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2013年3月12日火曜日

どうも関東ローム層由来でいいらしい

 
 
 hilihiliのhilihili: 黄砂にしては確かに大きいらしいの、さらに続き
 
 
 去る、3月10日*の夕刻。関東、あるいはここ神奈川中部はすっかり煙って、辺り一面が黄色く染まった。丘の上から眺めていると、通りがかりのおっさんが、すごい黄砂だねえ、と驚きの声をかけてくるほどその有様は印象的。3キロ以上先のものが見通せない、ひどい視界。
 
 ∧∧
( ‥)だけども、これは強風で
    舞い上がった土ぼこりで
    あるという気象庁の発表
 
  ( ‥)ああ、そうなの??
    –□ ということで当日、
       水を張ってそこに落ちた
       粒子と赤土を比較して
       みよう、というのが
       今日のお題。
 
 以前、切り通しの崖からもってきた関東ローム層の赤土がもうすっかり乾き切っていたので、指先ですりつぶして水入れにまで風で飛ばして、それを顕微鏡で見る。
 
 *注:関東では火山灰由来とされる関東ローム層という土が表面を覆っている。表面から深さ数十センチまでは有機物とかで黒いが、下は赤く、これがしばしば赤土と呼ばれる。粒子は細かく、長い歳月に風化して粘土化しており、赤土を切った古い切り通しの道は、雨が降るとぬかった粘土のようになるし、転んだりして服が汚れると、なかなか落ちない。
 
 ∧∧
( ‥)どう?
 
  ( ‥)うーん、3月10日に採取
    –□ したものと比べると
       赤土を砕いたものは
       粒子が概して
       細かすぎかなあ。
 
 次に図書館へ資料を探しにいった帰り、図書館近くの畑の土を取り、それも指ですりつぶして水入れまで飛ばして、顕微鏡で見る。
 
 ∧∧
( ‥)どう?
 
 ( ‥)今度は粒が粗すぎ
   –□ 細かいのもあるけど
      大きいものが黒く見えて
      真っ黒のシルエットが
      目立つ。そんな感じ。
 
 
 しかし、実のところ、10日のほこりも、砕いた赤土も、畑の土も、どれも同じと言えば同じなのだ。畑の土は透過光で見ると粒が大きくて(1ミリの数分の1ぐらい)、それゆえに顕微鏡ではシルエットにしか見えないが、明りの調子を変えると。
 
 ∧∧
(‥ )どうやらこれも黄色ですね
 □–  不定形な塊で、
     小さな粒子から出来ていて、
     粒子自体は光を透過している
 
 
  (‥ )3月10日に採取した
      土ぼこりも、
      関東ローム層の赤い部分を
      砕いた物も、
      畑の土を砕いたものも、
      粒子自体はどれも黄色で、
      もしゃっとしている
 
 これらは粘土鉱物だろうか? 非常に小さな粒子が、ちょうどご飯粒をたくさん集めておにぎりにしたような、そんな状態らしい。クリアな面があるわけでもない。つまり、砂で見られるような鉱物の結晶とは違う。
 
 
 ∧∧
(‥ )3月10日の黄砂みたいなのは
 □–  粒がそろっていると見るべき
     ですかね。
 
  (‥ )関東ロームの赤い部分や
      畑の土の表面は、
      どちらも大小様々
      なものが混ざるんだ。
 
 だが3月10日のは違う。十数分の1ミリとか、そんな大きさでそろっている感じ。一応、小さな粒子もあるのだが、砕いたロームや畑の土はこれとは比べものにならないぐらい細かいものが混ざってる。

 *先の書き込み*で書いた、「なんというか、細かい粒子が散在する中に、小さな粒子がわしゃっと集まった塊で大きいのがある、そういう状態。」という表現も、砕いた赤土や畑の土を見た後では、比較すれば細かな粒子は少なく、むしろ中くらいの大きさの粒子、それも十数分の1ミリ程度の大きさにそろった粒子が目立つ。そういう印象に変わる。
 
 
 ∧∧
( ‥)つまり、どうやら
    粒子の大きさが分別されている
 
  (‥ )重いのはとっくに落ちて、
      軽いのは舞っていて、
      どっちでもないのが
      水を張った容器に落下した
      そういうことだろうな
 
 考えてみれば3月10日に水を張った容器を出していた時間は3時過ぎから4時ぐらいまでの間だ。一カ所で、しかも時間も限られていれば粒子の大きさがそろっているのは当然かもしれない。
 
 
 ∧∧
(‥ )あと、3つとも、
 □–  少ないですが透明で
     薄いものが混ざってますね
     大きさは1ミリの十数分の1
     とかそのぐらい
 
  (‥ )スライドグラスとかの
      状況を考えると大きさに
      対してごく薄いものだよね
      斜長石とか火山ガラスとか
      むしろ植物の珪酸体かも。
 
 図書館で「関東ローム その起源と性状」関東ローム研究グループ著 築地書舘 1965 を調べてきたけども、そこに掲載されていた写真や記述、大きさからすると植物珪酸体ではなかろうかと思う。もちろん、要確認事項だけども。
 
 *注:斜長石、火山ガラス、植物珪酸体は、いずれも関東ローム層に含まれる無色の鉱物。植物珪酸体は草本に由来するものらしい。
 
 
 ∧∧
(‥ )黄砂に関する本も図書館に
\–   ありましたが、環境問題や
     砂漠化の話がメインで
     黄砂の組成や鉱物の話は
     特に見当たりませんでした。
 
  (‥ )とはいえだ、日本に届く
      黄砂の大きさが、
      1000分の数ミリだと
      いうのは複数の文献でも
      確認できた。
 
 
 それを考えると、3月10日に関東を覆った黄砂だか煙霧は、水入れに落っこちてきたものを見る限り、1ミリの十数分の1であって、これではやはり大きすぎるということになる。実際、当日、水に浮かぶ粒子や、自動車に落ちた粒子は、肉眼でも粒として確認できたし。
 
 ∧∧
( ‥)つまり、10日のあれは
    中国から来た黄砂ではなく
    関東の畑やローム層から
    強風で飛ばされてきた、
    そう考えるのが妥当。
 
  ( ‥)粒子の粒がそろっている
    –□ ことを抜かせば、
       3つとも黄色で、
       透明な破片が混ざる
       こうした特徴が
       共通するってことは
       そう考えるべき
       なんだろうな。
 
 まあ、どれも一応、プレパラートに保存はしたので、おいおいさらに確かめてみよう。
 
 ∧∧
(‥ )偏光顕微鏡とか、我が家には
□–   ありませんよ?
 
  (‥ )偏光板を使えば
      代用できないかな?
 
 ともあれ、後々の課題である。
 
 ∧∧
( ‥)いずれにせよ、10日の
    土ぼこりはひどいもの
    でしたよね
 
  (‥ )眼や口がじゃりっとするし
      額をぬぐったら黄色い
      しゃりしゃりがとれるし、
      車高の低い車が走ると
      うっすらと煙みたいに
      道から舞い上がるのな。
 
 
 ちなみに、こういう被害自体は一応、昔からあったらしい。先の文献「関東ローム」では著者の一人が東京に出てきた時、春先になると部屋が赤土の土ぼこりでざらざらして、日に何度も掃除した、とか、通産省機械試験場の所員がローム層の巡検に参加した理由が、ロームのほこりが自動車のエンジンをいためるので、それを調べるため、であったとか、そういう話が紹介されている。
 
 ∧∧
(‥ )あの黄色い空は
\–   印象的でしたよ
 
 (‥ )20年以上、神奈川に
     いるけども、あんなのは
     初めてだったからね。
     ネットは一時騒然としたし
     黄砂が関東に届くという
     当日にあんなことが起きて、
     しかも黄砂でなく煙霧だと
     言われたから、
     陰謀論が出てきたり、
     それは当たり前かもな。
 
 
 
 
 

2013年3月11日月曜日

黄砂にしては確かに大きいらしい

 
 
 町へ出かけて備品を買う。
 
 ∧∧ 喫茶店で読書
( ‥)
 –( ‥)「アルキメデス方法」*
   –□ 
 
 さて
 
 でっ、昨日、hilihiliのhilihili: 3月10日の太陽と、黄砂?、の続き。
 
 買ってきたもので早速見てみる。
 
 ∧∧
( ‥)昨日、黄砂なのか煙霧なのか、
    一帯が黄色に染まった時、
    水を張った入れ物に
    落下した黄砂みたいな何か
    ですね
 
  ( ‥)カバーグラスとかノリとか
    –□ 見当たらなくてね、
       顕微鏡で見るのに
       必要なものを町で
       買ってきたわけさね。
 
 セロテープでもスライドグラスとかカバーグラスの代わりになるけども、ちょっとそれではあんまりなので、一応、買ってきた。
 
 ∧∧
( ‥)でっ? どうよ?
 
  ( ‥)うーん、よく分からん
    –□ 黄色いことは黄色だ。
       だけど関東のローム層
       だって黄色いからな。
  
 
 そもそもこれまで黄砂の粒子を顕微鏡で見たことがないのだ。これだけでは土壌らしき何かがあるとは分かっても、どこの土壌なんだか分からん。
 
 ただ
 
 ∧∧
(‥ )ただ、どうもこれ、
 □–  黄砂にしては粒子が
     大きすぎる
     みたいですね
 
  (‥ )小さいものは小さいんだ
      だけど、大きなものは
      顕微鏡の視野と比較すると
      ざっくり言って
      1ミリの15分の1
      ぐらいはあるかなあ。
 
 なんというか、細かい粒子が散在する中に、小さな粒子がわしゃっと集まった塊で大きいのがある、そういう状態。そして少なくとも気象庁の、気象庁 | 黄砂に関する基礎知識、によれば日本にまで届く黄砂の粒子はもっと小さいらしい。
 
 ∧∧
( ‥)つまり、やはり北関東とか
    そのあたりから飛んできた
    土ぼこりですか。
 
  ( ‥)明日、ローム層を砕いて
    –□ それも顕微鏡で見て
       比べてみようか。
 
 
 
 次へ続く=>hilihiliのhilihili: どうも関東ローム層由来でいいらしい
 
 

知恵の見せ所

 
 
 マトウダイを食べた(一応、食べた感想をHPコンテンツに追加した=>Untitled Document)。
 
 
  ( ‥)うまかった、素敵な魚だ
    –□ 料理に向いているね
 
 ∧∧
( ‥)今度食べる時は、
    煮付けにでも
    しましょうか?
 
 今回は骨が欲しかったので塩味もない、ただ煮ただけである。
 
 ウチワエビも食べた。
 
  ( ‥)うまかった。身は少ないが
 
 ∧∧
( ‥)賞味期限、2日も過ぎていた
    けど、大丈夫?
 
 と、いうわけで3月10日は日時計の記録とマトウダイの調理と骨と、ウチワエビを食して標本に、で終わる。
 
 
 死ぬ気でやれば出来る。
 
 ∧∧
( ‥)死ぬな
 
  (‥ )死ぬね。
 
 
 ∧∧
( ‥)計画性も具体性も
    現実性もない要求
 
  ( ‥)こういう要求が
    –□ 色々な意味で嫌われる
       のは当然だろうね。
 
 だが、相手の要求がそもそもこういう内容だったらどうしようか?
 
 やれ、出来ないなら死ね。死ぬならやってから死ね。
 
 
 ∧∧
( ‥)とたんに現実的に
    なりました
 
  (‥ )これも立場や状況で
      えらい意味が変わってくる
      わけなんだが。
 
:ピンハネしかしていない悪い意味でのゼネコン業が下請けに無理難題を押し付け、自分はバカンスへ
 
:当然出来てしかるべき課題とお前の責務をこなせ、と教官が憤慨まじりで指示を出した。ここに来た意味、自覚してるんだろうな?
 
 ∧∧
( ‥)前者は堕落
 
 ( ‥)後者は、今だと
   –□ アカデミックハラスメント
      とか言われるかもだけど
      やっぱ、やらなきゃいかん
      ことなんだよねえ。
 
 ∧∧
( ‥)やらねばならぬことがある
 
  (‥ )やらねばならぬ。つまり、
      出来ないなら死ねだ。
      こういう時は出来ないのも
      死ぬのもいやだから
      うまい手を考えるしか
      ないなあ。
 
 ∧∧
( ‥)知恵の見せ所ですか
 
  ( ‥)そういうこっちゃ
    –□
 
 
 

2013年3月10日日曜日

効果があるかどうかは知らない

 
 
 hilihiliのhilihili: 3月10日の太陽と、黄砂?の続き
 
 ∧∧
(‥ )そういえば以前、成田へ
\–   いった時、舞い上がった
     砂ぼこりでひどい目に
     あったことありましたよね
 
 (‥ )たまたま行った場所の近くが
     大規模に造成している場所で
     風が強くて、
     乾いたローム層が
     舞い散っていたんだよね
 
 花粉の季節でもあったせいか、鼻腔や気管に入り込んだ大量の花粉だのローム層の粒子が刺激を加えた相乗効果のせいか、ひどいことに。
 
 ∧∧
( ‥)本日はその時と似た状況。
    うがいしますか
 
  ( ‥)時々、思うけども、
    –□ ぬるま湯にある程度の
       塩を入れると、
       鼻腔のガードが弱く
       なるよねえ。
 
 うがいした水を吐き出す時、水が冷たい水道水のままだと、鼻腔がそれの侵入を断固としていやがるというか。事実、鼻腔に真水が入ると痛いんである(プールで水を吸ってしまった時のことを思えば良い)。
 
 ∧∧
( ‥)だけど塩水でぬるま湯だと
    ガードがゆるくて、鼻からも
    流れ出す。
 
 (‥ )塩水でぬるま湯だと
     温度や浸透圧が血液に近くて
     粘膜がいやがらないのかな?
     なんかこう、ふーん、別に
     通って良いよー、と素通りな
     感じがあるというかね。
 
 確かに、世の中にはそういう、うがい方法もあるらしい。
 
 確かに、鼻腔に入り込んだ異物を鼻水でちんたら出すよりは、ぬるま湯を通して流してしまった方が良い気がする。
 
 *もっともこういう”健康法”は、しばしば効果があったという思い込みだけで、成功感が補強される場合があるし、そもそも統計的な裏付けがないのだけども。
 
 ともあれ、
 
 自分は以前、冷たい水ではどうも刺激が強い、ということと、塩を入れればなんか殺菌とか、効果ありそうじゃね? という、てきとーで間違った思い込みでやったら、口どころか鼻腔を通って鼻からなんの抵抗もなくお湯が出てくるので、ええっ? と思ったことが始まりだったけども。
 
 ∧∧
( ‥)...殺菌って、
    殺菌できるほど
    塩分が高かったら
    粘膜も痛いだけですよね。
 
 ( ‥)実際は、ほど良い加減が
   –□ いいのだな。
      コップ1杯だと小さじ1杯
      ぐらいかねえ?
      そこでさらに考えたのだ
      ヨードを用いた、あの黒い
      うがい薬。実に効果がある
      あの薬。あれを加えた
      ぬるま湯塩水ならどうか?
 
 
 やってみた
 
   ( ̄■ ̄ )うえええええーー
 
 ∧∧
(;‥)鼻から口から黒いのがっ!
  
 
 効果があるかどうかは知らない。ただ、炎症を起こしているだろう部分以外、特にしみて痛むということはなかった。
 
 
 
 
 
      

3月10日の太陽と、黄砂?

 

 hilihiliのhilihili: 散歩させる人の続き
 
 公園から帰れば、今度は日時計を作成、記録。
 
 ∧∧
(‥ )3月10日、
\–   本日の太陽の南中は
     ここ神奈川県では
     11時48分というところ
     高度は51度40分
     おおむね。
 
  (‥ )前回*から8日経過、
      だいたい3度20分、
      高くなったというわけね
 
 腕をのばしてみた時、ほぼ指2本分ぐらい太陽の高度がこの8日間で上がった。そんな感じ。
 
 今日は風がひどく強く、日時計の記録をとっていると、視界がじょじょに悪くなった。特に3時頃はひどいもので、雲も空も溶け合うかのようで、太陽もぼんやりとかすむ有様。
 
 そこで再び丘の上までいって見渡すと、視界はせいぜい3キロどまり。以下の画像は撮影時のモードで黄色みが強いが、それでも黄色がかっていたのは事実。何もかも、100メートル程度の距離でさえ黄色みがかかる状態。干してあった布団を取り込むお母さんが、ぱんぱんと叩く音が響く。
 











 
 
 ∧∧ 黄砂ですか
( ‥)
 –( ‥)まあ、そうだろうね。
 
 近所に止められていた車には黄色い砂がつき、出かける前に水を張って放置した小さな水入れには、帰ってくると細かい砂が浮いていた。
 
 この黄砂、すげーなー、と思ってネットで調べると
 
 ∧∧
(‥ )気象庁が、これは黄砂ではなく
\–   強風で舞い上がった砂ぼこり
     つまり煙霧である。
     そう発表したと、
     各報道で流れてますね。
 
  (‥ )?? ああ、そうなの?
      北関東の畑とかから
      飛んできたのかい?
 
 もっとも気象庁のHPをのぞいてもそこんところの情報と根拠や出所はよくわからず。
 
 ∧∧
(‥ )プレスリリースとか
\–   しないんですかね?
 
  (‥ )なんか微妙によく
      分からないんだよな。
 
 ネットでは、マスコミが中国に配慮して捏造報道をしているのだ、という陰謀論もあるらしい。
 
 ∧∧
( ‥)マスコミとかメディアって
    最近、信用ないですねえ
 
  (‥ )こういう反応自体は
      一部の人だけにしても
      うさんくさいことや
      露骨な二枚舌を使うと
      信用を失って、
      こういうことになるのな
 
 あるいは中国で今話題の大気汚染や、それが黄砂にのって飛んでくる、という漠然とした不安、尖閣諸島を巡る争いが先鋭化していること、マスコミとか知識人が概して左で売国と揶揄されることとか、陰謀論が渦巻く土壌は出来ている。こうなるのも当然か。
 
 ともあれ、こうして3月10日は過ぎていく。
 
 ∧∧
(‥ )昨日、今日と半袖で外出
\–   できましたけども、
     明日は冷えるみたいですね
 
  (‥ )今夜は暖かくした方が
      いいみたいだな。
 
 
 *2013.03.11.20:50 に追記:黄砂みたいな何かと粒子の話は以下に続く=>hilihiliのhilihili: 黄砂にしては確かに大きいらしい
 


散歩させる人

 
 
 
 坂を駆け上がって、後もう少しで真ん中の平らな場所、というところで、向こうから妙にネコっぽいイヌをつれてやってくる人がいた。ああ、人類の育種は恐ろしい。丸顔でネコっぽい犬種さえも作ってしまうのだ、例えばマルチーズとかそういうものを基本として、より足が長く、ふさっと短い整った毛並みに改良し、しかしそんな犬種あったっけ? それに近づくにつれてイヌにしては妙に尻尾が長いし挙動もおかしい
 
 ∧∧ ネコだよ、あれ
( ‥)
 –(;— —)ああ、そうですか
        ぜーはーぜーはー
 
    ネコ、散歩させてる人
 ∧∧ 時々いるよね
(‥ )
 –(;— —)ひもつけてな、
        ひもつけてな、
        ぜーはーぜーはー
 
 ∧∧ 体力回復しないねえ
( ‥)
 –(;— —)しないねえ
        しないねえ
 
 さすがにこれ以上は今は無理なので、丘の上まで歩く。
 
 
 
 
 

マトウダイ

 
 
 マトウダイをリンク=>Untitled Document
 
 ∧∧
(‥ )腹ビレの相対的な位置を
\–   間違えていたとは
     うかつですね
 
  (‥ )いかんね、集中力が
      落ちてるな。
 
 ∧∧
(‥ )マトウダイというと、
\–   フグと近縁だ、という説
     ありましたよね。
 
  (‥ )フグと聞くと、はあ?
      だけど、カワハギなんかと
      比べると、見た目はなんか
      似たとこあるよね。
 
 しかし、この見解は魚の系統と分類(系統を厳密に反映した分類)をまとめたFIshes of the world 4ed 2006 では採用されていない。
 
 ∧∧
(‥ )遺伝子による系統解析で
\–   タラと姉妹群ではないか?
     という意見が
     述べられていますね。
 
  (‥ )タラねえ、どえらいところへ
      いくもんだな。
 
 ∧∧
( ‥)どう思います?
 
  (‥ )わからん。魚は難しいからな
 
 ただ、形態だけ見ていればいいとか、反対に遺伝子の大データを解析すれば問題ないでしょ、ということは言えない。これは確かなのだけども。
 
 ∧∧
( ‥)確かはいいけど、それだけでも
    また困りますね。
 
  ( ‥)マトウダイひとつで頭を
    –□ 抱える。その変遷や意見の
       歴史を把握するだけでも
       一仕事だろうなあ。
 
 
 
 
   

2013年3月9日土曜日

それは、客観的に馬鹿、とされていないか?

 
 hilihiliのhilihili: 難しいことを簡単に説明できる人の続き
 
 
 物事には強烈に影響を与える要素もあれば、
 
 ∧∧
( ‥)ほとんど影響を与えない要素も
    ある
 
 ( ‥)難しいものを簡単に説明する
   –□ とは、しばしばこの重要な
      要素だけを教える、
      ということだったりする。
 
 例:支えのない物は落下する
 
 ∧∧
( ‥)実際はそんな単純なもの
    ではないですよね
    大気中ですと空気の抵抗
    空気による浮力も存在しますし
 
 (‥ )ヘリウムガスを充満させた
     風船が浮かぶ
     非常に小さな物体はほとんど
     落下せずに舞い上がる
     密度に対して表面積の大きな
     物体もしかり
 
 もしも本当に、気圏内部における物体の落下の挙動を知りたいのなら、「支えの無い物は落下する」という簡単な説明以上を把握しなければならない。
 
 ∧∧
( ‥)でも、それを言い出したら
    今度は難しいことを難しく
    説明する人だ、と言われる
 
 (‥ )要領が悪いと言えば悪いのだ
     ただし、説明自体の
     正確さは向上しているわけさね
 
 これは、言い換えるとこうだ。
 
 聞き手は”難しいことを簡単に説明する人”を良しと評価する、これは実のところ、聞き手は正確な説明なんか求めていない、ということなんである。
 
 ∧∧
( ‥)視点を変えれば、
    聞き手は正確さなんか
    求めていないのだ、
    これに気づいた人は、
    重要だけど正確さにおいて
    劣った事柄だけ話すのだと
    そして、それが、
    ”分かりやすい”の正体。
 
  ( ‥)そういう意味でいうと
    –□ 難しいことを簡単に説明する
       人が客観的で要領がいい、
       というのは正しいのだよね
 
 ただし、その客観的で要領がいい、というのは、聞き手を人間というよりも、サルやイヌのような動物だとしか思っていない。そういうことではないか?
 
 ∧∧
( ‥)聞き手を馬鹿にしてる?
 
  (‥ )そうかもしれない。
      だが違うかもしれない。
 
 事実、聞き手は、「難しいことを簡単に説明する人」は、客観的で要領がいい、と評価したのではなかったか?
 
 だとしたら、そういう人が下す、「こいつらは与えられた命令を1つ程度しかこなせない、だから話す内容は極力単純化しなければならぬ」、という評価は客観的だ、ということになる。
 
 つまり「難しいことを簡単に説明する人」は、聞き手が客観的に言って馬鹿であるという事実を申し述べているだけであって、馬鹿にしているわけではない。
 
 
 


     

難しいことを簡単に説明できる人

 
 
 ∧∧
(‥ )難しいことを簡単に説明できる
\–   人は物事を客観的に見れる人
 
  (‥ )まあ、客観的に見てる
      だろうね
 
 例:夏休みの宿題はA君の答えとB君の答えを交互に写しなさい。
 
 より詳しい指示内容:成績という客観的な基準に照らし合わせるとお前は馬鹿だ。考えたって正しい答えを発見できるわけがない。だから写せ。そのまま写すとバレるから交互にやれ。一切、余計なことを考えるな。機械のようにやれ。自分が知的生物であるとか、知能があるとか、人であるとか、そういう思い込みは捨てろ。それでバレたら知らん。
 
 ∧∧
(‥ )難しいことを難しく説明する
\–   人は独善的。
 
  (‥ )まあ、独善的だろうね。
 
 例:この方程式とこの方程式を覚えよ。覚えた上でこの例題を解け。そうすればこの答えは出せる。
 
 より詳しい指示内容:この問題は応用問題である。この問題の背景には別の基礎問題AとBがある。AとBを解くのに必要なのは以下の公式である。これを覚えよ。そして解け、その上で応用問題を解け。客観的な基準である成績の出来不出来は考慮しない。やれ。やらなきゃ殺す。出来なくても殺す。
 
 ∧∧
( ‥)客観の基準をどこに取るか、
    それ次第ですかね
 
 (‥ )学力という基準で考えれば
     彼は出来ない、だから
     与える指示はこれだけ。
     以上とは反対に、
     客観的に重要、という基準で
     指示を考えるならば、
     出来不出来は関係ない、
     これは重要だから、やれ。
     そういうことになるね
 
 

 
 

2013年3月8日金曜日

アルキメデス 家計が火の車

 
 
 神保町から帰還
 
 ∧∧
( ‥)また、お金使って...
 
   ( ‥)いや、だって、目の前に
     –□ 「アルキメデス方法」が
        あったのだもの。
 
 自分のblogの抜粋
 
 ”紀元前212年に死んだ数学者アルキメデス、1906年、彼の失われた著作のひとつがコンスタンチノープルの僧院で発見された。それは10世紀に羊皮紙へ書き写されたもので、しかしその後、13世紀に洗い落とされて、上から祈りのための言葉が書き重ねられたものだった。それでも読めて、そして再現することが出来た。洗い落とされてからほぼ700年後のことである。”

 リンク先はこちら=>hilihiliのhilihili: ゴミくずだらけというならそれで良し
 
 以上の翻訳、および解説、資料など。それが「アルキメデス方法」東海大学出版会 1990
 
 
 一応、amazonへのリンク先=>Amazon.co.jp: アルキメデス方法 (東海大学古典叢書): アルキメデス, 佐藤 徹: 本
 
 ∧∧
( ‥)東海大学の古典叢書から
    1990年に出ていたと。
    それを古本屋で買うとは
    訳者というか、
    著者の方には失礼な。
 
  ( ‥)だって目の前に
    –□ あるのだもの、
       あるのだもの。

 
 *amazonのリンク先を見れば分かるが、この本はもう中古でしかないらしいのだけども。やっぱり、古本屋で買う時には、著者の方々に対し、少し心が痛むのも事実。
 
とはいえ、ギリシャ語テキストもきちんと載ってる。ごめん、泣きそうだ。
 
 
 ∧∧
( ‥)それもいいけど、この本を
    含めて、合計で2万以上が
    ふっとんだぞ。
 
  (;‥)うおーーー!!
    –□ 家計が火の車に。
 
 
 
 

渚のエチオピア

 
 
 
  ( ‥)そういえば小学校の時、
      「渚のエチオピア」という
       物語を考えている奴が
       いたっけな。
 
 ∧∧
( ‥)どういう話?
 
 確か、エチオピアだと信じていたが、ここはジンバブエではないのか? と主人公が気づく話、だかなんだか。
 
 ∧∧
( ‥)...それさ、思いつきだけで
    なんか満足しちゃっって
    なーんにも進展しない
    創作のパターンじゃね?
 
  (‥ )たぶんそうだね
 
 
 一応、検索をかけたけども、「渚のエチオピア」という物語は今だにないようである。
 
 
 ∧∧
( ‥)デビューしませんでした、と
 
  ( ‥)学習院大学へいった
    –□ までは覚えているんだが
       あやつは今頃、
       何してるんだろうな
 
 
 
 
*追記:
 
  (‥ )ああ、少し思い出した
      そもそもエチオピアには
      渚がない、というオチで
 ∧∧
( ‥)内陸国だからね。
    でも、それでどうしろと
 
 
**さらに追記すると、外務省の各国・地域情勢によれば、北部の紅海に面したエリトリア国は自分たち40代が子供の時、つまり70年代〜80年代には、エチオピアに併合されていたそうだ=>外務省: エリトリア国 基礎データ。この意味では、当時、エチオピアには渚があることになる。しかし同時に、この併合に対してエリトリアでは人民解放戦線が成立したらしい(エリトリアは1993年に独立)。個人的には、この情勢をまったく覚えていないが、彼が熱っぽく語った「エチオピアには渚がない」とは、このことかもしれない。だが、詳細は不明。
 
 
 

2013年3月7日木曜日

氷河期のユーラシアってこういう??

 
 
 公園へ散歩にいく
 
 ∧∧ 3月に入り、暖かな日和です
( ‥)
 –( ‥)日向では半袖で十分
 
 今までじめじめとしていたベンチ下のローム層も、乾いてホコリのようになっていた。
 
 ∧∧
( ‥)なんと?
 
  ( ‥)...氷河期のユーラシアって
      こういうことなのかい?
 
 
 現在のツンドラは北極圏に広がり、じめじめと湿潤で、寒い。
 
 
 ∧∧
( ‥)太陽高度が低いから、
    でしたっけ?
 
  ( ‥)ひとつの理屈で
      そういうのがあったよね
 
 太陽高度が低い。日差しが雲にさえぎられやすい。地面が暖まらない。水分が飛ばない。湿潤になる。
 
 そんな、理屈だったっけ。
 
 ∧∧
( ‥)でしたかね
 
  (‥ )確かに、太陽高度が低かった
      最近まで、朝の霜柱が
      溶け切った時には
      もう昼過ぎで寒くなってて
      そのまま夜に冷やされて
      また霜柱だったのだよな。
 
 つまり昼間でも水が飛ばないんである。おかげで雪も雨も降っていないのに、ずーっとあちこちがじめじめしていた。つい、この前までは。
 
 ∧∧
( ‥)でも太陽高度が上がって
    最近は霜柱もできなく
    なりました
 
  ( ‥)そしたらこれまで
      じめじめしていた
      関東ローム層が乾いて、
      本来のホコリのような
      姿になっているわけよ
 
 ∧∧
( ‥)氷河期のユーラシアって
    結局のところ北極圏じゃ
    ないから、寒いのに
    太陽高度は高くて
    乾きやすいのでしたっけ?
 
  (‥ )そういう理屈というか
      説明があったけども...
      これがそれなのかい?
 
 ∧∧
( ‥)調べなさい
 
  ( ‥)そうだね、調べて
    –□ 確認しないといかんよな
 
  

 

同じと見るか、ここだと見るか

 
 
 ∧∧
(‥ )大学の講義でノートなんか
\–   取るのは無駄だ。そんなもの
     教官の本や参考書に
     書いてある
     という意見。
 
  (‥ )教官が言及した内容が
      テストに出ると思う
      けどもね。
 
 まあ、確かに、自分の著作を朗読するだけの困った教官もいるけども。
 
 ∧∧
( ‥)著作と同じ内容だけども
    講義では言い回しを変えてくる
    先生もいますね
 
  (‥ )文脈や言い回しはその状況で
      微妙に変わる。
      変わらない部分がその人の
      言いたい重要な箇所だね。
 
 相違点をつぶして、なんだ同じじゃねえか、と考えるか、相違点を排除し、重なり合う部分を見て、ああ、ここが肝なのね、と発見するか、まあそれはその人次第。
 
 
 そしてそれが、ご本人の未来と運命を決定づける。専攻よりも学力が一生祟るものだ。そもそも専攻自体、学力の反映であったりする。
 
 
 
 

2013年3月6日水曜日

娯楽追求

 
 
 ∧∧
( ‥)例えば、どうよ?
 
  ( ‥)そうねえ
 
 酒を飲むな、タバコを吸うな、ギャンブルするな、パチンコするな、ゲームをするな、テレビを見るな、ラジオをつけるな、音楽聞くな、歌を歌うな、詩を歌うな、小説読むな、
 
 
  (‥ )論文と教科書だけ読んで
      見て、聞け、歩け、
      確かめろ
 
 ∧∧
( ‥)さそわれればカラオケにだって
    いくのにですか
 
 
  ( ‥)歌える曲がないので
      どんな歌でも歌えます 
 ∧∧
( ‥)でたらめに歌ってる
     だけじゃんよ
 
 
  (‥ )お酒も飲めます
 
 ∧∧
( ‥)さそわれればね
 
 
  ( ‥)あるいはカゼなどで
      体調が悪い時
 
 ∧∧
( ‥)百薬の長っていいます
    からね
 
 
  (‥ )肉が嫌いなんだ
 
 ∧∧
( ‥)まあ、生きてても
    死んでてもね
 
 
  ( ‥)娯楽とは何?
 
 ∧∧
( ‥)でも、時々笑ってるよね
 
 
 そういえば、昨日、笑ったな。

 
  ( ‥)はて...なんで
      笑ったのだっけ?
 
 ∧∧
( ‥)いちいち思い出すことじゃ
    ないと思うよ。
 
 
 というか思い出せない。
 
 
 
 
 
 

1000年レース

 
 
 しばしば言われることで曰く
 
 中国は日本にすぐ追いつきますよ。20年もすれば逆転ですよ。全部、中国のものにしますよ。
 
 日本は中国に追いつかれますよ。全部、乗っ取られますよ。
 
 ∧∧
( ‥)無理だと。
 
  (‥ )僕ら、自分自身のことを
      思い出せばいいんだよ。
 
 300年の鎖国で開けられた差を150年たっても埋められない。
 
 ∧∧
( ‥)300年さぼっていたわけ
    ですからね。慌てて
    走り出しても、相手だって
    走ってますからね。
 
  (‥ )そうそう差が埋まるわけ
      ないんだよ。
 
 中国が日本に追いつき凌駕して超大国になる。日本がアメリカを凌駕して超大国になる。
 
 ∧∧
( ‥)どっちも夢物語、
    50年、100年では
    無理だと
 
  (‥ )数世紀、あるいは1000年
      このぐらいの時間を
      見据えて進むべきだと思う。
 
 考えてみれば西欧だって、ローマ帝国による西半分の放棄と崩壊、その最底辺からスタートして、そしてここ500年から300年の間に強国への道を踏み出したのだった。

 ∧∧
( ‥)ほぼ1000年かかってますね
 
  ( ‥)西欧世界は他の地域より
      ハンディキャップがある。
      しかし、それを踏まえても
      走り続ける世界の中で、
      他人よりほんのわずか
      足を速め、ついに
      トップに躍り出るまで、
      これだけ時間がかかった
      そういうことなんだよな。
 
 開国から150年走り続けても追いつけない日本は、当然なんだとも言える。
 
 ∧∧
( ‥)人類の今の文明が自壊しない
    限り、このレースは
    500年、1000年で
    考えるべきだと
 
  (‥ )だからさ、すぐに追いつかれる
      追いつくとか言うべきじゃ
      ないんだよね。
 
 そんな甘い発想していると派手にすっ転ぶこと確実。
 
 
      
      

現実を粉飾すれば買いますか?

 
 
 hilihiliのhilihili: 面白い教科書は自分で買いなさいの続き
 
 
 ∧∧
( ‥)例えばの話
 
  ( ‥)企業の面接でだな、
    –□
 
 あなたの履歴書は退屈で事務的なんだよね。必要最小限のことしか書いてないし、背景説明がないから良く分からないし、なんかさあ、こっちも好きで見ているわけじゃなくて、仕事だから読んでいるわけなのよ。なんかもっとこう、読み手のことを考えて、わくわくするような面白い内容に出来ないの?
 
 ∧∧
( ‥)まあ、できますよね
 
  (‥ )まあ、できるね。
 
 出来ることは出来る。ただし、恐ろしく冗長になるか、反対に薄っぺらくなるか、あるいは嘘っぱちになるか、いずれかだろう。
 
 ∧∧
( ‥)教科書をわくわくするような
    内容にしてくれって、
    要するにこういう要求で
    あるのだと
 
  ( ‥)ついでにいうとだな
    –□ そんな要望や試みは
       昔からあってだな、
       
 
 わくわくするような教科書。そんな企画、馬鹿でも考えつくし、誰でも思いつくし、実際、たくさんの人が試みたのだ。それなのに、自分が見たことがない、見たことがないから、わくわくする教科書を、と、まるで大発見でもしたかのように言う。そこから結論づけられる答えはひとつ。
 
 ∧∧
( ‥)そういう試みは
    全部失敗したのだと
 
  (‥ )まあそういうこっちゃ。
      あれば気づいてるからな
 
 確かに、応用例、具体例、歴史的背景、参考文献などが載った興味深い教科書はあるにはあるけども。
 
 ∧∧
( ‥)もうそれは大学レベルですよと
 
  ( ‥)わくわくする教科書が
    –□ 読みたいなんて、
       他力本願で言っている
       人間には手が届かない
       ものなのだよね。
 
 いや、わくわくする教科書が欲しい、という他力本願だからこそ、目の前にそれがあっても全然理解できない、認識もできないというべきか。
 
 ∧∧
( ‥)そもそも教科書が語るのは
    現実ですから
 
  (‥ )現実をわくわくするように
      語れ、といっている時点で
      嘘をつけ、粉飾しろ、
      そう言っているのと
      同じだからな。
 
 教科書は現実について語っている。そして現実はそもそもくだらない。だから教科書はつまらない。
 
 現実にわくわくしたいと言っている時点で、現実逃避がはなはだしすぎる。
 
 そんな現実逃避な要求が、教科書において成り立つ道理はないのだ。
 
 
 
 
 
 

2013年3月5日火曜日

変わる作法についてけねー

 
 
 ∧∧
( ‥)つまり
 
  ( ‥)そうねえ
 
 現在、地球に存在する有力な国家、これを昔風に列強(ここでは国家間の均衡を模索した時代と現在が重なり合う、という意味合いも込める)と呼ぶ場合、その顔ぶれは、

 英米日中露独仏
 
 ∧∧
( ‥)WW2やWW1以前の列強
    イタリア、オーストリアは
    取りあえず抜き、ですか
 
  (‥ )取りあえずね。
      インド、イランもここでは
      失礼ながら、
      ちょっと脇にいてもらうと
      してだな
 
 有力な列強、英米日中露独仏、の内、西欧諸国でないのは日米中露。
 
 ∧∧
( ‥)実はこれらの国は西欧世界で
    模索された国家間の均衡という
    作法を全然しらない国であると
 
  ( ‥)さらにロシアには脇に
    –□ いてもらうとして、
       日米中ってもろに
       そうだと思わんかね?
 
 1991年、湾岸戦争の時、日本も分相応の責任を果たせ、と要請された時、社会全体に漂った、「はあ?」感はなんか覚えている。
 
 ∧∧
( ‥)なんでよその国の戦争に
    俺たちが介入しなくちゃ
    いけないんだよ?
    そんな感じでしたっけね。
 
  (‥ )そんなだな。
 
 国際秩序、それが先進国に有利な利己主義的なものであるにせよ、それに参加するのは有力国家として当然、というか義務でしょ、という要請が全然分っていない。それで、他の国から、お前、何やってるの? こいつ信用できねー、とひんしゅくを買っている状態。
 
 ∧∧
( ‥)それが日本のおよそ20年前
 
  ( ‥)実はアメリカも
    –□ そこんとこ良く分かって
       いないんじゃないか?
       と思うことがあってね。
 
 まあ、湾岸戦争を指導したブッシュ大統領(お父さん)はともかくとして、アメリカって国は実のところ、民主主義を宗教だと勘違いしているお登りさん的なところがあるんじゃないかと。
 
 ∧∧
( ‥)アメリカは世界で最古級の、
    経験ある民主国家のはず
    ですけどもね
 
  (‥ )だけども、その一方では
      西欧から離れた田舎の島国で
      列強諸国の均衡とか
      そういうこと考えていない
      ように見えるのよな。
 
 事実、大日本帝国を敗北に追いやった後、あろうことか日本軍を解体し、平和憲法まで押し付けている。後から慌てて自衛隊をつくらせたことを考えれば良く言えば理想主義者だが、悪く言えば現実無視の浅はかな低能だとしか思えない。
 
 ∧∧
(‥ )それでも間違いを即座に
\–   修正できるのがあの国の強み
     ではあるんでしょうね
 
  (‥ )その一方ではイラク戦争を
      やっちゃんだよな。
 
 イラク戦争は2003年、わずか10年前だ。なんというか、冷戦で勝利した後、アメリカの一極支配の実現で舞い上がったあげくに、大義の立てられない戦争を始め、西欧諸国の大部分が醒めた目で見ている中、協力しないお前達なんか戦後の復興事業に入れてやんないもんねー、と絶頂に勘違いしてあの有様。
 
 ∧∧
( ‥)イラクに民主政権を
    打ち立てれば、
    日本みたいになるんだ、とか
    勘違いしているっぽいところ
    ありましたよね。
 
  (‥ )日本はWW2で敗北する前
      70年ばかし民主国家を
      やっているんだけどな。
      協力的だった日本ですら
      アメリカは何を勘違い
      しているんだ? という
      感はあったよなあ。
 
 そもそもイラクはアメリカと対立するイランのシーア派が多数だし、北部のクルド人は国家を持ったことがない民族と言われつつ、実際には方言差がでかすぎて会話が支障をきたすほど多様な集団で、事実、各武装グループはばらばら、さらにクルディスタンと称する内部には別民族、別宗教、別言語の集団がいるという有様。
 
 *ちなみにこういう指摘は後づけではなく、当時から色々な人にされていた。例えば、あくまで個人的な記憶だけども、湾岸戦争後、生き延びたフセイン政権が反乱を起こしたクルドの人々を残酷に鎮圧した時、「クルドの人々を代表する組織はないと認識している」、という発言がアメリカ政府の高官からあった。つまるところ以上のような事情を知らないなんて、彼らは言い訳できないのだ。知っていたはずなんである。少なくとも官僚は。
 
 ∧∧
( ‥)そんな場所へ民主主義さえ
    樹立させれば問題なし、と
    突っ込んでいくわけでね
    戦に勝つのは容易だけど
    統治できないという。
 
  ( ‥)たった10年前にこういう
    –□ 大失態をやっちゃった国
       それがアメリカなんだよね
 
 撤退の置き土産に、二枚舌、三枚舌を使ってイスラエル・パレスチナ問題を残したり、インドとパキスタンの紛争を残していく悪魔のように狡猾非道なイギリスと比べれば、アメリカはなんというナイーブ。
 
 考えてみればアメリカというと、大戦以来、ファシズムと戦う、とか、共産主義と独裁に対して戦う、とかいわば宗教戦争、イデオロギー戦争ばかりしてきた国なのだ。勘違いするのも、現実離れしたことをやって大失敗してしまうのも当然かもしれない。
 
 
 ∧∧
( ‥)でっ? 
 
  (‥ )それを考えればさ、中国が
      尖閣問題で日本に対して
      主戦論を唱えるって
      当たり前だよね?
      陸戦で成果を上げた国だし
      紛争地が海洋なのに
      愛国心煽るのもそういう
      伝統の枠から抜けられない
      結果かもしれない。
 
 *兵士を大量動員できる陸戦ならいざしらず、機械化が進んだ空戦、海戦で愛国心を煽って、でっ、それでどうするのよ? という疑問。あれが単に成功体験に基づく習慣だとしたらなんか納得。
 
 しかしいまや世界は変わった。お互いに征服できない有力国家が競合すれば、かつての西欧のように列強の均衡状態に収斂するは明白。
 
 ∧∧
( ‥)でも、それに対応できて
    いない国がある
 
  (‥ )日本は20年前そうだった
      アメリカも10年前に
      大失敗を犯した。
      だったら中国が端から見て
      なんかびみょーな対応する
      のも当然じゃね?
 
 ∧∧
(‥ )考えてみれば中国はずっと
\–   アジアにおける文明の中心
     でしたしね
 
  (‥ )武力にすぐれた周辺民族と
      彼らによる征服。
      そして文化的な融合。
      それしか経験して
      いないんだよな。
      互角の力を持つ近隣の
      有力国家と並立したのは
      帝政ロシアと清国が
      国境を接して以来だし
      そういう経験も
      大戦や内戦で
      中断しているし。
 

 つまり、今までの作法が通用しない。
 
 それは日本もアメリカもようやく最近になって、それも大失敗の結果、薄々気づいたことではなかったか? 
 
 だとしたらそれ以外の国が、こちらから見ればトンチンカンで時代錯誤に見える行動をするのも、当然ではなかろうか。事実、他人のことを言えない立場だったではないか。
 
 
 ∧∧
( ‥)それを考えますと
 
  (‥ )事態は予想以上に
      深刻かもね。
 

 

2013年3月4日月曜日

あなたのその外注にいかなる保証がある?

 
 
 
  ( ‥)夏休みの宿題を能率良く
    –□ やるには、頭良い奴の
       答えを写せばいい。
 
 ∧∧
( ‥)まあ、言ってみれば外注ですね
 
 頭が悪いと自覚できるなら、出来る奴に外注する。これは脳みその外部化とでも言えば良い。
 
 もちろん、これには条件がある。
 
 ∧∧
( ‥)自分は馬鹿でもいいが、
    誰が自分より頭が良いか
    それは分かる必要がある
 
  (‥ )ただの馬鹿では駄目なのだ
      そしてその判断の背景には
      テストという普遍的な
      基準が存在しなければ
      これは成り立たない。
 
つまり重要な条件が少なくとも2つある
 
:自分は馬鹿だと、自分できちんと理解できている
:テストのように質を正確に判定する基準が存在する
 
 ∧∧
( ‥)つまりですよ
 
  ( ‥)判断を外注する以上、
      自分の頭の出来、
      そして
      相手の頭の出来、
      この2つを判定する
      客観的な基準が必要に
      なるわけだ
 
 そしてこの話に戻る
 
 =>hilihiliのhilihili: 本を数年かけて読む
 
 
 ∧∧
( ‥)書評サイトは判断の外注で
    ありますね
    脳みその外部化である。
 
  (‥ )そして問題になるのはだよ
 
 
 書評を判断する客観的なテストは存在するか?
 
 そのテストが存在しない場合、その外注に一体全体何の意味があるのか
 
 
 ∧∧
( ‥)つまり
 
  ( ‥)テストが存在しない場合、
    –□ それは馬鹿が馬鹿の宿題を
       写すという状況になっても
       原理的に気づけないって
       ことだよな。
 
 さあ、あなたのその外注にいかなる保証がある?
 
 
    
    

坂を走って登れない

 
 
 走ってみたら
 
 
  ( ‥)まいったな、前は走って
      登れた坂が途中までしか
      登れん。
 ∧∧
( ‥)なまってますね。ここ3ヶ月
    ばかりほぼ家の中で作業を
    連続していたせいでしょう。
 
 35歳を越えると体力は急激に衰える。体力だけじゃない。いわば回復力や、さらに維持力と言えば良いのか、この3つが落ちている。
 
 だが最初はそれに気づかない。
 
 ∧∧
( ‥)負荷がかからない日常の動作
    をする分には問題ないから
    気がつかないみたいですね
 
 (‥ )40歳ぐらいになって、
     日常の動作に無理が出る
     そこで気づいた時には
     体力はすでに
     相当落ちているのだ。
 
 こんなイメージ
 
■ □ □ □ □
■ ■ □ □ □
■ ■ ■ □ □
■ ■ ■ ■ □
■ ■ ■ ■ ■ ←必要最小限の
■ ■ ■ ■ ■  体力のライン

縦軸は体力、横軸は年齢。体力低下が、日常生活において必要最小限のラインを切った時、始めてそのことを実感するが、その時にはかなり手遅れ。

 職場まで歩いて通っている。自転車でツーリングしている、立ち仕事をしている。それだけでは、こういう低下は実感できない。
 
 しかも一度落ちてしまうと年齢が年齢なだけに、なかなか元に戻せない。つまり回復力が落ちている。
 
 ∧∧
( ‥)実際、あなたの場合、
    これまでの坂を登れる
    体力も慌てて運動して
    取り戻したものですしね
    それもずいぶん時間が
    かかりましたから。
 
  ( ‥)体力の低下も
      回復力の低下も実感したよ
      しかもたった3ヶ月で
      この有様だろ?
      いわば体力の維持力とでも
      言うべきものまで落ちてる
      まあ、また最初から
      仕切り直すさ。

 
 35歳以上になったら、

:若い時のように運動すればすぐに体力が戻る、ということはもうない
:若い時のようにしばらく運動していなくても、体力が衰えない、ということはもうない
:毎日運動し続けないと体力の現状維持すら困難
:運動を怠った時、体力の低下は予想以上に急激

以上は明白なことであるけど、より実感した。ここまであっさりと落ちるとは、なかなか危機的である。
 
 ∧∧
( ‥)忙しくても、運動は
    し続けないといけませんな
 
 (‥ )〆切り前にはきついよなあ
     どの程度の頻度と期間で
     運動すると体力を維持できるか
     そこ、課題だねえ。
 
 もちろん、こういう体力の低下は物書きやイラストレーターにとって致命的だ。
 
 ∧∧
( ‥)体力がないから、探さない、
    調べない、考えない、
    読まない。
 
  ( ‥)論文や本を読んで、
      資料を探し、
      標本を採取しに出かける。
      こういうことは、
      体力ないと出来ないからね
 
 理系だって、いや、理系だからこそか、体力勝負なんである。
 
 
 *2013.04.17 追記:これよりおよそ一月半後のこちらに続く=>hilihiliのhilihili: さぼった時間×2〜3=運動した時間
 
 
 

面白い教科書は自分で買いなさい

 
 
 ∧∧
(‥ )教科書はなぜつまらないのか?
\–   わくわくする面白い内容に
     すればいいのに。という意見
 
  (‥ )そんな冗長なことしたら
      本が極端に分厚くなるから
      じゃね?
 
 全部の教科書でそんなことしたら、学校へ持っていく鞄の重さが10キロに収まるかも怪しいもんだ。
 
 ∧∧
( ‥)教科書ってぺらいですからね
 
  ( ‥)学校の教科書がつまらない
    –□ というのなら、自力で
       探せってことさ。
 
 ちなみに、面白く基礎もちゃんと書いてあって応用も記述されている教科書が5000円以下ということはないと思う。
 
 *むろん、そういう教科書が学校という大量消費な場ではけるのなら、発行部数は大幅に上がり、一応、安くはなるんである。

 ∧∧
(‥ )ただし、読むのは大変な
\–   ままですよね。
 
  (‥ )面白いってのは
      無駄が多いのだ
      テスト勉強の時、
      効率が悪くて死ぬよ。
 
 
 そういう本を自力で探せない時点で、そんな無駄な望みは諦めるべきだし、そもそも皆が面白い教科書を望んで読むというのなら、興味深い教科書が高いわけがないのである。
 
 つまるところ、そういう本が高いという時点で、面白い教科書が欲しいなんて要望は嘘っぱちだ。
 
 
 

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