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2010年3月31日水曜日

それはやはりミチだった

 
 月が沈む、夜が明ける。地球の西の彼方、ドイツのあたりでは雨らしい。月は見えないか?

  
 ∧∧
( ‥)でっ?

     ( ‥)やはり先日の植物は
       -□ ミチタネツケバナみたいだ。

 そして確認しました、タネツケバナの方。


     (‥ )これは水田に生えていた
 ∧∧
( ‥)ミチタネツケバナの方は公園にも
    部屋の前の庭にも生えてますよね?
    なんでしょうね? 住み分けですか?

 さて? なんだろう、どうだろう?
         

ゼノンの楽しい時間にようこそ

 
 手に入れられるテレビ番組の3分の1が楽しい番組だとする。

 
     (‥ )1日、6時間テレビを見ると
     -    2時間も楽しい。これ、桃源郷。
 ∧∧
( ‥)2時間も楽しい時間が続く、、、
    現実ってそんな世界でしたっけ?

 楽しみにしている番組が1週間につきドラマ2本、お笑い2本だとする。合計4時間、1日に見るテレビの時間が3時間だとして、1週間に21時間、そのうちの4時間が楽しいとして、およそ5分の1

     (‥ )1日、10時間テレビを見ると
         なんと平均、2時間も楽しめる。
 ∧∧
( ‥)結論がおかしい。

 テレビの楽しい時間が1週間で4時間だとしたら、それ以上には増えるわけがない、当然、テレビを見る時間、それ自体をいくら増やしても楽しい時間は増えない。

 ∧∧
( ‥)でも、現実には増える可能性は0ではないですよね?
    知らなかっただけで、探せば面白い番組に
     出会える確率は0より大きいですよね?

     ( ‥)100時間の探索につき1回、面白い
         番組を発見できるとする。

 しかし予算削減などの理由で番組の質が落ち、それが反映されることによって、例えば単位時間あたりに発見できる面白い番組が1から0.9に下がったとする。

 ∧∧
( ‥)えーっと? およそ111時間に1回、面白い番組を
    発見できる?

     ( ‥)1から0.9に下がるだけで11時間増えた。

 テレビの広告収入が年に5%減少すると仮定する。最初のスタートから4年後に

 ∧∧
(‥ )最初の年のおよそ81.45%まで減少して
\-  翌年の5年後に80%を切りますね。

     ( ‥)収入の減少が直接、テレビ番組の面白さに
         反映すると大雑把に仮定し、ざっくりと
         当初の8割りになったとする。つまり、
         発見できる面白い番組が単位時間あたり0.8に
         まで下がったと仮定する。

 ∧∧
( ‥)125時間に1回面白い番組を発見できますね。

     ( ‥)最初の100時間に1回よりも25時間増えた。
         

 ∧∧
( ‥)テレビ番組それ自体の放送時間は並列する局が増えない限り
    有限かつ同じですから、探索時間を増やしてもすぐに頭打ちに
     なるのでは?
 

     ( ‥)つまり探索時間よりも制作者側の作り出す頻度が
         より重要な要素となる。
 ∧∧
( ‥)ようするに待てばいいんでしょ?


 番組改編が3ヶ月、つまり90日に1回だとする。単純に90日に1回、面白い番組を発見できるとする。しかしその確率が1から0.8に下がった場合。

 
 ∧∧
( ‥)およそ113日に1回の発見になりますね。

      ( ‥)これまでと同様の利益(楽しい)を
          手に入れるために23日余計にかかった。

 ∧∧
( ‥)でも23日っていっても寝たり、食べたりしている
    時間も含めてでしょ?


    ( ‥)100時間の探索で1回の面白さと同等の利益を
        得ようとしたところ探索時間は増加し、
         現時刻において探査できる番組をほぼ探査し終えても
         目標は発見できなかった。そのため、番組改編という
         未来に期待したが、確率が1から0.8になったことで
         待機時間はそれまでの1.25倍となり、つまり
         探索のコストと待機時間の増大という.......

 ∧∧
( ‥)はあ


 以上のような視聴者が負担するコストの増大に対して番組が提供する利益(面白さ)がペイしないので、結果的に広告費が下がり、そのため、面白い番組の確率が1から0.75になったと仮定する。すると....
          
 

 
 
 

2010年3月29日月曜日

鮮やかに冷えた月を見る

 
 曇った天気が続いていたと思ったら、夜になってから神奈川県は晴れ。すかっと晴れた夜空に鮮やかな月が浮かぶ。ひさしぶりに見る月は光が鋭い。
 
 ∧∧
( ‥)さむいー

     (‥ )そうねえ

 今、雨が降ったら間違いなく雪になっちゃうような温度。北からの風が入ったからなのか、晴れてしまったこともあって冷える冷える。明日の朝には霜が降りるのではないかと思えるほどに冷えている。

 ∧∧
( ‥)ハツカダイコンさんは大丈夫ですか?

     (‥ )まだ芽は出てないから大丈夫だと思うよ。

 アブラナ科の比較のために何種類かのハツカダイコンをまいたが、幸いにもまだ芽が出ていない。万が一にも霜が降りても多分、大丈夫だろう。

 ∧∧
(‥ )天気予報を見るに、ドイツは
\-   最低気温でも7℃ぐらいあるみたいです

     (‥ )いつも思うけど、前にも書いたけど、
         ユーラシアの西は内陸でも温暖だよなあ。

 海の影響を受けるから、イギリスも似たような最低気温。

 反対にこっち側、ユーラシアの東部にある日本は神奈川県では、明日の最低気温は1℃あまりの予想らしい。あっちと違ってこっちは大陸で冷やされた空気が入るからこういうことになる。

 ああ、今が白亜紀だったら、今が白亜紀だったら、そしたら海はもっと底上げされていて、地球は水浸しで、火山噴火で温室効果で、結果的に北極はもっと暖かいから北風もこんなに冷えていなくて、こんな季節でも、こんな緯度でもずっとのんびり過ごせるはずなのに。

 ∧∧ さむいー 
( ‥)
 -( ‥)はいはい、布団に入って
     休みましょうよ。

 

その動態をどう説明する?

 
 政治家は国や国民の成功を向上させるために働くべきである、あるいはそれをすべきだ、という仮説は政治家の動態を説明することに失敗している。

 それと同じく

 サイエンスライターは科学を分かりやすく、かつ正しく伝える、あるいは妥当と思われる仮説を読者に伝えることで、読者の、ひいては科学に対して何かしらの向上をはかるべきである、あるいはそうすべきだ、という仮説はサイエンスライターの動態を説明することに失敗している。

 ∧∧
( ‥)ではあなたの動態はいかなる仮説で
    説明されるべきですか?

     (‥ )いかなる仮説であれば妥当性の追求が
         最も効率的に、現実的に、なおかつ妥当に運営できるのか
         それを可能とする仮説を発見するべきだ。




 

真面目で質の良い低賃金労働者を生産工場

 
 ふと思う。科学というのは進化する実体だ、という意見。

 ∧∧
( ‥)人間を媒介物にして伝播しつつ
    淘汰を受けて適応を重ねる思想の
    ひとつであると。

     (‥ )という風に考えた場合にはだな、、、、

 人生において科学を選択した個人が、例えば自身の生まれた国で科学を全うする必要はさらさらないわけで。

     (‥ )とっ、するとだよ。科学というのは
         こんだけ面白いよーということを伝える場合、
         日本じゃらちがあかないや、とあなたが思ったら
         こういう風に国外へいく道があるよと
         そういうことも具体的に伝えるべきなんだろうか?
 ∧∧
( ‥)はあ、まあ、伝えてもいいでしょうねえ。
    別に禁止されていませんしね。

 とはいえ、それはノイローゼに近いぐらいの杞憂ってもんだ。海外へいって科学関係で就職できるってのは(そりゃあ分野にもよりますが)よっぽどの人間であって、そういう人間は言われなくても出て行くし、出て行きたくても能力のない奴は出て行けない。

 ∧∧
( ‥)別に推奨するようなことでも
    教えるようなことでもないですよね?
    出て行ける人間はその立場になったら
     出て行くわけですからね。

     ( ‥)そうなんだよな。言われて気がつくような人間には
         言う必要がないし、言われる必要がある人間は
         自力で気づくから言う必要がない。

 どっちのカテゴリーにもあてはまらない個人もいるだろうけども、まあそういうのはどうでもいい。

 さて

 ∧∧
( ‥)なぜにそんな疑問を?

     (‥ )いやあ、日本って科学の分野において
         将来性あるのかねえ??
         ないと思わないかね?

 英語圏の方が科学において圧倒的に強いのは、まあなんだ、あんまりいい例えではないかもしれないけども、Wikiを見ればなんといいますかね、少なくとも科学においてはざっくりといって、英語のWikiには当然、間違いが見つかるけども、日本語のWikiはしばしば間違い以前の問題、ぐだぐだ。

     (‥ )日本ってただの後進国だろ?
         ご本人たちは技術立国ですとか
          思い込んでいるみたいだけどさ。
 ∧∧
( ‥)はあ、まあねえ。

 ジャレド・ダイヤモンドの理屈で言えばアジアがヨーロッパに追い抜かれたのには地理上の(是正不可能な構造的とも言える)原因があったからで、だとすると(個人的には彼の意見を否定する理由がみつからない)日本が後進地域になってしまった原因は今もって是正できていないことになる。

 ∧∧
( ‥)まあ、おまけに開国して150年ですからね。

     ( ‥)150年で数世紀分の遅れは
         取り戻せないぜや。

 そんなんで取り戻せるのならアフリカの問題なんてとっくに解決だ(部族社会と植民地経済から半世紀しかたってないのだから当たり前と無視するのではなく、数世代勉強すれば問題解決だというのは非現実的という意味で)。

 いや、考えてみればなあ、戦後日本が成功したのは低賃金だったからで、それ以外で成功した理由があったとしたら

     (‥ )あったのなら、バブル以後に景気を取り戻せないなんて
         おかしいと思わないかい?
 ∧∧
( ‥)まあ、あれですね、低賃金以外に武器が
    なかったってことですか。

 確かに世界には低賃金なだけで何にもできない国があるから、低賃金だけが武器ではないし、成功の条件はそれだけではなかったはずだけども。

 ∧∧
( ‥)でも現在の状況は、日本はこの状況を是正するほどの
    武器を他には持っていなかったという証拠であるのかも
    知れませんね。

     ( ‥)そういう日本という国で科学を伝えることに、
         あるいは子供に科学を教えることに
          何の意味があるんだろうか?

 いや、そもそもみんな、真面目で質の良い低賃金労働者を生産することだけを良しとしてきたのではなかったか?

     (‥ )道徳教育に躍起になるのはそういうことだろうし
         平等とか、事業仕分けとか高校無償化とか、
         ようするに人並み以上の技術を
          身につけるなってことだろ?
 ∧∧
( ‥)はあ、まあねえ、あなたの解釈なら
    そうなんでしょうねえ。

 経理やカスタマーサポートの部門まで外国に委託している昨今。ビールの経理ができるとか、そういうことに特化しないと、単に経理の資格があるだけでは就職できない。そんな言葉を耳にすると、では高校教育を無償化して、じゃあどうなるわけ? という話(おまけに科学技術を破壊するようなことしてやんの)

 まあそりゃねえ、政治家ってのは当選するのが仕事なのだから国や国民のことを考える必要がないってのは分かるけどもねえ(政治家は国や国民の成功の度合いを保証するべきで、ものであるという仮説は彼らの動態を説明する仮説として成功していないと思う、ということ)。しかしそれじゃあ困るのよねえ。

 ∧∧
( ‥)低賃金労働者を生産することが望まれているこの国で
    子供に科学を教えることに何の意味があるのだろう?
    そういうことですか。

     (‥ )まあ、冷静に醒めた眼で考えれば
        どうでもいいっちゃどうでもいいのだけどね。

 できるやつは自力でどうにかするだろう。

 できないやつはただの低賃金労働者に終わるだろう。人生の最後に社会がいけないというのだろうか? まあ、いけないのかもしれない。自力でどうにかする人間以外には手に職をつけさせる機会も訓練も積極的には与えなかった、という意味では。

 ∧∧
( ‥)ではですよ、サイエンスライターには
    何の意味があるんでしょうね?

     (‥ )意味? サイエンスライターなんぞに
         意味も意義も最初から最後まで無いさ。

 ただ、もしもあるとしたら幾人かの人間に機会を与えるきっかけを作るかもしれない。

 ∧∧
( ‥)最低限、正しい、あるいは妥当な内容を書き続けるのなら
    そういう効果を発露できるはずだと。

     (‥ )日本がくびれ死んでいくとしても
         低賃金労働者の集まりに劣化するにしても
         2、3人の子供に機会を与えられる程度の
         効果を発揮できたら、それで充分だと
         思わないかね?

 もしもそんなことができたらの話ではあるが。

 

2010年3月28日日曜日

それは道のものだった

 
 先日スケッチしたタネツケバナ

    ( ‥)これ、タネツケバナではないかもしれない。
      -□
 ∧∧
( ‥)ほう

 外来種の同属別種、ミチタネツケバナかもしれない。

 ∧∧
( ‥)タネツケバナ属は似た種類が
    多いみたいですね。

    (‥ )これは面白いね

 なかなか使えそうである。
 

2010年3月27日土曜日

それはやはり辛かった

 
 タネツケバナを描いた。

 ∧∧
( ‥)サクラは?

     (‥ )もう少し待たないと手が届く高さまで
         咲いてくれないんよね。

 サクラを見たいのならその願いをかなえよう。しばし待て。

 さて

 タネツケバナを描いて、その後、かじってみた。

 ∧∧
( ‥)お味は?

     ( ‥)根っこは、、、、普通にダイコンの味だね
       -゜ 引き抜いた時にするワサビっぽい匂いは
          ダイコンの匂いにも似ているかな。
          辛みがあるのは確かだねえ。

 小さいのでショカツサイよりはまし。とはいえやはり繊維質で食べてもあまり栄養にはならないだろう。辛みがあるのはいいけども、小さすぎて薬味にはなりそうにない。葉っぱは菜っ葉っぽい味が少しするくらい。

 ∧∧
( ‥)よーく洗っているとはいえ、生というのは

     (‥ )呑み込んでないし(呑み込んでも栄養になりそうにない)
         それにアブラナ科の辛みは熱で分解しちゃうと
         聞いたので、そこはやはり生でね。

 あれですかね、すりおろされた時に細胞内の化合物と酵素との反応で辛みが出るというから、煮たりすると熱で酵素が失活しちゃうから辛みが出ないのかね? (実際、生のダイコンはおろすと辛いけども、煮たダイコンは別に辛くないわいな)

     ( ‥)謎は公園に転がっているのだ。
 ∧∧
( ‥)でっ、そろそろ仕事をしてください。

 へいへい。

 

花咲く道はどこにある?

 
 サクラがそろそろ咲き始めた。そういえばサクラを見たいと言っていたなあ。今度、サクラを描くとしよう。

 さて

 被子植物の花を見ることで、被子植物の大系統を編むことができるか?

 ∧∧
( ‥)可能?

     (‥ )どうだろうねえ???

 爬虫類とかの系統を骨から編むのは、まあそんなに難しい話ではないと思うけども(議論の余地はあろうが)、花はどうだろうか?

 ∧∧
(‥ )萼、花弁、雄しべ、雌しべが螺旋状に配置されている
\-   グループは認識できそうですけどねえ。

     (‥ )昔のモクレン亜綱とか下綱とかとして
         くくられていた感じでならねえ。

 単子葉植物が単系統であることは、まあ強力にサポートされるわけで、ざっくりと言うと

 (花の構造が螺旋状に配置されている)(単子葉植物)(5放射状の花とかなんか花っぽい花)

 ∧∧
( ‥)なんかこんな感じには分けられると?

     (‥ )この場合の(花の構造が螺旋状)というのが
         結果的に多系統になるのだが。

 以上に加えて花粉の溝が1つか3つかで、非常に楽観的に考えると比較的妥当な幾つかの系統に再編成は可能?

 ∧∧
( ‥)でも、、、そもそも外群比較は
    どうするんですか??

     (‥ )そこなんだよねえ。

 仮にごく単純に考えてイチョウと球果植物とソテツを外群とした場合、生殖器官が螺旋状に配置される、というのは原始形質になるとして

 ∧∧
(‥ )花の構造が螺旋状というのは系統をくくる形質としては
\-  はい消えたーっで、(単子葉植物)(花っぽい花で花粉に溝3つ)
    そしてよくわからない原始的な群が複数出来る??

     (‥ )とっまあ、なにかうまくいったような
         感じなんだけども。

 でも、この外群比較をした時、イチョウと球果植物、ソテツのくるくると巻いた生殖器官の配置と一部の被子植物の生殖器官が螺旋状というのと、同じだと前提していることになるよね? これって結果的には妥当なのかな?

 ∧∧
( ‥)でも手持ちの限られた理解と前提から
    推論を始めたら必然的にそうなりますよね?

     (‥ )そうねえ、結局、我々はいつでも
         有限の、それも本来あったものよりも
         明らかに少ない情報で勝負せざるおえない
         からねえ。

 化石記録は永久に不完全だが、現在の生物は情報量が圧倒的に多い。ゆえに分岐学は化石には適用できないし、永遠に不完全な系統しか出力できないと言った人がいたけども、まあそれは思いっきりなたわ言だ。というか、あんたゴーティエも知らないんだろ? としか思えない(さもなきゃ知らないふりして嘘ついたのかどちらか)。そして帰納論がどうして哲学者に不安をもたらすのかも知らないのだろう。

 ∧∧
( ‥)でっ、それはともかくとして
    生殖器官が螺旋状に配置される
    ということは同じでいいんですかね?

      ( ‥)植物の体が軸から枝なり葉なりが分岐して
        -□ それがしばしば螺旋状に配置されること
          生殖器官がそうした葉なり枝なりにあったもの
          由来である、という推論からすれば
          同じといえば同じかな。

 問題はその器官と配置ができた時のイベントそれ自体は共通かどうかってだけで(コウモリの翼と鳥の翼は前足としては同じではあるが、翼としての機能を得たイベントは別々なので翼としては同じではない)。

 ∧∧
( ‥)被子植物の起源には論争があるし
    化石記録がもう少し詳しければねえ。

      (‥ )それでもある程度は分かっているわけで
       □- 

 さてー? 公園と花屋の花を見て、花の系統を編むことはどこまで可能?

 

それはコーヒー豆に似ていた

 
 コブシの花のスケッチをアップUntitled Document

 ∧∧
( ‥)そろそろ仕事をしてください

     ( ‥)はいはい

 コブシの花粉も顕微鏡で見てみた。メチレンブルーで簡単に染色するとなんというかコーヒー豆みたいな姿が見えてくる。

 ∧∧
(‥ )溝は片面にしかないんでしょうか?
\-
     (‥ )なかなか分かりかねるねえ。

 幾つかの花粉には溝が見当たらない、というかなんか花粉越しに向こう側に溝っぽいものが見える? という状況だったので、たぶん思うに、片面にしか溝がないんじゃないだろうか、と推論。もう少しうまく観察できないものか。

 ∧∧
( ‥)でもまあ、これがプリミティブな花粉の姿
\-   というわけですよね?

     (‥ )そう考えていいと思うけどもね。
 

 とはいえ、なかなか形質の解釈ってのは難しい。マグノリッドクレードや単子葉植物、スイレンなどの花には3放射とでもいうのか、そういう構造が共通して見られるらしいのだけども(詳細はよく分からない)、これらは収斂だという話。

 ∧∧
( ‥)形質の判断ってのは
    総合的に見ないとだめですよねえ

     (‥ )いやまったく。

 単子葉植物の花の構造を今すぐ言えと言われても、そうねえ、チューリップは3つの萼と3つの花弁、6本の雄しべを持っていて、雌しべが3放射に見えるってぐらいですわいなあ。

 ∧∧
( ‥)ツユクサもそうですよね

     (‥ )そうだね。単子葉植物では
         それが基本的な形態なのかねえ?
    

 まあそういうことも含めてもろもろ検討しないといかん。そういえば、ツユクサの花粉に溝って見た覚えがないよなあ。
 

2010年3月26日金曜日

だから僕は頭がいいから苦しいの、という詭弁

 
 でっ

 ∧∧
( ‥)おととい、昨日とずっと寝ていたわけですが

    ( — —)うーむ、なんでだろうね?

 仕事したり、徹夜のまま三浦半島へいったりしていたせい? まあ、とはいえ、おとといはショカツサイを食べてみたり、昨日はうざったい電話セールスを排除するために番号非通知の電話は通知しないと受けないよーというサービスに切り替えたり、

 ∧∧
( ‥)とはいえ、ずっと寝ていましたよね

    (‥ )なんでだろうねえ。

 ちょっと前にはやった言葉を思い出す。100年に一度の不況。

 ∧∧
( ‥)そうなの?

    (‥ )? いやあ、別に普通の不況だけどね。

 そういや一時、蟹工船が流行ったりしてましたけっね。

    (‥ )小説読んでる暇があるなら他にやることあるだろうに。
 ∧∧
( ‥)まあ、別にいいんじゃないですか?
    うっくつした時にアニメみたり
     漫画で全能感を得たりするってのは
     ありがちでしょ?

 マルクス主義を解説する本もほんのちょっと流行ったけども。マルクスバブルはとっくの昔にはじけて終わっていたわけで、今更どうこうなるものでもなし。

    ( ‥)昔は、論理的であればそれで正しいのだ
        楽園は約束されている決定事項であって
        それに反対するのは反動勢力だ、そう言えば
 ∧∧
( ‥)そういえばよかった時代があったというわけ
    ですか。

 そんな時代がとっくの昔に終わったというのはいいことだ。

 とはいえふと思う。論理的であればそれでいい。楽園は決定事項。自分に反対する連中は論理が分からない馬鹿。こういう馬鹿は決定事項の到来を遅らせようとする反動勢力。だから叩き潰していい。叩き潰す俺たち正義。無意味に主語でかい。

    (‥ )これってものすごくしばしばよく見る
        論法だよなーと。
 ∧∧
( ‥)はあ、まあ、そうかもしれませんねえ。

 なんというか、平均よりちょーっとだけ頭がいい連中が陥りやすい論法だよなーと。
 
 論理はそれ自身で現実を説明してくれるわけではないし、正しい文章が現実を説明できているわけでもない。楽園が決定事項であるというのは決定論的な宇宙観で、一体全体いつの時代からタイムトラベルしてきたのか分からない(そもそもマルクスが19世紀の人間で確率以前の世界にいたってのが致命的か)。

 なによりも、論理を金科玉条に振りかざしてしまったので経験をフィードバックできなくなってしまったのが最悪(経験的にものを考えるのは論理とは呼ばないので、経験を無視して理論の通りに邁進するのは確かに論理的ではある)。

 ∧∧
( ‥)確かに、ちょっと頭いい人はこういう
    世界観とか科学観をしばしば持ちますよね。
    論理的であれば科学であるとか平気で言うでしょ?

     (‥ )まあそういう人はいっぱい見てきたよなあ。
         サイエンスライターにもいるんだよねえ、
          論理的であれば科学だって言う人。

 ちょっと頭がいい人ってのは本人の自己申告を聞く限りでは不幸の固まりであるらしい。平均よりもちょっと頭がいいから、道で会う人、会社で会う人、学校で会う人、そのほとんどが自分よりも馬鹿に見えるらしい。

 ∧∧
( ‥)そして世の中に不満を持つ?

     (‥ )不満を持つからこそ、あなたたちはこれではいけない
         こうあるべきだ、こうしなさいって
         自分から自主的に主張するんだろ?

 でっ、世の中に感じる理不尽を是正してくれる(と本人が思い込んで信奉できる程度に複雑な)理論を発見するとそれを信仰し、理論の実現に邁進する。ちょっと頭がいい程度だと”ちょっと頭がいい人”は山ほどいるので徒党もそこそこ組みやすくなる。
 
 ∧∧
( ‥)でも理論が妥当なものじゃなかったら
    あるいは理論を適切にバージョンアップする
    ようなことができなかったらどうなります?

     (‥ )すべてに失敗して勝手に絶望するんじゃねーの?

 だからほら、そういう年齢の文化人を気取るおっさん、おばはんを見てごらん。連中は斜に構えて恨みと憎しみとあきらめを込めた眼で他人を見ながらどうせだめだと笑って愚痴をこぼす。

 平均よりちょっと頭がいいってそりゃあ不幸なこったろう。
 
 世間の人間に失望する程度に頭が良くて、そのくせ問題を適切に解ける方法論を発見できる能力を持たず、自分がつまるところ阿呆だということに気がつかないままに自分勝手な絶望を抱いてる。
 
 
 
 ∧∧
( ‥)あなたはどうなんです?

     (‥ )自分が行方不明っていうかね。

 自分の座標をロストした。
 

 

2010年3月24日水曜日

そして僕は根っこをかじる

 
 雨がずっと降っている。こんな季節に雨が降るとすぐに温度が下がる。公園に散歩へいってみると、さあああああーーーっと何か小さい固いものが無数に落ち葉を叩く音がする。

 ∧∧  ぱらぱらと氷の粒が降っているんですね
(‥ )
 -( ‥)雲の上から融け切らないまま
     落ちてきたのかな?

 公園の隅っこに生えていたショカツサイを引っこ抜いて、根っこを洗い出すと、あれまあ、太くて白くてちょっとダイコンっぽいじゃないですか。どんな味だろう、共有派生形質だという辛みはあるのか? さらに洗って、そいでもってかじってみる。

 ∧∧
( ‥)でっ? お味のほどは?

     (;— —)うげええーーー
 
 繊維質でがちんがちん。とても食べれたものではない。というか噛んでも食べられる部分がない。汁が出るぐらい。飢餓や飢饉にでもならないと口にしない代物だろうし、無理矢理に呑み込んだところで栄養にはなってくれなさそう。

     (‥ )とはいえ、味も匂いも辛みも
      ゜-  ダイコンだね
 ∧∧
( ‥)別属なのにねえ。

 あの味や辛みはアブラナ科に普遍的な特徴かそれに近似?
 

2010年3月23日火曜日

コブシを上げろ

 
 近所の空き地にショカツサイが生えていたので、ちょいと掘り抜いて持ち帰ってスケッチ

 ∧∧
(‥ )紫色のきれいな花ですね
\-   これでもアブラナ科ですか

    (‥ )まあ、花の構造はアブラナというか
        ナズナとおおむね一緒だなあ。

 ↑アブラナの花、そのものをじっくり見たわけではないのでこういう言い方になる。

 ショカツサイは中国原産らしい。春先に大きめで、なおかつきれいな紫色の花を咲かせるからよく目立つ。生まれ故郷にはなかったと思うけども、関東では春の風物詩のひとつってところ。

 しかしそれにしても妙なことに、ショカツサイは花によって雌しべの長さが違うような、、、、。開花の順序とその様子からすると咲いてから時間がたつにつれ、最初は雄しべしか見えなかったものが、だんだん雌しべが長くなって出てくるように思える。

 はて? 受粉すると子房が膨らむから? それとも雄しべが先で、次に雌しべが主体っていう性転換とかそういうの??

 ∧∧
( ‥)見ただけじゃあ良く分かりませんね

    (‥ )そうねえ。

 そんなこんなで公園にいった時に季節が終わって花芽をのばしはじめたハボタンを見る。ショカツサイもナズナもタネツケバナもハボタンも、どれも同じアブラナ科だというのに、いやはやハボタンのとんでもない葉っぱの大きさとその姿。ああいうのを見ると人間というものがどれだけすごい選択圧を栽培植物にかけてきたのかよく分かるってもの。

 さて

 hilihiliのコンテンツで被子植物の系統をこつこつ作っているので、比較的原始的な被子植物、モクレンの仲間であるコブシの白い花が咲いていたので公園でスケッチ。持っていった色鉛筆が微妙にはずれた色ばかりだったので苦労したけども、ともあれ、描いて、そして帰る。

 ∧∧
( ‥)モクレン群のコンテンツはとりあえず作ったけども
   コブシのイラストはまだアップしませんか。

     ( ‥)まあ、もうしばし待ちなさい。

 モクレン群の共有派生形質はよく分からない。しかしコブシの白い花は奇妙に原始的できれいで印象的。

 

 

2010年3月22日月曜日

そしてタネツケバナは僕らの分類を笑う

 
 ヨーロッパ、例えばドイツと日本とでは8時間の時差がある。

 ∧∧
( ‥)こちらが8時間未来ですね。

    (‥ )そういうこっちゃな。
    \-   あっちはまだ夜の10時だ

 昨晩の夜の9時に西の空へ落ちていく三日月を見たが、例えばドイツならまだ昼の2時。一応、同じ月は見えているはずだけども、青い空にかすむ白くてはかない、そしておぼろげな月だろう

 ∧∧
( ‥)やっぱり満月以降くらいが
    日本とドイツで同時に見られる月
    ですかね?

     (‥ )そういう感じかな。

 さて

 アブラナ科の共有派生形質は4つの長い雄しべ、2つの短い雄しべだけども。

     ( ‥)タネツケバナの花はそうではないと聞いたけども、
       -゜ 確かにそうではないみたいだ。
 ∧∧
( ‥)おやおや、ナズナと並んで一番身近なアブラナ科の
    植物がいきなりそれですか?

 いわゆる、それは我々の分類を笑う、というやつ。

 ∧∧
( ‥)でも分類群を定義する一律な形質なんてないのに、
    なぜ分類群があるのか? という問いに答えた
    ことがダーウィンさんの業績でもあるんですよね?

     (‥ )とっ、言うわけでナズナとタネツケバナは
         使えると見た。

 いい感じで動いてる?

 

2010年3月21日日曜日

ナズナ

 
 ナズナのスケッチを生命の樹にアップ。Untitled Document その他、被子植物のコンテンツなどを手直ししたり、Eudicotのコンテンツを作ったり。

 
 ∧∧
( ‥)こんな作業に丸々一日使っちゃいましたね
\-
     ( — —)まあ、しょうがないよ。
           一応、仕事になるわけだし。

 しかしまあ、そうねえ、実際のところこんなことでもしないと雑草の系統とか、それに付随する議論とか問題とか調べないよねえ。

 ∧∧
(‥ )アブラナ科の共有派生形質に辛みが??
 □-
     (‥ )なんかそうみたいね。

 考えてみればそうか、ダイコンは辛いし、カラミダイコンなんていう品種もあるし、ワサビもアブラナ科だし、ワサビダイコン(書籍によってはセイヨウワサビ)も辛みを目的に栽培される品種だし。

     ( ‥)さっき引っこ抜いてきた
       -゜タネツケバナも少しワサビ臭がするような、、、
 ∧∧
( ‥)そうなんですか??

 まあ、今度、色々食べて調べてみよう。

 ナズナ、どうでもいいような雑草に見えて意外に奥が深い。

 

2010年3月20日土曜日

だってめんどくさいことしたくないじゃん

 
 ドイツはずいぶんあったかいらしい。

 日本のこちら、本日の関東は神奈川県。朝晩は寒いが、昼間は風が冷たいものの、曇りがちながらも太陽は暖かかった。ナズナをスケッチした。
 
    ( ‥)他に今日は何したっけ?
 ∧∧
( ‥).....

 ああ、朝は原稿のチェックしたよなあ。キャロラインがシャーロットになっていたのに気がついてあわててなおしたっけ。一応、後でもう一度確認しよう。キャロラインは嫁に出ているはずだし、年代を見て、整合性がとれるかどうか検討しなければならぬ。

 ああ、しかし、それから何したっけ?

 ∧∧
( ‥).......

    (‥ )いやいや、仕事したよ、仕事した。
        図書館にいってギリシャ語の辞書引いた
        部屋の整理もしたよ、本の間に道ができたよ。
        テラスにすぐいけるよ。すごいよ画期的だよ。

 さて

 テレビとか新聞社とか図体がでかくて時代に対応しきれていない情報産業がヨロヨロとよろめいてる。無駄に図体がでっかい分、そう簡単に倒れないけども、ああ、でも予測するにあの人達はどうにもしないんだろうなあ。

 ∧∧
( ‥)なぜにそう予測します?

    (‥ )人間はコストを最小限、利益を最大に
        しようと考える動物であるとしようじゃないか。


 会社や組織で利益を最大にする手段とは何か?

    (‥ )何もしないで給料もらって、危険な選択肢を選ばずに
        定年退職、退職金と年金、セカンドライフ、うはは。
 ∧∧
( ‥)まあねえ、そりゃあ当然ですよねえ。

 ということはベストな戦略とはすなわち

 ”何もしない”

 ということに違いない。ありきたりな答えで、しかしベストな選択肢。さあ世の中のおじさんおばさん諸君、民間も企業もNHKも何もしない仕事人生を満喫しようじゃないか。


    (‥ )まだ会社に余裕のある期間に退職できる
        上司は安全パイをとることが可能であるし、
        ゆえに部下に冒険はさせないに違いない。
 
 ∧∧
( ‥)はあ、まあねえ、それがベストな戦略でしょうねえ。


 会社がつぶれる前に逃げられればそれでいいではないか。問題ない。さあさあ、今日も会社に愚痴をこぼしながら、自分の人生を肯定的に評価しつつ、現実には眼をつぶろう。幸せになることは悪いことじゃあないはずだ。


 ∧∧
( ‥)じゃあ、よろめきはじめたああいうでっかい企業は
    手遅れになるまで何もしないと?

    (‥ )そうじゃねえの?

 体に悪いと知っていても酒やタバコや遊びやデブはやめられないだろう。個人でさえ是正しないのだから、個人の集合体の企業なんてもっと阿呆に違いない。

 ∧∧
(‥ )でもテレビがないから良く分かりませんね。
\-
    (‥ )そうねえ、今頃、世界はどうなっているのかねえ。

 世間が何をしているのか、それは興味が持てない謎。

 
    (‥ )幸せとは不幸の源だよ
 ∧∧
( ‥)はあ
 



      

2010年3月18日木曜日

その論拠はどこから湧いて出た?

 
 森は木の芽がほころびはじめたので、もやーーっとしてる。もやーがもややーーーーっとしてきた。林の中でタチツボスミレも咲き始めたし、いよいよ春の花のシーズン到来。ドイツの森はどんな感じだろう?

 さて

 出版界も市場縮小、赤字だけども、しかしテレビはもっとつまらない。はて? すると出版界の人間よりもテレビ界の人間の方が仕事をしていないってことだろか?

 ∧∧
( ‥)手抜きがばれやすいとか?

    (‥ )さあ? 

 背景真っ白で面白いコンテンツを作れと言われて、できないよと言うのがテレビで、はいはいとやっちゃえるのが漫画?

 さてさて

 漢方薬ってやつには妙な話がついてまわる。例えばの話

 漢方には副作用がない

 ∧∧
( ‥)そんなわけないでしょ?

    (‥ )まあないよな。

 水だって一時に大量に摂取すればえらいこっちゃになるわけだし、塩だってそう。だから最低限、

 「副作用がないなんて断言できるわけがない」

 ということは言える、そして事実として副作用はあるだろう。

 ∧∧
(‥ )化合物や化学物質が天然由来だからといって
\-   有益かつ無害であるっておかしいですよねえ

    (‥ )そりゃあね、おかしいだろうね。

 確かに、完全に合成された塩化ナトリウムと海水から煮出して作った塩はずいぶん違うけども、それは

 ∧∧
( ‥)不純物があるかないか(極微量)の違いでしょ?

    (‥ )煮出したのなら塩化マグネシウムとか
        もっと微量の元素とか
        色々入っているわいなあ。

 しかしそれは天然(おかしな言葉だ)と合成はそういう意味合いにおいて違うってだけの話。生物に必須のものが混入しているとか、そういう理由で不純物が入っているからいいこともあるけども、逆にいえば、、、

 ∧∧
( ‥)不純物が入っているからやばいってものも
    ありますよねえ。

    (‥ )純粋で健康、天然だって言われて販売されているけども
        いやあ、それ、ダイオキシンとか水銀入ってるっしょ
        ってものも普通にあるからなあ。

 とまあ、そんなこんなで漢方は副作用がないってのはずいぶんおかしな話だ、と思っていたら、最近、聞いた話ではなんでも漢方の先生からしても”副作用がない”というのはおかしな話なんだとか。

 ∧∧
( ‥)漢方の背景理論って陰陽五行説とかそんな
    もんですよね? 水は火に勝ち、土は水に勝ち
    以下云々ってやつですよね。

    (‥ )あれってようするに、人体のバランスをとれば
        調和が保たれるって理論だよね。

 彼が言うには、中国の漢方の先生が曰く、ずっと摂取してたらバランスが崩れるじゃないですか、という話。確かにたぶんだけども、漢方の理論からしてもそうなるよなあ。

 陰陽五行説をこちらが採用する必要はないのだけども、その理論から見ても副作用がないという主張はおかしいでしょ、というのは、そりゃあそうでしょと言える。何千年も漢方してきたのだから、やばい処方や悲惨な結果を招くような説明は淘汰されて、理論自体はちんちくりんでも即座に有害で無い程度には穏便で当たり障りのない説明になっているだろう(だからたぶん、効能が即座でないのかもしれない)。

 ∧∧
( ‥)じゃあ、漢方に副作用がないって
    どっからきたんですかね?

    (‥ )さあ?

 原子論からしても、科学からしてもおかしいし、肝心の背景理論である東洋医学の視点からしてもおかしいとしたら、漢方に副作用がないとはどこから来た論拠なりや?

 

 

まあそこが組織の弱いところ

 
 そういえば先日、打ち合わせの時、相手の人がこんなことを言った。

 最近は、、いらいらするためにテレビを見ているようなもんで、、、。

 ∧∧
( ‥)確かに・・・・

    (‥ )テレビを持っていた時の最後の記憶は
        確かにそんなだったな。

 まあなあ、そりゃあなあ、テレビごときがネットや携帯に勝てるわけがないよなあ。

 ∧∧
( ‥)まあねえ、携帯の向こうにいるのは
    生きた人間ですからね。

    ( ‥)テレビの中にいるのは台本通りに動く
        出来の悪い人工知能みたいなもんだからな。

 アイドルやタレントやキャスターはつまるところ調整された二次元キャラみたいなもんだし(というか3次元の生きている素材を使うから2.5次元というの?)、後はシナリオライターやプロデューサーの腕次第なのだけども。

    ( ‥)でもつまらんな
 ∧∧
( ‥)お金がかかるからですか?

 確かにセットにはお金も時間もそれなりにかかるけども、いやあ、つまるところ才能なんじゃないすかね? それかあれだ、根本的に組織の弱点じゃないの。

 ∧∧
( ‥)そう?

    (‥ )漫画家は面白い連中がごろごろいるだろ?
        テレビはコンテンツで明らかに漫画に
        負けてるじゃんよ。

 セットが立派でリアルでもつまらないものはつまらないし、絵がへたくそ(ヘタウマ)でも面白い漫画は面白い。

 ∧∧
( ‥)じゃあ違いがあるとしたら

    (‥ )そりゃあ個人の才能じゃない?

 さもなきゃ、会社にいると適当ーな仕事してても給料が入るから困らんので知らんうちに手を抜くってやつだなあ。

 ∧∧
( ‥)出版社の漫画担当者も会社人間ですが。

    (‥ )だけども人間は見つけてくるよね。

 フリーのシナリオライターってのもいるんだろうけども、どうなんだろうねえ。個人の力を引き出す過程においてテレビはうまくいってないってことかねえ。図体だけでかくてよろめいて、手抜きで、組織の悪い点ばかり出ていて。それでも今の中核の人間が退職するまでは会社も保つから勝ち逃げする気かな? 中堅の人たちは。

 ∧∧
( ‥)いまやテレビは漫画以下の手抜きメディア?

    (‥ )事実として面白さにおいて負けているじゃんか。

 


NHK

 
 テレビ捨てたけど金払えとNHKから通知がくる。

 ∧∧
( ‥)そういえば集金にきたおばはんが、
    あたしは集金するだけで、解約とかそういうのはしてないの、
    だかなんだかと、、、

     ( ‥)そう言ってたか
         妙な話だがなあ。

 電話したら 

 テレビ捨てた? いやあ解約の手続きしてないですねえ、事務的な記録ないです、じゃああなたの言ったことを聞いたという集金の人に確認してから折り返し電話を、、、

 いやいや、ちょっと待て。集金に来た人間はあたしじゃできない、だって集金の業務を委託されているだけって言っていたわけだろ(うろ覚えだが)。じゃあ担当した人間に聞いたところで事務手続き上では何も意味ないじゃんか(聞いた人間は報告する義務はないと主張しているし、事実として報告していないし、しかし義務のない人間の報告を聞いてからでないとお客であるこちらが言ったことをまま受理しないというのなら、なんのこっちゃないお前の申告には意味がないと言っているのと同じ)。

 でっ? 担当した人間が覚えてないとか言ったらどうすんだい?

 と聞いたところ

 折り返し電話しますんで、しか言わないので、もっと上の奴に代われ、と言ったが

 ∧∧
( ‥)まあ、上の人間とやらも
    どっちも同じ反応でしたね
   
    ( ‥)本当に報告の義務がないのかどうか
        契約内容を把握してないのかもしれないな。

 集金しているおばはんと自分たちがどんな契約かわしているか、あんた知らないだろ? といっても折り返しかけ直すので、の一点張り。ああやっぱり、知ってないなこいつら。

 どうでもいいから解約しろと言うと、解約するなら部屋を見せろという。

 じゃあ今すぐこいと言うと、すぐには無理だとか抜かしやがる。おまけにNHKの未払い料金は債券になるのだとか言う。すぐには確認にはいけないけど、その分の金は債券だから支払えってか? おいおい? どんな悪徳商売だよお前ら。

 いいから今すぐこい、でさっさとこさせた。

 ∧∧
( ‥)30分できましたね

    (‥ )隣駅だもん、当たり前さ。
        歩く距離だけ考えれば1キロないんだよ?

 できるなら最初っからやればいいんだ。高給取りのくせになにふざけたこと抜かしてやがる。時給分の仕事しやがれ。

 ∧∧
(‥ )でも名刺の名前からすると
 □-  電話で対応した人じゃないですね

    ( ̄  ̄ )時給分の仕事・・・・・

 まあ、何はともあれ、これで僕ちゃん文系だからノーベル物理学賞の内容分かりませんとか平気でほざくキャスターを飼っているような連中とは正式に縁が切れたわけ(なのか?手続きしてないから金払えとか平気で言いそうな連中だ)


    (‥ )いいかね。死んだNHKだけがいいNHKだ。
 ∧∧
( ‥)はあ
 
 

その壁はなんである?

 
 ∧∧
(‥ )テラスに出していたサクラソウの花が
□   咲きました

    (‥ )ドイツは今日、明日と暖かいみたいだ
        あちらもそろそろサクラソウが咲くのかな?

 さて

 すでに昨日、のそのそと歩いた三浦海岸、そしてその台地。歩いて、見て、そして帰ってからまたgoogleで思い出に聞かされた家を探してみて、そんなこんなでなんか気がついたことがある。

 ∧∧
( ‥)うねうねの谷間が分岐する股にあたる部分では
\-  岩石が壁のように露出しているみたいですね。

    (‥ )?! 確かに昨日見た谷間はそうだったよなあ。

 はてねえ、浸食ってそういう作用をするの? まあ分岐した谷がそのままさらに浸食されると分岐点のV字状の突出部は、上から見ればたしかに台形を逆さにした形になるといえばなるか。

 つまり \  /  → \__/  
      \/
 

 ∧∧
(‥ )重機を入れて削ったとか?
\-
    (‥ )谷間はどこもかしこも畑だからね。
        でもそんなことをしてもあまり広く
        ならないぜや。

 そういえば海岸近くの小さな崖を見たら、海岸の岩石と同様?の岩ががさがさに崩れて砂と一緒に埋まった層が露出していたけども、ああいうのって浸食の過程で崩れて流されて埋まったくずだろうか?

 ∧∧
( ‥)谷間の壁が出来る過程で崩れた岩石も
   含まれているとか?

    (‥ )かもしれないね。

 あの壁は何?

 

2010年3月17日水曜日

そしてその場所を探しにいった

 
 ∧∧
( ‥)でっ、始発電車に乗って三浦半島まで
    いってきたというわけですか・・・

     ( ‥)7:15には海岸につくという
         この速さ。

 海岸の岩石に残る生痕化石を眺め、部屋で飼っているイソギンチャクのために海水をくみ、そして歩き始めました、緑のうねうね目指して

 ∧∧ やっぱりうねうねの正体は谷間の斜面ですね
(‥ )
 -( ‥)河川の浸食だよねえ。

 うねうねの中にはどれも小川が流れてる。ところどころ海岸のものと同じ堆積岩がわけわからん方向を向いて露出していたり、堆積岩の上に関東ロームが乗っているせいか湧き水がわいていて、そこにはオタマジャクシたちがいたりする。深海の堆積物と火山灰の堆積物の中にオタマジャクシがいるのはなかなか愉快。

 ∧∧ 道がなくなりました
( ‥)
 -( ‥)むう

 谷間の奥はさすがに手つかずで完全な森とやぶに覆われていた。いけばいくほど歩きづらくなるし、小川の浸食で溝まで出来ている。しょうがないのでマムシグサを傍目に見ながら、斜面を無理矢理に登って出てみれば、そこは台地の上、一面がダイコン畑、そして見つけた目指す家。

 三浦半島ね。子供の時、そこにあった別荘のような家に何度かつれられていったことがある、しかし今ではどこにあるのか分からない。近くに漁港があって、周りは畑で、他に家がなくて、農道を通っていった場所にあって・・・。

 そんな思い出話を聞きつつ、はて、それならgoogleでも位置が分かるのではあるまいか? あのあたりは人家が少ないわけだし該当する特徴的な家なら航空写真で充分に分かるだろう。

 そう検討をつけてみれば目的の場所のすぐ近くにあるじゃないですか、なんかかなり記述に合う家が。じゃあだったら谷間と地層の観察と一緒に見に行こう。航空写真から見るにその家がある場所は地形的には浸食されて成長する谷間の、本当に一番奥。ようするにこれから台地が削れ始めたところだよというところであって、つまるところ目的の谷を突破すればそれでそのまま辿り着けるって案配(谷間が途中で分岐するので正確には家の横に出る)。

 ∧∧ そしてドンピシャリ目の前に出ましたね
(‥ )
 -( ‥)それはいいのだけども、むう、意外と
   -□  近くに人家があったなあ。

 航空写真ではもっと孤立して見えたのだけども、現場に立ってみると意外と近所の家が目立つ。聞かされた思い出話にかなり合致する家なのだけども、整合しないところがあるのも事実。

 ∧∧ もう少し、手広く探してみますか
( ‥)
 -( ‥)地層を探しつつ、家も探してみよう。

 帰り際には赤土の露頭を観察。なかなか考えさせられるものがある。

 

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