
 もちろん、勝敗はスローガンではなく単に物量と金で決定される。
 
 
 ∧∧
(‥ )とはいえもはや
\‐  勝敗は見えたと見るべきですか
 
  (‥ )おおむねそれで
      いいんじゃないか?
 
 そしてこれは国内の貧乏人を救うという点では、合衆国派の勝利ということになろう。
 
 ∧∧
( ‥)アメリカは地球の覇王たる
    世界帝国としての側面と
    内輪の選挙で小さくやってる
    島国合衆国の側面とが
    あるからね
 
  (‥ )銃器の発達で民衆を
      大量動員できれば
      勝てる時代に
      たまたま建国したから
      民主制になったけど
      世界帝国に
      なってしまった今
      それを捨てるべき
  
 というか、べき、ではない。そういう方向へ淘汰がかかるから、そちらへじりじりと動き出す、といった方が良い。
 
 つまりアメリカはやがて立憲議会制とでもいうべきものへ変貌する。
 
 ∧∧
(‥ )当選すれども統治せず
\‐  とか言ってるんですかね?
 
   (‥ )もちろん書類上は
       権限を持っているから
       いざという時には
       発動するのだろうけどな
 
 例えば
 
 大統領がアメリカの単なる飾りになってすでに2世紀。ブッシュ家の末裔である面倒くさがりやの世襲貴族議員トーマス3世は名誉職で何もする必要がないという、ただそれだけの理由で大統領を引き受けたが、執行部のあまりの体たらくに暴動が発生拡大。クーデターを決意した軍部と国務省の依頼を受け、トマース3世は大統領権限を数百年ぶりに行使し、執行部を解任する。
 
 てな具合に。
 
 ∧∧
(‥ )こういうことが
\‐  ありうるにしても
    アメリカが世界の覇王で
    あり続けるのなら
    民主制は放棄しないといけない
 
  (‥ )逆に民衆の意思を受けて
      当選し
      ミドルクラスの復興と
      医療保険の改革を目指した
      オバマ大統領の任期中に
      中東は一気に不安定化
      したわけだ
 
 つまり、合衆国派が勝利すると、世界が不安定化する。
 
 あるいはこう言えば良い。合衆国派が勝利しても外交を安定化できるほどの余力がアメリカにはもはや無いと。
 
 ∧∧
(‥ )トランプさんも国内の人々の
\‐  助けての声を追い風に
    しているわけだよね
    だから合衆国派と考えるべき
 
  (‥ )ということは
      トランプ大統領が
      誕生したら
      さらに世界が不安定化する
      わけだよ
 
 もちろん、西欧、アメリカと続いた白人の世界征服で成り立っていた不自然な状況が、本来の姿に戻りつつある、そう見なした方がいいんだろう。だが、それは今から見れば混乱であるし、事実、混乱しているし、いずれ生まれる大国による安定もまだしばらく先だ。
 
 
 ∧∧
( ‥)それを考えると
    西欧諸国のメディアが
    トランプさんを嫌うのは
    結果的に正しいという
    ことですか
 
  (‥ )そんな視点で反対は
      していないだろうけど
      さらに中東が
      不安定化すれば
      難民に西欧が
      押しつぶされるのは
      もはや確実だからな

 
 ∧∧
(‥ )こうしてアメリカは
\‐  じょじょに
    立憲議会制へと移行して
    いくだろうと
 
  (‥ )オバマ大統領で混乱して
      トランプ大統領で
      がたがたっと来る
      そこで考え直すけど
      戦いの続行には
      無理があって
      また内向きになって
      でも混乱するから
      また外向きになって...
      そういう紆余曲折を
      何度も繰り返して
      解答へたどり着くわけよ
 
 
 そして今回の選挙でもまた一歩。
 

 
 

5つが攻めて来る

 
 
 ∧∧
(‥ )心配事100個のうち
\‐  95個は実現しない
    そうですよ
 
  (‥ )じゃあ残りの5つが
      攻めて来るのか
 
 
 ∧∧
( ‥)面子によっては
    壊滅だ
 
  (‥ )うほほ
      何が来るかな?

 

2016年3月4日金曜日

架空生物は創造論的なので自動的に嘘くさい

  
 間もなく春だ。少し天気が崩れた3月4日の空。奇妙に視界が悪く、遠くがぼんやりとかすみ、山も見えない。














 
 
 17:30現在、気温は13.5度、湿度は62%である。
 
 
 さてもさても
 
 ∧∧
(‥ )SF作家や
\‐  イラストレーターが考える
    宇宙生物や架空生物
    未来生物はどれもおかしいと
 
  (‥ )神様視点で物事を
      考えちゃうからだろうな
 
 例えば、前足がコウモリのような翼になって空を飛ぶネコを描いたとする。
 
 ∧∧
( ‥)理屈の上では可能だよね
    ネコよりも体重が重い
    鳥は存在する
 
  (‥ )だから、空飛ぶネコ
      というのは
      物理的には成立する
 
 ∧∧
(‥ )問題はそんな進化が可能か?
\‐  ということだね
 
  (‥ )自然淘汰では
      得になる道しか
      進めないからな
 
 ネコが空を飛ぶには、例えばコウモリの進化の道筋のような経路が考えられる。

 つまり、まず樹上性になって、それから滑空し、次に羽ばたきを始めて昆虫を捕まえるようになり、ついには大型化して獲物を捕らえる、という進化。
 
 さらに、このすべての段階で、前より何かしら得になることがあった、そういう条件が必要となる。
 
 ∧∧
(‥ )だけど樹上性のネコが
\‐  まずいないよね
    厳密には南米のマーゲイ
    ぐらいですかね
 
  (‥ )樹上性が少ないとは
      ネコにとって
      樹上に進出する
      利益があまりない
      そういうことだろうな
 
 それでも樹上性種が少なくとも1種類はいるのだから、非常に楽天的にこれを受け止めて話を続けよう。
 
 樹上性の次は滑空だ。
 
 ∧∧
( ‥)滑空して小鳥とか
    獲物を捕まえるの?
    無理っぽくね?
 
  (‥ )んー
      滑空できれば
      樹上で思い切り
      ジャンプして
      鳥にとびかかっても
      大丈夫ではある
      つまり大胆に行動できる
      これが狩りの成功度の
      上昇に結びつけば
      問題ないかもですよ
 
 
 ただし、動物が滑空するとなると、体はあまり大きくなれない。
 
 ∧∧
(‥ )マーゲイは体重が
\‐  3〜4キロ弱ですなあ
 
  (‥ )滑空性のヒヨケザルが
      2キロ弱
      最大のムササビが2.5キロ
      滑空する動物の
      最大サイズが
      これだとすると
      マーゲイが滑空するのは
      ちょっと厳しいよねえ
 
 だが言い換えれば、もう少しだけ小さくなれば、ネコでも滑空すること自体は可能だってことでもある。

 
 ∧∧
(‥ )でも小さくなれるなら
\‐  体重1キロ以下の小型ネコが
    すでにいても
    おかしくないはずだよね
 
  (‥ )だけどそんな小さなネコは
      いないのだ
 
 いないってことは何か制限があるのだろう。

 例えばこれ以上小さくなると、もっと小型の肉食哺乳類に競争で勝てなくなってしまうとか、そういう理由があるのかもしれない。

 例えばネコと同じ食肉類だが、オコジョの仲間には体重が200グラムを切るものがいる。これは一番小さいネコの10分の1以下だ。彼らは隙間に入って獲物を捕まえる。そしていかにも潜り込むことに向いた細長い体型。ネコとは全然違う姿だ。

 これは大きさによって獲物の性質が変わる事や、獲物が変わる以上、狩りに適した体型もサイズによって変わることを暗示しているのやもしれぬ。
 
 ∧∧
( ‥)オコジョたちが
    できるのだから
    ネコも小型化自体は
    物理的に可能なんでしょうね
 
  (‥ )だがそういう方向へ
      進化したものがいない
      つまり
      そっちの方向への進化が
      ネコにとっては
      得じゃないってことだよね
 
 
 これを考えると、滑空性のネコが進化することはいかにも難しそうだ。
 
 ましてや動力飛行となるともっと厳しい。

 陸上脊椎動物で空を飛んだ鳥、翼竜、コウモリ、いずれも一度非常に小型化したか、あるいは小さな体からスタートしたかである。そしてその大きさは、どう考えてもネコよりずっと小さい。
 
 以上を考えると、飛行するネコは進化しないだろう。
 
 
 
 ∧∧
(‥ )でも大きさ的には
\‐  ネコが空を飛んでも
    おかしくない
 
  (‥ )SF作家や
      イラストレーターが
      やっちゃうのはここだな
      物理的に可能だから
      いてもおかしくないと
      結論してしまうのだ
 
 要するに彼らは設計者の視点でしか物事を考えてない。つまり神様視点なのである。
 
 神は7日で世界を創造した。すべての生物は突然、この宇宙に完成された姿で現れた。
 
 こういう世界観。つまり歴史の視点がまったく欠けているのだ。
 
 ∧∧
( ‥)だからSF作家や
    イラストレーターの考える
    宇宙生物、未来生物
    架空生物は
    おかしくなるのだと
 
  (‥ )そりゃ進化と歴史を
      考えていないなら
      おかしくなるよね
 
 生物は機械ではない。例えば大腿骨とすねの骨が入れ替わった動物はいない。

 脊椎動物を見れば、大腿とすねの骨の比率や形にはあらゆる組み合わせがあるが、それでもなお、大腿骨は大腿骨であり、すねの骨はすねの骨として配置されている。これが生物進化にかせられた制限だ。
 
 ∧∧
(‥ )でも神様なら
\‐  入れ替えることできる
 
  (‥ )神様がいればそういう
      動物を作ったし
      そういう動物が
      いないからには
      生物は神の被造物ではない
      
 
 だが多分、作家やイラストレーターはこれをやってしまっている。
 
 
 ∧∧
( ‥)だから宇宙生物
    未来生物
    架空生物が嘘くさくなるのだと
 
  (‥ )要するに生物のことも
      進化論の根幹も
      分かってないし
      本人は科学的に考えている
      つもりなんだけど
      実際には
      創造論者ってことよ
 
 
 神様の作った世界は、現実世界と比べてどうしても嘘くさくなる。
 
 
 
 


宇宙人の濃度

 
 条件が十分であれば生物は誕生する。

 進化すればいずれ知的生物も生まれてくる。
 
 この宇宙には星が無数にある。
 
 つまり知的生物は無限に存在するであろう
 
 ではなぜ宇宙人は地球にやってこないのか?
 
 ∧∧
(‥ )なんでだと思います?
\‐
 
  (‥ )今、人類が数十年程度で
      恒星間飛行できる
      宇宙探査機を送ったら
      どうなると思う?
 
 理屈の上では可能だ。巨大なレーザーで宇宙帆を押せばいい。技術的には未知な部分が山ほどあろうが、未知の理屈や理論は存在しない。
 
 ではそれを実現するには?
 
 ∧∧
( ‥)宇宙にキロメートル単位の
    巨大なレーザー発振器を
    据え付けて
    膨大なエネルギー源を確保し
    それを可能にする機械群を
    維持するために工場を作り
    それを維持するための
    労働者を数十年に渡って
    確保する
 
  (‥ )今の俺たちの文明
      その負荷で滅びるよな

 
 ∧∧
(‥ )つまり宇宙探査を本気でする
\‐  種族が進化しても
    それゆえに文明は崩壊し
    あるいは種族が絶滅すると
 
  (‥ )宇宙探査を本気でするほど
      無駄なことに没頭できる
      それこそが知的生物だが
      無駄自慢が
      過剰であればあるほど
      その文明は崩壊し
      その種族が絶滅する
      可能性が
      必然的に高くなる
 
 反対に、無駄なことを一切しない知的生物は、地球にやってこないし、送らない。というか、それ以前にそんな知的生物は存在しないだろう。無駄なことを一切しないものを知的とは呼ばないのだ。
 
 ∧∧
( ‥)宇宙人が地球に来た痕跡が
    一切ないことは
    これだけで十分に
    説明できると
 
  (‥ )言い換えれば
      たまたま生まれたけど
      そんな熱心に
      知的生物探しをしておらず
      電波を発している
      地球人みたいな種族は
      希薄だけどどこかに
      いるんだよな
      だから電波望遠鏡の
      感度を上げれば
      割りと簡単に
      見つかるんじゃね?
 
  
 *希薄:1平方センチに点が3つでも、1キロ四方に点が1つだけでも、紙が無限の広さならどちらも点の数は無限。言い換えれば、知的生物が無限に存在する場合でも、その濃度には決定的な差が当然ありうる。
 
 ∧∧
(‥ )希薄だと見つからないよね
\‐  
 
  (‥ )問題はどこまで
      希薄なのか? だろうな
 
 
 
 
   

2016年3月3日木曜日

イノデも新芽を伸ばす昨今、眠い日々

 
  
   ( ‥)カキカキカキ
     ‐/
 
 ∧∧
( ‥)おや仕事を...
 
 
   ( ‥)最近考え事ばかり
     ‐/ してたからな
 
 ∧∧
( ‥)考え事は一段落
    つきましたか
 
 ホタルの発光は、仲間同士の信号としてもさることながら、結果的には警告色にもなっているかもしれない。そんな話がある。
 
 ∧∧
(‥ )ホタルはまずいからね
\‐
 
  (‥ )フクロウは結構
      滑空している
      これは公園の散歩中にも
      見ることだなあ
 
 夜の空を、すーっと滑るように、音も無くフクロウは移動する。獲物に羽音を聞かせないで接近できる効果があるようだが、見事なもんだ。
 
 ∧∧
(‥ )夜でも明かりがあれば
\‐  乱反射せずに光を
    そのまま返すことで
    光って見える反射剤...
    あの原理は
    再帰反射って言うんだね
 
  (‥ )英語だとretroreflectiveと
      言うみたいだな
      表面にあるビーズが
      その役割を果たすとか
 
 考え事のあげくに資料をさがし、以上のような諸々を掌握した後、考え事はついに飽和した。
 
 ∧∧
( ‥)? 飽きたか?
 
  ( ‥)一通り考え終わったから
    ‐/ 背景設定はこれでいいや
       後は思いつきが
       出てくるまで
       待とうって感じさ
 
 それに仕事もある。
 
 だがそれにしても眠い。
 
 ∧∧
( ‥)春眠暁を覚えずって
    やつか?
 
  (‥ )まだ寒いから早いけども
      そんな感じ
      眠くてしょうがない
      このカキコだって
      途中で寝てしまって
      起きてから後半を
      書き足しているし
 
 あまり断熱が良くないと思われる部屋である。冬になると熱を奪われるので、体が疲れてしまうのかもしれぬ。そして春になれば気も抜けるだろう。つまり眠くなるのだ。
 
 ∧∧
(‥ )そろそろお疲れモードかね
\‐
 
  (‥ )んー
      かもしれないね
 
 
 公園のイノデなどはすでに新芽を伸ばしている昨今である。
 














 
 
 
 

2016年3月2日水曜日

さあいこう♪

 
 
   ( ‥)いこう♪ いこう♪
       死の山へ〜♪
 
 ∧∧
( ‥)嫌なフニクリだな
 
 
 さあ、みんなが解放されてしまう祝福の時
 
 
 
 
  

20160302アンタレスと火星

 
 2016年3月2日、本日夜明け前3:52。東の地平線から姿を現したさそり座と半月、そして火星
 













 
 ∧∧
(‥ )右上の赤い星が火星
\‐  月の左下にあるのが土星
    中央やや上にあるのが
    さそり座のアンタレスだね
 
  (‥ )アンタレス
      火星に対する者
      その名のごとく
      火星と赤さも明るさも
      競っておるなあ

 
 あるいは光度の変化する火星こそが恒星アンタレスと競っているというべきか。
 
 現在、地球はじょじょに火星に追いついているので、火星との距離が近づいている。先日はスピカと同じぐらいだった光度も今ではそれより上がり、アンタレスよりもやや明るい。
 
 
 ∧∧
(‥ )中世の人は
\‐  星がこちらへ向かって
    降りてくると言ったのだよね
 
  (‥ )天動説体系の理解だけど
      光度の増加から
      距離の接近をちゃんと
      把握しているんだよな
  
 
    
    

自律が自由とは文脈のまやかし

 
 はて、フライパンにベーコンを先に入れて油を出すのではなく、むしろキャベツを先に入れて炒める事で、野菜の水分を飛ばした方がよかったのか?
 
 
 ∧∧
( ‥)悩ましい?
 
   ( ‥)悩ましい
     ‐°
 
 さて
 
 
 自由で自律的な行動とは、自分が定めた法則に従うことで、自然の命令などに従うことではない。
 
 ∧∧
(‥ )...だそうですけど
\‐
 
   (‥ )え? じゃあ
       好きな時に食事するのは
       自由じゃないのか?
 
 
 ∧∧
( ‥)お腹がすいたから食べます
    遺伝的に規定された肉体の
    要請に従った
    機械的な行動だよね
 
   (‥ )それをしたら
       自由でもないし
       自律的でもないと??
 
 好きな時にご飯を食べるのは自由ではない。

 めんどくさい主張だが、自律的、というのがみそなんだろう。
 
 ∧∧
(‥ )自分を律することこそが
\‐  自由なのだという
    主張ですかね...?
 
  (‥ )多分そうだろうな
      ポテチをおもむくままに
      食べてはいけないという
      主張であるな
      でもこれって
      ただの文脈の問題だよね
 
 この猫はノミからフリーである。
 
 意訳:この猫にノミはいません。
 
 ∧∧
(‥ )例えば英語のフリーって
\‐  こういう使い方もするよね
 
  (‥ )つまり自分の法に従う
      ことこそ自由で
      自律とは
   ”私は体の欲望から自由です”
      ということだな
 
 これは要するに、さかったから女の子とその場でセックスするとか、むらむら来たからその場でチンコをしごきだすとか、そういう欲望から私は自由であるという宣言だ。
 
 ∧∧
( ‥)大事なことではあるけど
    馬鹿みたいな主張じゃね?
 
  (‥ )大事なことではあるが
      ドヤ顔で言う事じゃねえな
 
 しかし、反対に言えばこうも言える。
 
 私は節制の奴隷なのである、と。
 
 そしてそれならばこうであろう
 
 むらむら来る女の子を見てその場でチンコをしごき出す私は、節制からフリーダム! お前達、自律した人間こそが奴隷なのだ!
 
 ∧∧
(‥ )最低だが
\‐  そういうことだな
 
  (‥ )そういえばさあ
     俺が28年前に上京した時
     新宿の西口から少しいった
     ところで
     自分のチンコをズボン越しに
     激しくさすりながら
     うほっーうほっーと
     叫んで歩いてる若いのが
     いてな
     こっこれが東京か!
     東京すげー!!! と
     思ったもんだよ
 
 
 まだ西口に都庁が無く、西口地下の道路がコンクリートむき出しの殺風景な暗いトンネルだった時代の話である。上京していきなりこれだ。途方も無いと思ったのだが、そんな奴はそれ以来、一度も見ていない。

 
 ∧∧
( ‥)フリーダムな奴だな
 
  (‥ )まあ確かに
      ああはなりたくない
 
 とはいえ、欲望から自由であり節制の奴隷である俺様は自律した真の自由人だ! とか大声で叫ぶのも、それはそれで痛い。
 
 そしてなにより
 
 ∧∧
(‥ )どこでも
\‐  セックスしない自慢って
    いかにも人類らしい
    性癖だな
    しかもお前ら
    1年中発情してるのに
    あえてそういうことする
 
  (‥ )世捨て人の隠者が
     無駄に高く評価される
     みたいに
     人間は無駄自慢が
     大好きだからね
     どれだけ長く
     セックスしないかとか
     どれだけ長くオナニー抜きで
     我慢できるかとか
     そういうの大好きなのよ
 
 ∧∧
( ‥)なんだ
    節制と言いつつ
    人類種が持つ遺伝子自慢か
 
  (‥ )まあそういうことだ
      自律を重んじる奴は
      フリーでもなんでもないね
      遺伝子を熱狂的に
      代弁しているにすぎぬのよ
 
 
 自律が自由とは文脈のまやかしにすぎぬ。

 お前達哲学者どもは単なる遺伝子の代弁者。内なる声に従うだけの拡声器だ。
 
 
 ∧∧
( ‥)でっ? どうよ?
 
  ( ‥)ベーコンが先で
    ‐° キャベツが後でも
       問題ないなあ
       普通の味だね
 
 3月もすでに2日目。週間予報を見ると多分、ここらでは今日、明日が寒さの最後になるっぽい。妙に冷えて感じるのは空が良く晴れているからかもしれぬ。
 

 気温は3度、湿度は44%である
 
 
 

2016年3月1日火曜日

かくて物語は神話へと復帰する

 
 人は曰く、今時は漫画もラノベも血統、血筋。皆、あきらめてしまったのか? と。
 
 
 だが、考えてみれば、血統、血筋の対義語である、努力、友情、勝利。そもそもそんな作品、物語があったであろうか?
 
 ∧∧
(‥ )ドラゴンボールですかね?
\‐   修行するし
    宇宙人である点では
    血統だけども
    ベジータ王子と違って
    主人公は下級の出だよね
 
  (‥ )ドラゴンクエストの勇者は
      レベル1からこつこつ
      頑張るよな
      もっとも伝説の血を引く
      勇者なんだが
 
 いずれも30年前の作品であり、すでに1世代が経過している。
 
 ∧∧
(‥ )それを考えれば
\‐  努力、友情、勝利自体が
    厳密な意味では存在しなかった
    あるいはそれに近似だった
    存在しても
    無視できる程度だった
    そういうことだよね
 
  (‥ )小学生の時に
      図書館にあった冒険小説を
      片っ端から読んだことが
      あったけども
      巻き込まれた主人公が
      運良く勝ち残って
      帰ってくる話が
      ほとんどだったよなあ
 
 確かに、あなたには才能があるから、とか、ひょんなことであるものを身につけ、それがもとで採用されて異世界へ羽ばたく、とかそういうのはあったと思うけど。
 
 ∧∧
( ‥)努力、友情、勝利なんて
    見た事ありませんと
 
  (‥ )むしろ血統は
      少しあったと思う
 
 血統は少しあったと思うが、少ししかなかった。

 今にしてみると、これは奇妙な話である。なぜって物語の原点である神話の世界では、いずれも血統が重要であり、主人公は女神や精霊に加護を頂き、便利なアイテムを与えられるのが常だからだ。
 
 血統、血筋、ご加護と便利なアイテム
 
 ある意味、こういう露骨なえこひいきこそが物語のあり方ではなかったか?
 
 ∧∧
( ‥)でもあなたの子供時代
    図書館にそういう本は
    なかったと?
 
  ( ‥)読んだ限りでは
    ‐/ なかったよ
 
 なにゆえか?
 
 それは、魔王に対峙することなく、さらに魔法とかを使わないせいかもしれない。
 
 ∧∧
(‥ )魔法や格闘戦が無いのなら
\‐  才能というよりは
    運で生き残りましたって
    物語になるでしょうね
 
  (‥ )冒険ってのは基本的に
      異世界から帰還する物語
      つまり逃げる話だ
      だからかもね
 
 それに科学全盛の時代だ。自分が子供の頃はアポロの月着陸からまだ時がさほど経っていない。だったら魔法は使わないだろう。
 
 事実、行き先が過去だろうが未来だろうが、あるいは異次元だろうが宇宙だろうが火星だろうが。主人公が未開の地へ出かけて、文明の知識を使うことで窮地をやりすごすような物語が多かったように思われる。
 
 ∧∧
( ‥)失礼な言い方だけど
    冒険ダン吉みたいな
    ものですかね?
 
  (‥ )もともと19世紀
      西欧の植民地支配が
      盛んだった
      名残りかもしれん
      白人が非白人国で
      頭角を示し
      現地の人に受け入れられ
      ついには王になる
      そういう物語は多かった
 
 
 ドリトル先生は南の島で戦争して勝利し、ついに王になる。
 
 砂の惑星もこの範疇に入る話だ。権力闘争に破れた王子は砂漠に逃れ、野蛮人と軽蔑される砂漠の民に受け入れられ、ついには彼らの王になり、そして砂漠の民を率いて復讐を果たす。
 
 タイムマシンだってそうだろう。王にはならないが、19世紀の主人公は80万年後の退化した人類の中で暴れ回るのだ。
      
 
 ∧∧
(‥ )でも今はそんな時代じゃないね
\‐
 
  (‥ )転生し選ばれし勇者が
      魔法を使って勝ち進む
      ラノベの話を聞いてると
      物語が神話の世界に
      還ったのを感じるねえ
  
  
 アポロの月着陸から47年。科学技術の可能性と熱狂から1世代以上が過ぎた。その間にアメリカはベトナムから撤退し、日本に経済戦争で負け、しかしその日本も倒れ、復興したかに見えたアメリカはイラク戦争で全てを失った。そして台頭した中国も崩れ始め、かつての覇王、西欧は移民に押しつぶされかかっている。

 もうみんなアポロの夢から覚めてしまったのだ。そして理解した。

 この窮地を突破するには神性と、えこひいきとしか思えない幸運の加護と、そして便利な道具である魔法が必要なのだと。
 
 そんなものは無いと分かってはいるが、そうでないとこの状況は突破できないのであると。
 
 これはあきらめと表裏一体であるが、同時に現実なのだ。多分、無敵のヘラクレスに夢中になった古代ギリシャ人やローマ人も同じではなかったか? 五賢帝時代を終わらせたと罵倒される狂気のコンモドゥス帝は、自らをヘラクレスに模して闘技場に立った。彼も暗殺の恐怖の中で神性に頼るしかなかったのではないか?
 
 すべての人が努力する以上、すべての努力は等価となる。つまり無だ。努力で切り抜けられない現実を知った人が、一服の清涼剤として神と血筋と魔法にすがったところで、どうして責められよう。
 
 ∧∧
(‥ )かくて物語は
\‐  神話へと復帰する
 
  (‥ )ひるがえって
      意地悪な言い方をすればさ
      努力、友情、勝利を
      信じる人は未だに
      夢から覚めていないのな
 
 
 頑張ればこの牢獄から突破できると、お前はまだ本気で信じているのかい?
 

 
 

2016年2月29日月曜日

2016年の閏日 この市場を見つめよ

 
 2016年は4の倍数である。
 
 ∧∧
( ‥)というわけで
    本日は2月29日
    閏年の閏日です
 
  (‥ )4年に1度の降臨だー!
 
 
 ∧∧
(‥ )その閏日も残すところ
\‐  2時間を切りました
 
  (‥ )本屋がさ
      またひとつ消えたよ
 
 
 ここから本屋が消えたら、ここら近辺の人は一体どこで本を買うのだ?
 
 ∧∧
( ‥)買わないんじゃね?
    さもなきゃamazon
 
  (‥ )そーだなー
      ただ最近合理化のせいかな
      amazonもちょっと不便に
      なってきたんだよな
 
 古本屋の斡旋業を拡大したせいか(これはこれでありがたい話なのだが)、最近のamazonは事前注文の無い本は新刊でも在庫を置かない、という方針になったとも聞く。

 実際、ものによると新刊なのに手に入らないということが起こり始めている。出たばかりで本屋にはあれどamazonに在庫が無いのだ。

 そして在庫が無い変わりにamazonが斡旋した古本業者が本を出品している。その値は状況によりけりだ。安いこともあれば、だがしかし反対の場合もある。

 例えば、新刊なのにamazon自体には在庫が無く、その代わりに古本が定価より高く出品されるというふざけた現象が起こっている。
 
 これならamazonに発注する意味が無く、大手書店に頼んだ方が良い。
 
 ∧∧
(‥ )amazonは
\‐  巨大な倉庫屋さんだから
    価値があったのだけど
    その価値を自ら
    切り捨て始めたって
    感じですかねえ?
 
  (‥ )余計な死に品を置かない
      というのは合理的だけど
      それだと普通の大型書店と
      変わらなくなるか
      それ以下になって
      しまうからな
 
 そうだとすると、これは何であろうか? アメリカらしい合理主義がまねいた袋小路なのかもしれないし、エントロピー増大の法則に従って、成功した組織は意識高い系の社員によって蝕まれていくということかもしれぬ。amazonの快進撃もそろそろ打ち止めか。
 
 それはさておき
 
 近所の本屋が消えた。皆、どこで本を買うのか?
 
 買わないんじゃね? というのは正論なんだが
 
 ∧∧
( ‥)ジャンプはどこで
    買えばいいの?
 
  (‥ )...コンビニだね
 
 コンビニによってみると、そこにあるのはエロ、漫画、料理と育児と掃除。
 
 今までなんの気無しに眺めていたし、その陣容も分かっていたが、改めて見ると新鮮だ。
 
 ∧∧
(‥ )みんなが必要としていた本は
\‐  これだけだった
    そういうことだね
 
  (‥ )おっさんがエロを買い
      少年少女が漫画を買い
      主婦が料理と育児と掃除を
      買っていく
 
 申し訳程度に科学の本もあったが、価格は600円程度。内容はあまり正しくなかった。

 例えば日本で火山が多い理由はマントルの深い場所でマントルが溶けてマグマが出来るからだというが、深度は融解の本質的な条件じゃない。

 プレートが沈み込む日本の直下では水の存在が融点以下でマントルを溶かし、マグマを作り出す。これが抜けていた。多分、ライターはよく調べずに書いたんだろう。
 
 ∧∧
(‥ )でもみんなは
\‐  この程度の情報で
    お腹いっぱいだ
    そういうことでもあるよね
 
  (‥ )文字も1見開きで
      400文字程度かな
      このぐらいの文字数が
      皆の読解力の
      限界なのだろうなあ
 
 もちろん、漫画やエロや料理や育児はもっと内容が充実しているから、実際には全員、もっと大量の情報を読みこなせるのだ。
 
 ∧∧
( ‥)でも科学は立ち話程度の内容で
    十分だってことだね
    それ以上のカロリーを
    振り分ける事柄ではない
    そう判断されているから
    こういう内容になる
 
  (‥ )2chとかの雑談を
      内容の間違いは
      そのままに
      書き方をきれいにした
      感じだねえ
 
 もちろん、これ自体も昔からの話ではある。プレイボーイ誌にだって時事ネタや科学のネタはあったであろう。あれと同じと言えば同じだ。
 
 ただ、市場の縮小によってそれ以外の本が皆消えて、プレイボーイの切り抜きだけが残った、そういう状況だと言えばよかろうか。
 
 ∧∧
(‥ )それを考えると新鮮だね
\‐  田舎とかだとコンビニが
    本屋であり
    知識の供給源に
    なるってことはあったけど
    それがじょじょに拡大している
 
  (‥ )この市場を
      見据えなければいけない
      わけだな
 
 



 

果てしなき呪いの日々

 
 ∧∧
( ‥)例えばの話
 
  ( ‥)そうねえ例えばの話
    ‐/ 自分の人生が
       うまくいかないからと
       言ってだな...
 
 あるいはこう言えば良いであろうか?
 
 人生も世界もかくあるべきである。そう思っているのに現実はそうならない。

 自分の人生はままならず、ましてや世界はこうあるべきだ、などという高邁な理想がかなう事も無い。
 
 彼は怒る。そしてあるべき人生とあるべき世界を若者に呼びかける。
 
 このままでは駄目です。こう生きるべきです。
 
 いやまあ、そのなんだ、ご本人は義憤のつもりなんだろうが、それはいかがなものか?
 
 ∧∧
(‥ )そういう人
\‐  多いよねえ
 
  (‥ )いかがなものか?
      というよりもだな
      やっちゃいけない
      のだけどね
 
 ∧∧
( ‥)なぜかと申しますに
 
  (‥ )かくあるべし
      そう思っていても
      そうはならなかった
      それは彼の思い描いた
      かくあるべき人生と
      世界観
      そして計画が間違っていた
      そういうことなんだよね
 
 
 理想が挫折した時、彼は失敗の原因を、世界とその理不尽のせいにする。だがしかし、実際には彼の構想に致命的な欠陥があったと見るべきである。事実、失敗したとはそういうことだ。
 
 ∧∧
(‥ )もちろん周りの反対で
\‐  失敗したんだと
    彼は息巻くのだけど
 
  (‥ )実際は
      お前の計画に穴があるから
      皆見捨てたし
      周囲の協力があっても
      根本が破綻してるから
      失敗したんだって
      ことの方が
      圧倒的に多いのだよな
 
 だが、あきらめきれないのだ。特に理想に邁進した人間はそうである。

 理想に邁進するとは単純に思い込みが激しいということであって、思い込みの激しい人間は失敗を認めないし、ましてや自分と自分の計画に欠陥があったことを絶対に認めない。

 彼にあるのは、良いのだから良いのだ、という循環論法だけである。
 
 ∧∧
( ‥)でっ? 他人や若者に
    こうすればきっと成功するよと
    良かれと思って
    失敗した計画を押しつけると
 
  ( ‥)昔からこういう奴は
    ‐/ 古今東西いたんだよな
      あげくに
      自分を客観的な存在にして
      箔つけたいから
      自分は海外にいる
      とか
      自分は外国人である
      とか
      自分はハーフである
      とか
      嘘までつき始める始末
 
 そこまでして自分の失敗した人生を誰かに模倣させたいものなのか?
 
 ∧∧
(‥ )でも本人に悪気はないんだよね
\‐  
 
  (‥ )そりゃあ自分の計画自体に
      致命的な欠陥があったと
      思ってないからな
 
 ∧∧
(‥ )弱ったもんですね
\‐
 
  (‥ )幸いにもこういう煽りを
      真に受ける奴は
      もともと似たような
      奴だから
      問題ないかもだけどね
 
 これは呪いのようなものだ。理想という名の病原菌が、それに罹患しやすい人間と共に世代を越えて受け継がれていく。
 
  
 
 
 

たぶん、無理は無理だと分かる未来

 
 
 指数関数的に増大する人工知能の処理能力は、至近の未来においてついに人の脳を越え、特異点を突破した。こうして生まれた人工知能に人は質問するのである。
 
   (‥ )問題に答えて欲しい
 
 ∧∧
( ‥)なんの?
    なんでも答えられるぞ
 
 
  (‥ )エネルギーと
      食料問題を解決し
      人間が働かないで暮らせる
      社会の実現
 ∧∧
( ‥)無理だね
 
 
  (‥;)なんで!?
  ‐   シンギュラリティを
      越えたんだよね?
 ∧∧
( ‥)無理なもんは無理って
    言ってるだろ
    現実を受け入れろ猿
 
 
 
  ( ‥)まあどうせ
    ‐/ こういうオチだと
       思うけどもな
 
 ∧∧
( ‥)世の中そんなもんですよと
 
 
 例えばの話、人間を越えた人工知能を作った時、彼らに永久機関を作る方法を尋ねたら、無理と答えるだろう。可能か可能じゃないかを決めるのは知能じゃない、宇宙だ。
 
 
 ∧∧
(‥ )そもそも大演算と容量の増大で
\‐   知能が必然的に生じるだろう
    と考えること自体が
    おかしいかもしれません
 
  (‥ )多分、錯誤の根底は
      同じなんだろうな
 
 
 累積すれば魂が宿る。魂は現実を越えて、夢への扉を開く。
 
 ∧∧
(‥ )機械を作っている人たちは
\‐  魂ではなく知能と言っては
    いますけども
 
  (‥ )実際には魂のこと
      なんだよな
      それもどっちかというと
      神性に近い奴だ
 
 そうでなければ人間には発見できない現実をも越えんとする解決策を、人工知能が発見できると楽観しないだろう。
 
 ∧∧
( ‥)実際には
   世界を設定しているのは
   宇宙であって
   観測者ではない
 
  (‥ )だから尋ねても
      無理なものは無理
      それが分かるだけだろうね
 
 もちろん、これも人工知能が本当に人工知能になれたら、の話である。
 
 ∧∧
(‥ )実際にはシンギュラリティに
\‐  至ってもなお
    人工知能は知能にすら
    なれないだろう
 
  (‥ )一見すると人間そっくりの
      受け答えができるぐらいは
      可能かもしれないけど
      いつもの話
      それは
      レプリカントであって
      人間じゃないからな
 
 映画版であるブレードランナーにおいて、レプリカントたちには魂があったが、実際のところレプリカントとはそういうものじゃない。レプリカントはただの模造品で知能ですらない。
 
 ∧∧
( ‥)2045年に実現するのは
    せいぜいレプリカントの
    オペレーターが普及するぐらい
 
  (‥ )それでもインパクトは
      大きいけどな
 
 
 とはいえ、レプリカントたちのオペレーターとて、考えてみれば初音ミク以下の存在でしかない。
 
 ∧∧
(‥ )レプリカントは
\‐  大容量で無理矢理人間を
    模倣しているだけだけど
    初音ミクは人間を
    部品に組み込んだ
    巨大演算機械だからね
 
  (‥ )どっちが偉大かと言ったら
      明白なんだよなあ
 
 そしてむしろレプリカント技術が初音ミクに反映されることで、より偉大なものが地上に現れるだろう。
 
 ∧∧
(‥ )誰もすごいとは
\‐  思わないだろうけどね
 
  (‥ )未来ってのは
      そういうものだと思うよ
      ネットだって
      もはやすごいとは
      思われていないからな
 
 
 

2016年2月28日日曜日

なぜヘビは空中で待ち伏せしない?

 
 
  ( ‥)仕事以外で人と話をしても
      楽しくないのだ
 
 ∧∧
( ‥)理由を聞こう
 
 
 多くの人にとって、宇宙の話はUFOの話でしかない。
 
 ∧∧
( ‥)あなたは別にUFOに
    興味があるわけではない
 
  (‥ )俺は星と宇宙に
      興味があるのだ
      話が合うわけが
      ないよね
 
 先日、おひつじ座の変光星Rを望遠鏡で見ていたら(厳密にはもう暗くなって見えなくなっていたことを確認したのだけども)、近所の人が、今日は何を見ているのか? と尋ねてきた。
 
 見ますか? とおひつじ座のα星ハマルを見せたが、これでは星が見えるだけだ。よく分からないに違いない。
 
 そこで月を見せたら喜んでいた。
 
 ∧∧
(‥ )月は大きさがあって
\‐  誰が見て分かる天体だからね
 
  (‥ )でもそんな人々も
      月の地質に興味がある
      わけではないなあ
 
 ∧∧
( ‥)つまりあなたとしては
    仕事以外で
    他人と話をする気はないと
 
  ( ‥)皆の手にかかれば
    ‐/宇宙はUFOになり
      恐竜は怪獣になり
      古代はアトランティスに
      歴史はライフハックに
      進化は宗教になる
      話がことごとく対立して
      つまらなくなる
      他人と話をする意味が
      どこにもないだろ?
 

 ではどうする?
 
 簡単だ。調べれば良い。自分が知っていると思っているこの世界から一歩出れば、そこは広大な見知らぬ世界。

 我々の知ってるなど、大海の中の小さなたわ言に過ぎぬ。

 本など読んで自分は知恵者になったと勘違いしている連中の愚かしさときたら、それは悲しい道化であろう。
 
 ∧∧
( ‥)でっ? どうだ?
 
  ( ‥)樹上性のヘビは
    ‐/ 地上性のヘビよりも
       食事の間隔が短くなる
       そうだよ
 
 つまり、樹上性のヘビは地上性のものよりも、頻繁にものを食べる、ということである。
 
 理由はどうも単純ではないかと言う。すなわち、樹上性のヘビは体を重く出来ない。
 
 ∧∧
(‥ )重く出来なければ
\‐  頻繁に食べて頻繁に出す
    必要があるね
    確かに鳥もそうだよね
 
  (‥ )反対に地上性で
      待ち伏せ型のヘビは
      極端に間隔が長いものが
      いるんだよな
      種類によっては
      一食の間隔が1年を越える
      ものもいる
 
 ∧∧
( ‥)ということはですよ
 
  (‥ )例えばの話
      樹からぶらさがって
      ひたすら獲物が近づくのを
      待つような架空生物は
      存在しないってことだ
 
 生物には何かしら必然的な制限がある。イラストレーターやSF作家は現在の地球に存在しないとっぴな生き物をやたらと考えたがるが、現在の地球に似たものがいないとは、その不在には必然性があるということだ。

 つまるところ彼らの空想は根無し草の妄想。
 
 と言いつつも
 
 
 ∧∧
(‥ )クモさんは
\‐  浮力が事実上効かない空中で
    浮遊しながら
    待ち伏せ捕食する動物だよね
 
 
  (‥ )そこで疑問だ
      なぜクモはそれが
      できるんだと思う?
 
 網という構造物で体を支えているから。

 単純にそれだけであろうか?
 
 何かにしがみついている、という点では樹上のヘビも網に張り付いたクモも変わらない。
 
 ∧∧
(‥ )ヘビさんは小型化できない
\‐  とかですかね?
    網を張るクモはどれも
    小さいですよね
    世界最大の造網性のクモ
    オオジョロウグモは
    体長5センチ強ですよね
 
=>https://www.google.co.jp/search?q=nephila+pilipes&biw=805&bih=656&site=webhp&source=lnms&tbm=isch&sa=X&sqi=2&ved=0ahUKEwi6o9Xnu5jLAhWFH5QKHYZP…
 
 
  (‥ )でもこれより小さなヘビが
      いるからな
      多分大きさの問題では
      ないんだよね

=>https://www.google.co.jp/search?q=nephila+pilipes&biw=805&bih=656&site=webhp&source=lnms&tbm=isch&sa=X&sqi=2&ved=0ahUKEwi6o9Xnu5jLAhWFH5QKHYZP…
 
 
 あるいは定位の仕方に問題があるのかもしれない。実際、樹上性のヘビぐらいのサイズで、なおかつ樹上で待ち伏せ捕食する動物がいる。
 
 
 ∧∧
(‥ )なぜクモは
\‐  空中で待ち伏せ捕食ができて
    ヘビにはできないのか?
 
  (‥ )洞窟で待ち伏せして
      コウモリを食うヘビが
      いるけど
      これはコウモリが
      大量に帰ってくるから
      出来る芸当だろうしな
 
=>https://www.google.co.jp/search?q=elaphe+taeniura&biw=1024&bih=816&site=webhp&source=lnms&tbm=isch&sa=X&sqi=2&ved=0ahUKEwi61JODxJjLAhUmNqYKHco…
 
 
 ∧∧
(‥ )言い換えれば
\‐  条件次第では可能だってこと
    ですよねえ
    だけど通常は成立しない
  
 
  (‥ )成立しないのは
      なぜだと思う?
      代謝が高いせいかな?
      あるいは別の理由かな?
      自分は知らんことがある
      それが分かるよね
 

 
 
*要するにこの問題、言い換えればこういうことである。未来生物を描いた「アフターマン」の中で、著者ドゥーガル・ディクソンは未来の特殊化したヘビ、アンカーフィップを描いた。これは発達した尾で枝につかまり、その身を伸ばして近づく鳥を捕まえて食べるというものである。つまり樹上で半固着生活に特化した、待ち伏せ型の捕食者だ。
 
=>Anchorwhip - Speculative Evolution Wiki - Wikia
 
 
 ∧∧
(‥ )でも以上からすると
\‐  アンカーフィップは
    ありえないんじゃないか
    ということになる
 
  (‥ )ではなぜ成立しないのか?
      その原因は何か
      ヘビのそういう進化を
      制限している条件は何か
      それを考えてみよう
      そういう問題であると
      思えばおおむねオッケー
 
 
 
 
  
 

おおむね真実 帰ってきたアナコンダ

 
  ( ‥)スネークフライトって
    ‐/ 映画があったじゃない
 
 ∧∧
( ‥)ああ逃げ場の無い旅客機内に
    ヘビさんたちがわんさか
    逃げ出して
    パニックになるという映画ね
 
 
 予告編では、おっさんがでっかいヘビにしめられて、頭から丸呑みされる場面があった。
 
 
  (‥ )それを見ると想像して
      しまうのですよ
 
 ∧∧
( ‥)想像してしまうのですか
 
 ヘビたちを刺激しないようにする主人公の脇で、頭をかじられているおっさん。
 
 ヘビたちを少しずつ手なづける主人公の脇で、胸まで呑み込まれたおっさん。
 
 ヘビたちを説得して、ケージの中に入ってもらっている主人公の脇で、足だけ口から出てるおっさん。
 
 ケージのヘビたちに墜落しなくてよかったね。さあ自然に帰ろう、そう話しかけて空港を出て行く主人公の脇で、台車にのっけられて運ばれる大蛇と腹の中のおっさん。
 
 
  (‥ )というのを期待して
      いたんですが
      見た人に聞いたところでは
      そういう映画じゃ
      なかったそうでしたよ
 
 ∧∧
( ‥)そりゃ残念だったな


 
 なんかこう、あれだ。この世界は失望だらけで、わくわくが足りない。
 
 ∧∧
(‥ )足りないなら作るしかないな
\‐
 
  (‥ )この女の子が
      ひどい目にあう薄い本が
      見たいでーす
      よっしゃお前らの
      言いたいことは分かった!
 
 さあ、アナコンダに呑み込まれるところを見るがいい。
 
 
 ∧∧
(‥ )でも大蛇さんたちは
\‐  人を本当に呑み込むから
    うかつなことは書けないな
 
  (‥ )おっさんなら
      問題ないんだよ
 
 女の子が呑み込まれたら、ひどい! と皆が抗議の声を上げるが、おっさんが呑み込まれていくのを見れば、皆、笑うだけである。
 
 ∧∧
( ‥)...そう...なのか?
 
  (‥ )おおむね真実
 
 
 
 
  
 

2016年2月27日土曜日

再現性が悪いアナコンダ

 
 この女の子がひどいめにあうところが見たいです!
 
 
  (‥ )アナコンダにゆっくりと
      呑み込まれていくのです
 
 ∧∧
(‥ )...そういうひどいじゃ
\‐  ないんだよな
 
 
  (‥ )再現性が悪いね
 
 ∧∧
( ‥)皆の要望を再現できないと
    金儲けできませんぞー
 
 

 
 
 

大規模公共事業 その名は万里

 
 ∧∧
(‥ )考えてみれば
\‐  トランプ議員の言う
    不法移民を防ぐために
    メキシコ国境に壁築く公約
    大規模公共事業の約束
    だよね...
 
  (‥ )倫理的道義的な是非は
      ともかくとして
      経済的にはありっちゃ
      ありなのかもな
      無駄でもなんでも
      金が動く
      ひとにぎりの勝ち組が
      金を滞留させている
      状況よりはましだよね

 
 
 働いている労働者にインタビューすると、国を守る立派な仕事です、これでようやく仕事にありつけ、借金も返せます、と明るい声。
 
 実際には低賃金だし、メキシコ移民も参加してせっせと働くこの状況。なんとか否定的な声を引き出したいリベラルたちが根掘り葉掘り執拗に聞き出そうとしても、聞きつけて集まった労働者達にぼこられて、帰れ帰れのシュプレヒコール。
 
 
 ∧∧
(‥ )そこまで楽しい未来が来るか
\‐   分かりませんけどね
 
  (‥ )さてどーなるのかなー
 
 

 
 
 

見えてきたオリオン座U星

 
 ようやく見えるようになった変光星、オリオン座U星











 
 ∧∧
(‥ )今月の中頃から
\‐  見えるようになってきたけど
    まだまだ暗いですなあ
 
  (‥ )でもあれだ
      去年と同じなら
      来月の終わりには
      光度6等にまで上がる
      のだよな
 
 
=>Untitled Document
 
 本当にそんなに速く上がるのだろうか? そういう例を自分の眼で実際に見ていながら、正直、半信半疑である。
 
 ∧∧
(‥ )今のところ
\‐  そんなスピードで上がって
    いるようには
    見えませんけどね...
 
  (‥ )だけど前よりちょっと
      明るくなった
  
 比較した星に対して、やや暗いからやや明るいになった。自分が識別できる、やや暗い、やや明るいはそれぞれ0.2等ぐらい。あるいはもう少し幅があるかもしれぬ。
 
 ∧∧
( ‥)だとしたら1週間で0.4等
    やや広く取れば
    0.5等は明るくなったと
 
  (‥ )それを延長すれば
      4週間後に2等上がる
      計算だよね
      5週間後なら2.5等だ
 
 
 今、多分、9等なので、2等上がれば7等である。2.5等なら6.5等。実際のところU星の極大は6等よりやや暗い(資料によっては極大4.8等という数字も出てくるけども)。
 
 ∧∧
( ‥)するとこのペースでも
    一ヶ月後には極大に
    十分到達できるわけですか
    
 
  (‥ )まあ観測を継続すれば
      分かることよ
      極大がどこまで
      上がるのかも含めてね
 
 
 1週間に1回程度見ればよかろう。
 
 ∧∧
(‥ )変光星の観察は
\‐  時々見れば良いから
    助かるよね
 
  (‥ )でもあれだな
      そろそろ生物の観察にも
      復帰しないといけないな
 
 
 そもそもHPにおける星のコンテンツは、本来は地学の一部なんである。
 
 



読者は切り捨てるために存在する

 
 
 ∧∧
(‥ )このライターさん
\‐  どう思います?
 
  (‥ )書いてる量が多すぎる
      一人じゃないな
      多分ピンハネ式だ
 
 自分の名前を使って2、3人のライターに書かせることで、自分の著作物を次々に出し、市場を飽和させ、独占状態を実現する。
 
 だいたいそういう戦略なり方針だろう。
 
 ∧∧
(‥ )こっちのライターさんは
\‐  どう思います?
 
  (‥ )書いてる量が少なすぎるな
      年収100万いって
      いないだろう
      たぶん実家暮らしだろうね
 
 これは趣味の延長なんだろう。ただし、趣味にしては内容がぞんざいなので調べては書いていないし、教科書や英語、論文を読んでいないことも確実だ。
 
 ∧∧
(‥ )まあどっちもあれだね
\‐  売る方法としては
    悪くないね
 
  (‥ )ピンハネ式だと
      駆け出しのライターに
      書かせるから内容は
      頭打ちだな
      趣味の延長は実力次第で
      どこまでも伸ばせるが
      本人にその気がないのでは
      どうにもならん
 
 ただし、読者は別に本格的な内容など望んじゃいない。だからこれ自体に問題はない。そして以上の両方、どちらの戦略も、読者の要望に広く答えることができるだろう。
 
 
 ∧∧
( ‥)あなたはどうします?
 
  ( ‥)読者に合わせると
    ‐/ つまらないものしか
       できないから
       読者は切り落とします
 
 例えば、宇宙の話を読者に合わせれば、それはUFOの話になるだろう。
 
 恐竜の話を読者に合わせれば、それは怪獣の話になるだろう。
 
 古代文明の話を読者に合わせれば、それはアトランティスになるだろう。
 
 歴史の話を読者に合わせれば、それはライフハックになってしまうし、
 
 生物進化の話を読者に合わせれば、それは宗教になってしまうのである。
 
 
 ∧∧
(‥ )つまり問題は
\‐  読者を切り落として
    どうやって金儲けするか
    ですね
 
  (‥ )肝心なことはこれだ
      そしてもちろん
      だから難問

 
 
 

2016年2月26日金曜日

モグラはなぜ歯を持っている?

 
 明け方になると夏の大三角がかなり高くまで上がってくる。星座は春から夏へと移行しつつある昨今。
 
 ∧∧ 寒いけどな
( ‥)
 ‐( ‥)そーだねー
 
 
 さて
 
 未来生物や宇宙生物、SFだろうが映画だろうが、あるいはどっかの誰かがどこぞの掲示板で描いたイラストだろうが、それらは何かおかしい。
 
 ∧∧
(‥ )生物としておかしいのだね
\‐
 
  (‥ )それをおかしいと
      思わないのは
      物理学もさることながら
      連中が生物学
      地学、古生物学
      進化学、集団遺伝学を
      分かってないから
      なんだよなあ
 
 というか、そういう基礎に眼を向けない上っ面な興味しかないからそういうことになる。

 これは未来兵器のデザインをする時に物理学や冶金学、熱力学やエンジン工学やそれを実現できる工業力やそれを支える社会的背景を一切考えないようなものだ。
 
 要するに安易な設定をして、俺の考えたメカ最強ー! と言うようなもの。
 
 ああ、しかし、これが当たり前なのであった。
 
 ∧∧
( ‥)それを考えると
    未来生物や宇宙生物の設定が
    ちんちくりんなのも
    当たり前なんでしょうね
    戦車もいい加減なら
    生物はもっと
    いい加減でしょう
 
  (‥ )人に見せるには
      これ最強ー! で
      十分だからな
 
 そもそも我々は、誰もが一番良く知っているはずの自分たち自身の人体についてまで把握や考慮がおろそかなのである。それは見てくれを重視した鎧や剣を見れば分かること。
 
 ∧∧
(‥ )もちろんそれが必要な局面も
\‐  あるんだよね
    ベルセルクの巨剣なんか
    そうでしょ?
 
  (‥ )人間に振り回せる代物じゃ
      ありえないのだけど
      1つに漫画の小さなコマで
      見せるには巨大でないと
      分からない
      2つにあれほどのものを
      使わないと
      確かに人外は斬れんよな
 
 こうしたものの延長にはビキニアーマーもあるであろう。
 
 竜が空を飛び、魔法が使えるというふざけた世界なら、ビキニアーマーだってありだ!
  
 その主張は確かに正しい。

 そして潔し。
 
 少なくとも、俺の考えた兵器が最強だー、とか、俺の考えた未来生物かっこいい!! とか、自然をガン無視自己満足むき出しの手抜きよりはずっと良い。
 
 ∧∧
( ‥)でっ?
 
  (‥ )いや調べたらさ
      ミユビハリモグラって
      ミミズが主食なんだってな
 
ミユビハリモグラ=>https://www.google.co.jp/search?q=zaglossus&biw=981&bih=759&site=webhp&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwiR9Jyj6ZPLAhWiXaYKHQyFDxUQ_AUIBygC
 
 
 ∧∧
(‥ )ハリモグラさんは
\‐  カモノハシと同じ単孔類だよね
   ハリモグラ(Tachyglossus属)は
   アリやシロアリを食べる
 
ハリモグラ=>https://www.google.co.jp/search?q=zaglossus&biw=981&bih=759&site=webhp&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwiR9Jyj6ZPLAhWiXaYKHQyFDxUQ_AUIBygC…
 
 
  (‥ )だけどミユビハリモグラは
      ミミズ食だ
 
 さてここで問題である。ハリモグラたちは歯を持たない。だが同じくほぼミミズ食専門のモグラは歯を持つ。
 
 
 ∧∧
( ‥)なぜ? だろうね...
 
  (‥ )モグラは地中を掘るので
      膨大なカロリーを消費する
      だから咀嚼して
      急激に消化しないと
      間に合わないとかか?
 
 実際、哺乳類の奥歯とは本来そういう役割を果たすものではある。ものではあるが、このままではあてずっぽうだ。
 
 そして考えてみれば、こんな単純なことが分からない。
 
 さらに言えば、歯を持たないミミズ食の動物はハリモグラたちだけではない。他にもいる。
 
 ∧∧
(‥ )そしてもしかしたら
\‐  消費する代謝の違いが
    歯の有無を決定するのかも
    しれない...ですか
 
  (‥ )つまりだ
      架空生物の形を決める時は
      こういうことを考えないと
      いけない
      そういうことなんだよな
 
 だが、こういうこと、世の中のイラストレーター達はどうも考えない。
 
 ∧∧
( ‥)まあそれでも別に
    良いんでしょうね
    原理不明でも
    口から火を吹けば
    それでもう
    この怪獣は格好いいで
    すむからね
 
  ( ‥)世間的には
    ‐/ それで十分なんだよな
       だけど俺はそれじゃ
       つまらないんだよ
 
 ∧∧
( ‥)というかむしろ
 
  (‥ )そうねえ
      俺はこっちの方が
      面白いのよね
 
 
 モグラはなぜ歯を持っている? 馬鹿げた質問のようだが、考えてみれば答えられない質問である。
 
 ∧∧
( ‥)あなたが楽しい時って
    こういうことを調べている時
    だけだよね
 
  ( ‥)馬鹿っぽい疑問は
    ‐/ 楽しいぞ
       
      
 
  
 
    

答えは絶えず収束する

 
 
 ∧∧
(‥ )そういえばアメリカの
\‐   トランプ議員
     候補者指名争いで
     3連勝したんだよね
 
  (‥ )民主党はヒラリーが
      勝ったが
      TPP反対
      日本や中国は自国に
      有利なように為替操作を
      していると言ったらしいな
 
 ∧∧
( ‥)アメリカがそれを言いますか
 
  (‥ )取りあえずそれを
      言わなければ
      いけないぐらい
      状況が悪化しているって
      ことだろうなあ

 
 日本や中国から仕事を取り戻すぞー! と煽ることで躍進するトランプ議員。
 
 ∧∧
(‥ )それで躍進できるとは
\‐  アメリカの多くの人が
    今仕事が無くて
    困っているということだからね
 
  (‥ )言い換えれば
      ヒラリーとかは
      そういう窮状をまったく
      無視していたってこと
      なんだろうな
      そんで慌てて
      TPPから労働者を守れー
      日本ガー中国ガーと
      言っている
 
 ∧∧
(‥ )それはまた色々ひどい話だな
\‐
 
  (‥ )日本と同じだろ?
      40代以上の
      勝ち逃げ世代は
      今みんなが困っている
      ということを
      理解しないで
      みんなはどうして車を
      買わないんだろう??
      どうして音楽を
      買わないんだろう??
      とか言うわけだからな
 
 ∧∧
(‥ )でもだからといって
\‐  選んだものがよりによって
   トランプ議員ってところがまた
 
  (‥ )不満があれば
      それを利用する者が出る
      利用する者が出れば
      皆の不満が彼に
      追い風となって集中する
      こうして考えも無しに
      不満が政治に反映される
      アメリカのような
      直接民主制が持つ
      危険性だよな
 
 アメリカは世界で一番古い民主国家と言って良い。つまり、経験があるから熟練しており、民主制の運営では他国を抜きん出るはずだ、と予測できるが
 
 ∧∧
( ‥)そうではなかった
    ようですなあ
 
  (‥ )これまでアメリカが
      まあまあなことを
      出来ていたのは
      豊かだから
      衣食足りて礼節を知る状態
      だっただけなのかもね
 
 もっとも、絶頂期である時代にブッシュJrを当選させて、イラク戦争へ突入してしまったのだから、これすら関係ないかもしれない。
      
 
 ∧∧
(‥ )でもトランプさんが
\‐  大統領になっても
    なにもできないよね
 
  (‥ )何も出来ないことが
      良い事だろ?
      失敗すれば
      この選択肢は駄目だ
      ってことが分かる
 
 
 こうして、アメリカ国民はじょじょに未来を受け入れる準備が整うのだ。

 アメリカ国民とは世界に展開したアメリカ軍を維持するための部品であり、そのためだけに生きており、自分たちの労働と育児と納税は聖なる義務であり、国家は賛美歌の元に統一され、軍隊を維持する一つの教会となるだろう。
 
 ∧∧
(‥ )選挙と民主制とは
\‐  有権者を演算素子とした
    巨大な解答探索機械である
 
  (‥ )それを考えると
      アメリカは選挙慣れしてる
      とか
      世界で最古だから
      とか
      直接民主制だから
      とか
      衆愚制になりやすい
      とか
      どうでも良いことなんだな
 
 
 言い換えれば、アメリカは紆余曲折こそあれど、必ずや解答にたどり着く。多分、あと一世代程度。
 
 
 ∧∧
(‥ )日本も他人事では
\‐  ないですけどね
 
  (‥ )似たような国家になる
      はずだからね
 
 
 答えは絶えず、収束するのである。
 
 
 
 

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